カテゴリー「by 投人ボビー」の33件の記事

2010年3月~2011年2月

2010年11月 7日 (日)

素人の素人による素人のための投げ釣り研究…キス引き釣り編:第一章…投げ釣りに関する論理的解析

『釣り』…この言葉の中にあらゆる釣りのメソッド(手法)が含まれていると思うとかなり窮屈な気がしますね。

それくらい多様なメソッドの中で、『投げ釣り』ほど矛盾を抱えた手法(釣り方)はあまり無いのではないでしょうか

そして、考えうる限り最も遠くに居る最も小さな獲物を狙う釣りともいえないでしょうか

今回は投げ釣りに関して論理的に解析してみようと思います。

先に挙げた投げ釣りの特性については後述しますので宜しくお願いします。

①機能的分類

投げ釣り全体をぼんやり眺めてると特に気にならなかったのですが…

注意深く観察するようになって気付いたことがあります。

『投げる』ことと『釣る』ことが明らかに矛盾してる

この事実は投げ釣りのシステムを機能的に分類するとわかりやすくなります。

体に近い方から分類していきますと…

『ロッド&リール』…投躑装置・送受信装置・回収装置

『道糸』…投躑装置・送受信装置・回収装置

『力糸』…緩衝装置

『天秤』…投躑装置・送受信装置・バネ装置・緩衝装置

『幹糸』…送受信装置・緩衝装置

『ハリス』…送受信装置・緩衝装置

『鈎』…捕獲装置

このように列記してみて、あることに気がついたんです。

天秤を境にして人間側と魚側では求められる機能的特質が全く違う

ロッド・リールは『より遠くまで仕掛を届けられる』投躑性能が求められます。

その結果、剛竿の穂先は固くなり…伸びないPEラインを通しての魚との『力学的接触』は極めてソリッドなものとなります。

『投げる事を極めるほどに釣りにくい条件となっていく』

これが投げ釣りの本質なのではないか…現在、私が感じていることです。

この矛盾を解決するには

この問いについてもさきほどの機能的分類がヒントになりますね

機能的要素が最も多く、『釣る』為の機能を鈎以外で唯一与えられた…天秤こそが投げ釣りのもつ『矛盾』を『合理性』に変えてくれる魔法のアイテムだったんですね

大概の釣りは視認できない所にいる魚に鈎を咥えさせ、それを知る(アタリをとる)ことで鈎掛かりさせる(合わせる)わけです。

例えばウキ釣り…この釣りは魚に対して極めて有利な釣りと言えるでしょう。

ウキの浮力分しか抵抗がないので極めてナチュラルに食い込ませることができます。

投げ釣りは大きく分類すれば『探り』系の釣りになりますね。

魚の挙動をライン・ロッドに伝達された振動で感知して後の処置を行うわけです。

例えばメバルの探り釣り。特に至近距離のメバルを相手にノベ竿を使ってやる釣りでは穂先でアタリをとるのは素人だと言われます。目印としてラインに取り付けた発行体の挙動で『前アタリ』を感知し、『掛け合わせる』のが上級者とされます。

これも投げ釣りに全てあてはめるのは無理がありますね。

投げ釣りの特殊性はやはりその『距離』にあるようです。

どれだけ『遠く』に居る魚を相手にしているか

自分に置き換えて冷静に考えてみました。

ウキ釣り…ウキの挙動を視認できる距離=十数メートル

探り釣り(ノベ竿)…最大約13メートル

探り釣り(磯竿+リール)…数十メートル

船釣り…瀬戸内なら数十メートル

投げ釣り…最大約180メートル

圧倒的に投げ釣りが遠いポイントを狙うわけです。

そして狙う魚が10センチ程度のキスだとすると…

かなり厳しい条件の、難しい釣りをしていることになります。

だからこそ、いい大人を虜にできる魅力があるんでしょうね

今回の解析により、私にとっての『理想のキス釣り』とは…

『出来うる限りの遠距離を範囲として、獲物に違和感を与えず捕食するように仕向け、その挙動を出来うる限り高感度に感知、捕獲できる釣り』とういうことになります。

この理想を実現するべく、次回はタックルに関して考察を進めていきたいと思います。

『お断り』

この文章は素人釣り師がその主観のままに独りごとのように吐き出したものです。読後の感想は色々あると思いますが、どうぞ寛容に受け取ってやってください

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2010年10月18日 (月)

素人の素人による素人のための投げ釣り研究…キス引釣り編:序章

拙者ブログをご覧の皆さま、こんにちは

腰痛と闘っている間に季節はすっかり秋に移り、絶好の釣りシーズンとなってきました。

キスは一服状態でしょうが、瀬戸内ではカレイがそろそろ…とか。

またイイダコがハイシーズンに突入しており休日の海辺は多くの釣り人が並び賑やかな状況ですよ

投げ釣り以外でもアオリイカ・太刀魚・メバルなどなど…釣り好きには居ても立ってもいられない好シーズン

なのに私は…

余計に凹みますよね

釣りに行けないもどかしさと付き合うには仕掛を作ったりタックルをいじったりするのが『良薬』になるのですが…腰痛のせいでそれらすらできないまさに苦悶の日々が続いている私、投人ボビーです。

前回お知らせしたように、少しずつですが腰は回復の兆しをみせており…頭の中で釣りのことを考えるくらいの状態には戻ってきております。

…なので、いよいよ連載開始します

『素人の素人による素人の為の投げ釣り研究…キス引釣り編』

私の現在までの経験と知識を総動員してキスの引き釣りに関する考察を進めていきたいと思います

今回は『まえがき』として…この連載に関するいくつかの定義付けをしておきたいと思います。読者の方々にはこの『まえがき』の内容をご理解いただいたうえで、これからしばらくこの拙いレポートにお付き合いいただきたいと希望します o(_ _)oペコッ

『序章…ショボいけどちょっとだけ参考になれば…。』

私が本格的にキス釣り(引き釣り)を始めたのは今年の春からです。

『本格的』…すなわち自分から積極的に情報を収集して実践し、釣り方を工夫することを考えるようになってから半年ほど経ちます。

それ以前から『引き釣りらしきもの』はしていましたが、今考えると現在の釣りとは全く別物であるように思います。

初期のキス釣りは…『釣り雑誌に載ってる程度の知識と市販品を適当に組み合わせて釣れる魚を待つ』釣りであったと思います。

いわゆる『釣れるかどうかわからんけどとりあえず投げてみよう』的な感じでしょうか

自分独りの視野の中で単純に戯れるだけならそれだけでも充分に楽しいのでしょうが…

『トーナメント』というものに出会い、『誰かと釣る』『釣ることを競う』感覚を味わってからこの釣りとの向き合い方が全く違うものに変化していきました

先にお断りしておきます私は『勝つ』為にトーナメントを志向しているのではありません

『キス釣りに対する高揚感と探究心を強く刺激される』快感にハマってしまったから…

この感覚に侵されて以降、大げさな表現をすれば…

『寝ても醒めてもキス』的な状態になりました

この過程において考えたこと・感じたことを『形』に残しておきたいと思い、この連載を決断したというわけです。

ここまででお気づきになった方がほとんどだとは思いますが、誤解を招かないように念のためお断りしておきます o(_ _)oペコッ

①私はキス釣りの奥義を極めた名人ではありません

タイトルは謙遜でもなんでもなく、ありのままの気持ちです

よって上級者の方々が目を見張るような内容は期待しないでくださいね

ビギナー的なショボおい内容なんです、きっと…。

ただ、私と同じくらいの視野・目線の方々に対してなにがしかの共感・刺激を…その程度のつもりで記していきます。

②この連載内容は極めて主観的なものです

もし仮に、『ちょっと真似してみようかなぁ』ていう内容があったとして…

真似してみたけど全然効果なかった…からといって悪く思わないでくださいね

ちょっと決め付けたような表現をしたからといってあくまで『自分の中での決め付け』ですから、既存のセオリーや定石を批判・否定するものでは全くありません o(_ _)oペコッ

『序章』なぁんて大げさなサブタイトルの割にはいきなりショボおい内容のような気が

次回からより具体的な内容でお届けしますので、あしからずご了承を…o(_ _)oペコッ

ちなみに次回は…

『第一章…投げ釣りに関する論理的解析』です。

うわぁ、抽象的

小難しそうなサブタイトル

しかし、きっと内容はショボいんだろうなぁ…

もう腰が限界です

今回はこの辺りで失礼します

   

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休載に関するお詫び…

拙者ブログをご覧の皆さま、ご無沙汰しております。投人ボビーです。

前回アップからかなり時間が経ってしまったことに関し、まずお詫び申し上げます。

言い訳がましくなりますが…この期間の休載に関して事情をお知らせいたします。

9月末頃より、腰痛を患っておりまして

実は数年前より不定期に発症しておりまして…疲労やストレスによって起きているようなんですが、今回は特に酷く

イスに30分も座っていられない有様

なんとかだましだましで仕事は休まずにおりますが、休日はほとんど身動きとれない状況が続いておりました。

先週より回復の兆しが見えてきまして…こうしてPCの前に座れる状態になりましたので遅ればせながらご報告させていただけることとなりました。

今現在は腰痛にやられてポッキリと折れてしまった『釣りモティベーション』の回復に向けて肉体的・精神的なリハビリに励んでいる次第です。

未だ長時間、PCに向かうことが辛い為…取り急ぎのご報告にとどめさせていただくことをお赦し下さいm(_ _)m

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2010年9月26日 (日)

今日も休釣…(涙) なんで四方山話を…。

拙者ブログをご覧のみなさん、こんにちは

日に日に秋が深まるのが実感できてる今日この頃‥いかがお過ごしでしょうか

各地区:ブロガー諸氏の精力的な釣行レポートを羨ましく拝見しながら、子供と家で戯れている私、投人ボビーです~

相変わらず仕事は多忙でありまして…昨夜遅くまで仕事、そして明日早朝から仕事と

せっかくの休みで釣りに出たいのはやまやまなんですが…

体を休めないと仕事に差し支えますし、家の用事も何かと気になります

そんなこんなで行事や外出の機会が増えるこの季節、私にとってはオフシーズン、座学期間なのかもしれませんね

前回の記事でサラリと公表させてもらいましたが…

私、今月で44歳になりました

そこで『自分へのご褒美』を企みまして…本日宅配便が『ご褒美』を配達してくれました

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カシオ『PROTREK PRW-1500YJ-1JF』

去年辺りから気になっていたモデルをゲットしちゃいました

方位・気圧・気温・高度・潮汐・月齢がリアルタイムでモニターできるスグレモノで、もちろん20気圧防水

太陽電池&電波時計なのでトーナメントでは心強い相棒になります

釣りだけでなく、登山やキャンプなどアウトドアで遊ぶ機会が多い私にとっては格好の『ご褒美』となりました

あまり釣りには関係ないお話になってしまいましたので、軌道を修正しましょう

『天秤の話』

最近、すごく好奇心・探究心を刺激されるのが…

『キスを確実に掛けることができる仕掛とは

鱚師にとっては永遠のテーマであり、果てない探究が始まったんだろうと思います

現代は情報氾濫の時代です。

ちょっとその気になれば、事の真偽は別にしていくらでも欲しい情報が入手できますよね

『知識』だけなら名人クラスてな人がその辺にゴロゴロしてるんだろうと思います。

けれど私はあえて独自の道を進みたいひねくれ者です

実釣を礎として、自分の『技』として確立したいそのメソッド…

なぁんて強がってみてもたかだか半年程度のキャリアでおまけに凡人ときてますからいきなりは無理な話

ここ数カ月は名人や師匠のメソッドを勉強し、自分なりに解析させてもらってます。

その過程で『天秤』の重要性に着目しています

そして、拙者ブロガーとしての任期中にぜひとも記しておきたいのが…

『素人の素人による素人の為の天秤・仕掛研究』

次回くらいから本格的にシリーズものとしてアップしていこうと企んでますので、興味をお持ちの方は読んでみてください。そしてアドバイスなどを頂ければ‥ありがたいです

今回は『前振り』として、今現在私がお気に入りで使用している天秤をご紹介

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(左)…拙者シンカー L型固定天秤

(右)…ダイワ トップガン S1.0

発泡錘や遊動天秤も所持していますが、思う所あって『原点回帰』

もっぱらこの二種を使用しています。

基本的にはノーマルのまま使用していたのですが、ごく最近…

我が師匠から伝授された改造(工夫)を施すようになりました

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仕掛側アームを力糸側アームに2回転ほど巻き付けてから展開するようにしています。

こうするとアタリがあった時の反発(抵抗)がよりシャープになり、手元感度も向上するように思います

このセットを基本として今後は天秤&仕掛研究に励んでいきたいと思っております

上級者の方々には目新しくもないつまらない内容だと思います

素人のやることだとおおらかに見守っていただき、たまにアドバイスと称してイジッていただければ…

さきほど、拙者HP掲示板にてSBC決勝大会でのBOZU氏の健闘結果を拝見しました。

ご本人は悔しいでしょう

しかし私は、カッコイイ帽子とベストをゲットしたBOZU氏が羨ましい

よしッ来年は私がッ……

勢いだけは一人前の投人ボビーでした~

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2010年9月21日 (火)

休釣週間続く…釣りに行かなくとも釣りを楽しむ!

拙者ブログをご覧の皆さん、こんにちは~

日中はまだまだ暑いですが、朝晩は『秋』を感じさせる気候になってきましたね

エアコンのお世話にならずに快眠できるようになってから体調快調で食欲モリモリ

メタボ化が心配になってきた私、投人ボビーです

今月…実はバリバリのトーナメントシーズンなんですよね、考えてみると。

月頭にはG杯全国大会(赤竿☆のぎたんさん、出場おめでとうございました

そして今週末にはSBC全国大会(BOZUさん、頑張ってくださいね~

そして私は…すっかりオフシーズンモードに入ってしまってます

春先以降、釣りに結構な時間を費やしたしわ寄せがここにきて自分の首を絞め始めたようです。

先々週は体を休める為に休釣

先週は行こうと思っていましたが、家の用事が随分溜まっている旨、奥さんから指摘があり…

結局、休釣となってしまいました

でも、よくよく考えてみるとこれはこれで健全な状態なんですよね。

愛すべき家族がいて、守るべき家があって…それらを放置して釣り三昧っていう方が今の私には異常というか、不健全な状態なんだと思います

一方で私の釣りに対する情熱・愛着は相変わらずメラメラとしております。

この相容れない感情のバランスをとる為に私が日頃実践していることを今回の話題にしてみたいと思います。

①道具いじり

これは釣り人ならばだれしも思い当たる『習性』ですよねぇ

ここのところ、あまり積極的にできてませんでした

その理由は…『釣り部屋』にエアコンがついていない為、さすがにやる気がおきなかったんですねぇ

この『遊び』がエスカレートすると、自宅で妄想に耽っている方が楽しくなる恐れがあるので自重しながらぼちぼち楽しんでいきたいと思っております。

一番最近手がけたものと言えば…

『スペーザ13Lのトーナメントユース改造』ですかね

8Lのクーラーを購入・使用してますが、スペーザの収納性能やデザインもなかなか捨てがたく…TPOによってはトーナメントに出動させたいと思ってちまちまといじり続けてます

先週末、1時間ほど時間が取れたので入手はしていたものの取付ができていなかった『ドリンクホルダー』と『サブサイドボックス』を取り付けてみました

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『サブサイドボックス』…拙者さんとこのカスタム品が発表される前に購入していたオリジナル品を自分なりにアレンジして取り付けてみました

私のごく個人的な好みとして、サイドボックスの蓋は外側に開く方が使いやすいので…

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こぉんな感じです

このスペーザ、まだまだイジりたい所があります。

例えば…写真に写っている『アシストバー』(アシストポーチを固定しているパイプ状の部品)、これを取り外せば幾分かの軽量化になるはずとかね

こうゆうのも立派な趣味として確立できるので、これから時間を見つけてはチマチマとやっていきたいと思います

…山口のしんちゃ~ん久々のカスタムネタ(小ネタですみません)ですぅ

講評・アドバイスよろしくです

②仕掛作り

これはトーナメンターを志すものなら当たり前の作業なんですよね

今回、ご紹介したいと思ったのは仕掛そのものではなくて…

私がどこでどうやって仕掛を作っているかてことでして

ご自宅に小さなお子さんがおられるパパ鱚師さんや仕掛を作る暇が無いとお嘆きの方々に幾分かの参考になれば…と思って発表させてもらう事にしました

私、最初は家で仕掛を作ってました。でも、色んな不都合がありまして家で仕掛作成をするの止めたんです

『不都合①』…始めると必ず子供達が寄ってくる

子供達が悪いわけじゃないんですが、とりあえず危険ですし集中もできません

『不都合②』…そんなこんなで家族が寝てからやると、当たり前ですが睡眠不足となり仕事を始め生活自体に支障をきたしてしまいます

さあ困った家でできないとなるとどうするか…

閃きました

私は某自動車メーカー(私の愛車をご存知の方ならどこかおわかりですね)の製作所(工場)に勤務しています。よって仕事に入ると学校のように規則正しいスケジュールで行動します。昼休憩の時間や就業前の空き時間が毎日必ずあるんです…これを活用しない手はありません

6月頃から試し始めて色々と試行錯誤した結果、資材・方法が確立できました

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これが私の『携帯仕掛作成キット』です

てゆうか、何の変哲もないポーチですね

もともとプライベートで使用していたものなのですが、サイズが携帯に丁度よくて今はお気に入りです

本当は見た目もそれらしい、専用のミニトランクのようなものを探したいと思っております。

心当たりのある方は是非ともご一報下さいね

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そしてこれがポーチの標準的な中身です。

作りたいものに応じて中身を入れ替えて会社に持参、休憩時間にこれらをテーブル上に広げて仕掛作成に精を出します

最初は興味津々で見物していた同僚も、今はすっかり慣れてしまいました

一回に作成できる量はたかが知れていますが、この方法なら毎日できますからコンスタントに仕掛の補充や新仕掛の作成が出来ます

仕事が忙しいといっても休憩時間は必ずあるわけで…時間を有効に使うと何とかなるものですね

さて、先日拙者さんからお便りが届きました

お誕生日を迎えられた由…おめでとうございます

実は私も今月12日に44歳になりました

50歳までにしっかり体をいじめて、末長く投げ釣りが楽しめる土台作りをしたいと思っています

最後は応援メッセージで締めくくりましょう

BOZUさん…勝ち上がった以上は『素人』も『名人』も関係ありません

たくさん釣ったもんが勝つ…それだけのことです

たくさん釣ってテッペン獲っちゃいましょう

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2010年9月 7日 (火)

瀬戸内釣行記…欲求不満爆発!

拙者ブログをご覧の皆さま、『酷暑』お見舞い申し上げます

『観測史上最も暑い8月』が終わり、『観測史上最も暑くなりそうな9月』が始まりましたが、いかがお過ごしでしょうか

普段、これといったメンテナンスをしていない我が家のエアコンがフル稼働によって突然故障したりしたら…想像しただけで恐ろしい事態を想像して独り不安に駆られている私、投人ボビーです

今回からやっと本来のスタイルに軌道修正、採れたてピチピチのネタでお送りしたいと思います

8月1日の釣行以来、家族サービスやら夏バテやらのおかげで釣りから遠ざかっていた為、私の『プルプル禁断症状』はMAX

そこで9月5日の日曜日は何が何でも釣りに行く事を心に決めて段取りを整えておりました。

『久々じゃけぇ、心ゆくまで投げ倒しちゃる

気合が入りまくっていた私に思わぬ冷や水を浴びせてくれたのは他でもない、我が息子『達ちゃん』でした。

釣行前日の夕食時…

達ちゃん…『パパ~明日、釣り行くん

ボビー…『おぅッ

達ちゃん…『達ちゃんも行きたいなぁ

ボビー…『ええぇッ

誰にも邪魔されずに羽を伸ばしたいと勝手に思っていた私が甘かった

大人(親)のワガママはみっともないのでパチンッとスイッチを切り替え、親子で釣行する事にしました

9月5日(日) 天候‥快晴猛暑

起床は5:30、自分の準備を済ませて一服していると二階から物音が…

達ちゃん、起こされるまでもなく自力で起きれました

7時過ぎに自宅を出発、いつものルートで昼飯・エサ(砂虫)を調達して北木島行きフェリー乗り場に到着。2人でマッタリしている所にフェリー到着

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『第十八大福丸』という名前の船です。

この船の船長(社長)と仲良くなると色々良いことがありますよ

気さくで和やかな良い人です

楽しい船旅はあっという間、北木島に上陸です。

我々がまず向かったのは港近くの護岸。

ある人と会う為です

このブログにたびたび登場している我が師匠『S崎氏』なんですが、キス釣り以外にも造詣が深く、特にエギングはキス釣り並に大好きなんです。例年、9月に入って『落ち鱚』が始まるまではもっぱらエギをシャクってるんだそうです

その師匠が始発(6時)で入釣してシャクってるので挨拶がてら覗きに行ってみると…

仕事絡みのお仲間数名と並んで釣っている師匠を発見

シーズン初期なのでサイズは小さめですが、10パイほど釣られていました。

ここで師匠から悪魔の誘惑が…

『シャクってみる

エギングはやった事がない私を引きずりこもうという魂胆です

ちょっと寄るだけのつもりがここから約2時間、エギング講習&特訓

結果はBOZUでしたが、かなり面白い釣りなのはよく解りました

師匠の策略にハマり、近日中に本格的なエギングデビューするのは間違いなさそうです

さて、11時を過ぎた頃に師匠グループと合流してキス釣りをスタートです

ポイントは北木島南東部の通称『浅海の浜』

北木島の中でもお気に入りのポイントです

タックルを担いで浜に降り、達ちゃんのタックルをセットしようとしていると…

達ちゃん…『パパ~

ボビー…『ん

達ちゃん…『俺、海に入る~

いきなりパンツ一丁になって波打ち際に走っていきました

あまりの暑さに釣りより海水浴を選んだ息子さんでした

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ちなみに私は裸になってませんョ

波口での釣果は期待できなくなりましたが、私は勿論釣りを開始です

久しぶりの感触を楽しみながら青竿をキャスト発泡錘&半遊動天秤&9号鈎3本仕掛を4色程度からサビきますと…

『プルル~』来ました~忘れかけてたこの感触

サイズは15cmほどでしたが、やはりキス釣りって楽しい

釣況自体は何となく『夏枯れ』の様相で、渋めの展開です。

時に波打ち際を大きなナルトビエイが悠然と泳いだりしてますし

鈎にのったキスが謎の大物(おそらくエソですね)に強奪されたり

テカミ・チャリコ・フグが連で揚がってきたり

それでも最大で20cmのキスが気持ち良いアタリを送ってくれました

釣果は公表するまでもないものでした(7匹)が、この人が満喫してくれたので良かったよかった

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帰りのフェリー乗り場に着くまでに満足の爆睡

そして、もうひとつ嬉しいサプライズがありました

私の九州の釣友『BOZU』氏がダイワ・スーパーバトルカップ・ブロック大会で4位入賞し、全国大会に進出されることになったとの知らせがご本人からありました

ご本人の精進の賜物でしょうが、キャリア的に近い立場のBOZUさんの躍進はものすごい励みになるんです。負けてられんっ

帰宅途中から心の中にモヤ~としたものが発生しました

『欲求不満』です

『消化不良』ともいえるでしょうか

要は…『釣り足りない

偶然、翌月曜に私は有給休暇を取得していました。9月も仕事はフル稼働の忙しさで体を休める為の予備休日として何の用事もないのに取得していたものです。

帰宅するまでにあれこれ考えます…

『連日の炎天下はキツいかなぁ

『釣ったキスはこの前キャンプ用品貸してくれた奥さんの友達にあげようか

…で、帰宅して奥さんに許可を申請すると…OK

9月6日(月) 天候:快晴猛暑

4時半に起床5時過ぎに出発

目的地は前日と同じ北木島・浅海の浜に決めていました

その理由は…

①この時期、厳しいながら最も釣果が望めるのが北木島

②浅海の浜、そんなに活性低いとは思えない

③朝一の活性は期待できるかも

今回も砂虫一本で勝負です

6時発のフェリーに乗り込みます。船長と目が合い苦笑い

『昨日は子供釣れじゃったけぇ、消化不良なんじゃろ

おっしゃる通りですっ

北木島に到着してドライブすること、約10分。

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前日の続き、スタートです

『使用タックル』

竿…青竿33-405

リール…サーフべーシア35

まずは道糸0.6号(拙者PE)&拙者力糸1-7号(黒)&発泡錘25号&半遊動天秤&サーフキーパー&幹糸2.5号(海藻ハリス他)&ハリス1.5号(ホンテロンGP他)&9号鈎(キスR・ジャストキス他)のセッティングで開始します。1投1匹のペースでキスが掛かってきます。居場所は4~2色の範囲で群れは薄い感じです。

平日の早朝なので浜は独占状態斜めに投げてヒットレンジを長めに引いたりして数を稼ぎます

今回は天秤から先のシステムに関する考察と仕掛の積極的な交換をテーマにして釣りをしてみました。

考察の結果はいずれ発表させてもらえれば‥と考えています。

仕掛の交換は状況変化に対応する訓練のつもりで取り組んでいるものです。

今できる努力を積み重ね、来季のトーナメントで結果につなげたい

さて、話を元に戻しましょう

昨日感じたのは気のせいではありませんでした。

『キスがいなくなった』のではなく、『キスが居られるスペースが限られている』ようです。

キスを捕食しているような大型の魚の活性が上がり始めるとパタリとアタリが止まりますが、ポイントを変えてやるとちゃんと食ってきます

浜を縦横無尽に移動しながらの釣りは結構しんどかったですが、アタリをとりたい一心で夢中の数時間はあっという間に過ぎて…

14時半に納竿。

釣果…15~18cm 27尾 (10cm内外をリリース多数)

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釣果はすべて、奥さんの会社の同僚『H田さん』のお宅にお届けしました。

美味しく食べていただければ幸いです

一か月以上、釣りに行けなかった欲求不満が爆発、しっかり癒された2日間となりましたが現在、体は筋肉痛と日焼けで悲鳴をあげています

あと2週間はこの猛暑が続きそう、との予報も出ています。

皆さん、くれぐれも健康第一で釣りを楽しみましょおッ 

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2010年8月24日 (火)

瀬戸内釣行回想記③…師匠とデート

皆さん、こんにちは~夏休みの最終日に溜まった宿題を驚異の集中力でこなしてしまう…そんな子供の頃の生活習慣がいまだに抜けきっていない私、投人ボビーです

昔からコツコツ堅実な行動習慣が身に付かず、切羽詰まらなければ本来の力が発揮できないのが私の大きな欠点

拙者ブロガーになって少しは修正できるのでは‥と思ってましたが…

仕事の忙しさや疲労を言い訳にしてはいますが、本心は自己嫌悪

少しずつでも悪い癖は直し、コンスタント・タイムリーに旬の情報をお届けできるように努めますので、今しばらく暖かい目で見守っていただけると幸いです。

さて、湿っぽい話題はこれくらいにして本題にはいりましょう

今回は8月に入って唯一の釣行レポートをお送りします。

去る8月1日(日)、天気予報は快晴・猛暑

起床時刻は4:30。

今回、達ちゃんは不参加です夏風邪の経過観察期間中の為、ママから外出禁止令が出ましたので

よってある意味、今回は久々に本気モードの釣行なので気合いが入ります

行先はホームグラウンドの笠岡諸島・北木島。

そして今回…我が師匠・S崎氏とのコンビ釣行なんです

これは本当に久しぶり。このブログが始まった頃に紹介させてもらったことがありますが…運命的()な出会いをした時以来ではないかと。

それ以来、トーナメントに同行したりで結構一緒に釣りはしていましたがコンビ釣行は無かったんで…なんか少し照れくさい反面、少しは成長したか確かめてもらおうと気合いが入ります

笠岡・伏越港に到着、朝食を摂っていると師匠からメールが到着されたようです。

師匠の車に同乗してフェリーに乗り込みます

フェリーの乗員の方にもすっかり顔を覚えてもらったみたいで

知り合った頃の話などをしている内に到着

まずは『ゼロ番』からスタートフィッシング

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マイキスクーラーのツーショットです。

真夏の釣りにはダブルクーラーが必需ですね

ひとつはキスキープ専用(写真では青クーラーがその役)

もうひとつは人間用(ドリンク・弁当の保冷用)

どちらが不十分でも快適な釣りに支障をきたしてしまいます

さてさて、脱線したので軌道修正…

サイズはまぁまぁですが、ポツリポツリとしたペースで数が上がりません

2時間ほどで移動決定

行先は通称『チョウバ』と言われるポイントです。岩場からの近投で釣果が得られるとのことで青竿33から30に変更

感度重視の仕様に変更してキャストしてみます…といきなりの連アタリ・連掛け

これは期待できると打ち返しますが、そうはうまく運びません

私のキャスト方向で水上バイクが遊び始めました途端にアタリが遠のきます

それでもパラパラと釣れてはくるので移動も決められずダラダラと釣っていると…

水上バイクが一休みしている隙をついて軽いかけあがりがあるポイントにキャスト

着底後、慎重に仕掛をなじませていると…

『プルル~グィ~ン』来ましたなかなかのサイズです

『プルプル~』連続ヒット

慎重にリーリングしながら回収のタイミングを図っていると…

『ガッツン

一瞬、根がかりしたような感触のあと‥3匹目のアタリが

もう辛抱たまりませんだって3本鈎仕掛ですから

すっぽ抜けず、根にも掛からないように慎重にリーリングしているのを師匠もわかったらしく、回収後半から観察していたようです

天秤の先についていたのは…

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20cmオーバー×2+23cmの三連パーフェクトでした

『これは写真撮らないと…』と師匠が撮影してくれました

これで大満足…といかないのが鱚師の欲深な性

これ以降、アタリが遠のいたので再度の移動を決定

やってきたのは通称『矢倉岩横の階段状護岸』。

一転して遠投可能ポイントなのでタックルをチェンジ

青竿33-405をフルキャスト舗装されていてなおかつ水面から高さのある足場で飛距離が出ます着水7色が連発で超気持ちイイ

釣果の方もまずまずです。気持ち良いアタリで18~23cmのキス・ベラが途切れることなく揚がってきます

師匠が大きいのを連発したので、負けん気に火がつきました

乾坤一擲の大遠投は8色着水糸フケ取って7色半からサビき始めてしばらく…

『プルプルル~グィーンッ』来ましたッ

今日一番のアタリです

追い食いを待たずに慎重に回収…揚がってきたのは25cmオーバー

これで本日最長寸は私がゲットです

2時半前に納竿。釣果の確認をしてみることに…

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左が私、右が師匠の釣果です。

ちなみに私が37匹・師匠が30匹…何かちょっと嬉しい結果です

初めて師匠よりたくさん釣ったような

今回は素直に喜ばせてもらいました

師匠、またWWGGとガチンコ釣行しましょうね

ここのところ恒例と化している、持ち帰った獲物のお披露目

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この釣行以降、家族サービスや疲労回復の為の自宅養生などで釣行していません

3週間も空く精神衛生上良くないですね

来週は短時間でもいいから竿を振りたい

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2010年8月23日 (月)

瀬戸内釣行回想記②…鱚釣り&BBQ!

さて、今回は去る7月18日(日)の釣行を回想します

ある時、釣り仲間のK松氏からメールが届きました。

『鱚釣り&BBQやるよ~

字面を見るだけでヨダレが出そうなイベントです

予定を見ると日曜日勿論参加です

家族を連れてくる方もおられるようなので私は達ちゃん(我が息子・6歳)と2人で参加する事にしました。達ちゃんを誘ってみると‥勿論の即OK前回の釣行がいかに楽しかったかが推察されます

当日はお天気にも恵まれました2日前に梅雨明宣言以降、それまでの長雨が嘘のような好天で当日を迎えました

【注】この梅雨明以降、まともな雨もろくに降らず現在まで記録破りな猛暑が続くとはこの時だぁれも思ってないんでしょうなぁ

イベント開催場所は笠岡諸島・北木島

前週、とても良い思いをさせてもらったホームグラウンドです

今回は始発(6:10発)のフェリーに乗る予定なので、達ちゃんが起きられるか心配しながら当日を迎えました。

私の起床は4:30。前夜に大方の準備は済ませてあるのでやや遅めの起床でした。

さて、達ちゃんは‥パパに遅れること15分。見事に一発起床

親子2人、ご機嫌に準備を済ませて車に乗り込み5:15に出発

途中、いつものルートで飲み物・エサ(砂虫・チロリ)を調達して待ち合わせ場所の笠岡・伏越港に到着です

既に到着されていたK松氏の車に荷物を移して同乗、フェリーに乗り込みます

今回、参加された方々なんですが…すごい方ばかりでした

2010・SBC四国大会の優勝者、同3位入賞者はもとより岡山県内の強豪キストーナメンターがずらりと並んでます

初対面の方々に挨拶をすませますが‥私の事をご存知の方が多く恐縮するやら嬉しいやら先走りしている知名度に早く腕前を追いつかせなければ…

そんなこんなで北木島に到着。

前回、痛い目に遭った『ゼロ番』をベースキャンプとして11時まではフィッシングタイムです。皆さん、思い思いの場所に散っていきます

私の行きたいポイントは‥もちろん、前回爆釣した『浅海の浜』

K米氏・O智氏親子をお誘いして入釣しました。

K米氏こそ上記、SBC四国大会のチャンピオン今回、始めて一緒に釣りをさせてもらうので少し緊張しましたが‥とても穏やかな方でよかった

まずは達ちゃんのタックルをセットして投入

自分のタックルを準備しながら『そろそろ釣れたコールが‥

と思っていると…

『パパ~動かんようになった~

そ、そんなバカなぁ~

前週と同じポイントなのに‥何故か

ここから達ちゃんタックルの根がかり地獄が始まります

たまぁに根がかりをスルーすると良いアタリとともに…

100718

良型ゲットで達ちゃん写真に初登場です

前回が良すぎたからでしょうか、今回は全体的に群れが薄かったみたいで釣れ時が長続きしませんでした

時間が短かったせいもあるでしょうが、前回と比べて消化不良状態で11時を迎えました。

撤収してベースキャンプに戻るとBBQの準備が始まっていました。

お手伝いしながら『ゼロ番』の釣況を確認すると‥爆釣

今回はちょっと噛み合ってないみたいですね

てことで、BBQ開始です

Bbqin100718

鱚釣り好きの鱚釣り好きによる鱚釣り好きの為のBBQパーティー

食べているのは牛肉・豚肉・野菜ですが、話題は鱚のことばかり

お腹が膨れた人からめいめいに釣りを再開します。

自由な雰囲気でノビノビと遊ぶことができ、とても楽しい時間を過ごすことができました

この場を借りて、主催者のK松氏・S崎氏を始め、参加された皆さんにお礼申し上げます。

楽しい時間はあっという間に過ぎていきます。

3時のフェリーに合わせて閉会。

今回、魚はたくさん持って帰れませんでした

100718_2

…しかし、地元でこんなにたくさんの鱚師達と遊べるようになったこれは私にとって大きな収穫になりました

【注】ちなみにK松氏はキャンプのエキスパートでもあり、このお盆休みにはお誘いを受けて山陰の某所にてキャンプにご一緒させてもらいましたその節にも大変お世話になり、家族ともども感謝しております   

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瀬戸内釣行回想記…親子で爆釣!

拙者ブログをご覧の皆さん、こんにちは。投人ボビーです

ホントにおひさしぶりで、皆さんに忘れられてないか心配です

もはや『熱い』と表現した方がよいと思えるほど暑い日が続いてますが、体調崩したりしてませんか

私の夏バテ防止法は気合いと根性でしっかり食べることそれもにんにくをこれでもかって位に食べますおかげで職場ではにんにく臭い汗できっと嫌われてます

でも、猛暑日に一日鱚釣っててもへっちゃらなくらいスタミナはつきます

『そりゃ、アンタが鱚ジャンキーだからだろ』って…正解です

でも…今夏の猛暑にはやや押され気味です

猛暑だけならまだましなのですが…こんな時に限って仕事が超多忙でして

残業・休日出勤の連続で自宅パソコンの前に座る暇も余力もありません

ふと我にかえって見れば前回アップから軽く4週間過ぎてます

これはマジでやばい

溜まったネタも既に賞味期限切れ

しかし、自分の思い出として恥ずかしながらアップする事にしました。

てことで今回からしばらくは

『遠い過去の釣行回想記』となりますつまらない内容で申し訳ありませんが、あしからず…。

さてさて、本題にはいりましょう

JC九州から帰った翌日、奥さんからこんな話を聞きました。

奥さん…『タッちゃんが釣りに行きたいってよ

ボビー…『よっしゃ連れてってやるよけど、今日は無理。パパ疲れてるし、釣り道具の手入れせんといかんからね

タッちゃん…『はぁい

数日後、奥さんからこんな一言が…

奥さん…『タッちゃん、結構凹んでたよ

ボビー…『なんで

奥さん…『あの日に行きたかったみたい。』

ボビー…『そんな事言われてもなぁ

奥さん…『パパ、約束したのに‥って言ってたよ。』

ボビー…『約束

奥さん…『九州から帰ってきたら釣りに連れてくって…。』

ボビー…『確かに言ったけど、帰った翌日とは言ってないよ

奥さん…『子供にはそんな感覚無いのよ約束、早く果たしてあげてね

なるほど…勉強になりました

よって、息子との約束を果たすべく週末に釣行する事に決定

ただ、この時にはまだ梅雨が明けておらず天候が心配です。

週間天気予報をチェックしてると土曜日だけ雨が降らないようになってます。

しかしこの週、私は夜勤なんで土曜に釣行するなら夜勤明けからそのまま寝ずに行くことになります

でも、息子との約束はきっちり果たしてやりたいそれも雨なんかに邪魔されずに…

て事で、7月10日朝イチから不眠で釣行する事に決めました

釣行先ですが、笠岡諸島でキスが好調らしく乗り物好きな息子を喜ばせてやりたいと思い、北木島に決定

そして、JC九州でお世話になったS山氏も同日、北木島に入釣されるとの事で一緒に竿出しする事になりました

そして仕事の休憩時間などを利用して仕掛作成に精を出し…バタバタと当日がやってきました。

金曜の勤務が終わったのが土曜・午前4時半まっすぐ帰宅し、シャワーをざっと浴びてから準備を整え…軽く食事を摂ったら時間は6時になっていました。

息子の様子を見に二階へあがると…熟睡中起こすのが気の毒ですが、約束は約束てことで…

『達ちゃん、釣りに行くぞ~

耳元でささやいたその時

息子の目がパチリと開き、ガバッと飛び起きました

父親のDNAを見事に受け継いでいることが証明された瞬間でした

遊びに行く時には超・優等生の達ちゃんてきぱきと準備を整え、7時過ぎには出発

途中、昼食・飲み物・エサ(砂虫・チロリ)を調達して出港30分前には笠岡・伏越港に到着しました。しばし時間潰しをしているとフェリーが到着。

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45分ほどの船旅は息子にとってすごく楽しいのでしょう、終始ご満悦の達ちゃんでした

S山氏とは11時に合流する事になっているので、まずは待ち合わせ場所にしている港近くの護岸・通称『ゼロ番』で竿を出す事にしました。

このポイント‥潮が速く、近場は根が荒いため子供のタックルでは無理があるかなぁと心配してましたが…

予想通り

達ちゃんのタックルを3色位に投入、彼に渡して自分のタックルを用意してると‥

『パパ~動かんようになったよ

ロストした仕掛をセットし直して再投入、彼に渡して自分のタックルを投入すると‥

『パパ~また動かんようになったここはダメじゃなぁ

またまた仕掛をセットし直して投入、彼に渡して自分のタックルに戻ると‥

『パパ~やっぱまた動かんようになったよ~もう場所変えた方がいいんじゃない

ごもっともです

予定時刻にS山氏が到着するまでに釣れたのはピンギスが1匹のみ

S山氏の勧めで通称『浅海の浜』と呼ばれるポイントに移動

このポイント‥遠近まんべんなく魚影があり、砂地あり岩礁ありと変化に富んだ海底地形の為隠れた巨鱚ポイントでもあるとの事。

折れかかった心を奮い立たせ、心機一転で再起動です

まずは達ちゃんのタックルをセットして投入彼に渡して自分のタックルをセットしていると‥

『パパ~』 あちゃぁ、またあの悪循環か

『何かプルプルしょうるよ

なんと今度は入れ食い状態で自分のタックルに触れない

嬉しい悲鳴をあげながら自分のタックルを投入できたのは随分後になってからでした。

その頃には入れ食いにご満悦となった達ちゃんは浜遊びを始め、しばらくは集中して釣りができそうです

5月からトーナメントの釣りに没頭していたので半ば忘れていた良型のアタリ・引き味が連発します

暑さも忘れて夢中で投げ・サビきます

まさに『絶好調』見る見るうちにクーラーがキスでいっぱいになっていきます

好釣果で『ピンギス症』のリハビリが進み、20cmのキスが小さく見えるようになってきたその頃に『やつ』がやって来ました

良型を狙って巨大なシモリ周りを狙って投躑、6色付近からサビき始めて間もなく‥

『プルプル』 明確な前アタリに反射的にフリーズ

『ガツン』 パワフルなトルクで一気に向きを変えたようです

『ギュイーンッ』 反転した勢いのまま青竿33号の穂先を1m以上持っていく走りをみせます。こいつはデカい

モトス2.5号・ハリス1.5号・9号貼鈎のパワーを信じてゴリ巻き

無事に揚がってきた『やつ』は見事な魚体をした白鱚でした

メジャーに当てると…27cmオーバー自己記録更新です

その後も納竿まで心地よい鱚とのやりとりを満喫する事ができました

S山さん、楽しい釣りをさせていただき感謝末長く、息子ともども宜しくお願い致します

帰宅して釣果をお披露目

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ママもビックリの大漁でした

半分ほど実家におすそわけ残りは刺身・唐揚にして美味しく頂きました

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2010年7月25日 (日)

JC九州大会参戦&遠征レポート(Vol.4&番外編)

拙者ブログをご覧のみなさん、こんにちは

前回まで、JC九州大会参戦までのてん末をお知らせしてきましたが…今回は番外編としてオマケネタを

閉会式が終わり、team SESSYA の皆さんで記念写真を撮影

それぞれ駐車場に戻って帰る準備をしている時の事です。

…実は私、奥さんからの指令により『裏ミッション』を携えて九州に上陸していたのです

その『裏ミッション』とは…

『鶏卵素麺をゲットする

『鶏卵素麺』とは…私共夫婦が新婚旅行で博多を訪れた時に出会った幻の博多銘菓でして

奥さんがお土産としてぜひともゲットしてきてと言うので頑張ることにしたのです。

が、どこに売ってるのかがわかりません奥さんも記憶が定かでないとの事。

そこで、地元九州の方ならご存知だろうとタカをくくってまずは國さんに聞いてみました

ボビー…『國さん、鶏卵素麺て知ってます

國さん…『

あれ

ここにじーじ3氏となお姫氏が参入

ボビー…『鶏卵素麺てご存じですか

じーじ3氏…『初めて聞くね。』

なお姫氏…『鶏卵でできた素麺なんですか

あれれぇ

そこで一番あてになりそうなこの2人に直撃

ボビー…『拙者さん、BOZUさん‥鶏卵素麺て知ってる

拙者氏…『何それ

BOZU氏…『僕は知らないですね。』

あちゃあ

本州方面のSAに間違いなく置いてあるのがわかれば手抜きができたのですが…まさかの情報ボウズ

仕方ないのでダメもとでWeb検索してみると…フツウにヒットしちゃいました

住所のナビに入力して博多に向かいます

博多の中心部に入ってコインパーキングに駐車。お店に電話して詳しい場所を確認してから徒歩5分ほど…無事にお店に到着です

『松屋菓子舗』さん。このお店でしか鶏卵素麺が買えないことを後で知りました。地元の皆さんもご存じない幻の逸品をゲット成功です

この為だけに訪問した博多での滞在時間は…わずか20分ほどでした今度はゆっくりお邪魔したいものです。

鶏卵素麺に興味がある方…

『鶏卵素麺 松屋菓子舗』をキーワードにしてWeb検索してみて下さいね

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