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2023年9月の4件の記事

2023年9月24日 (日)

布引海岸はやや期待外れでした!

 9月も下旬になりました、ようやく暑さもひと段落の今日この頃、厳しい釣行が続いていましたので、この厳しい状況もひと段落したいですね。
 今回は好釣情報が続いている布引海岸、ここに行くしかないでしょう、天候はやや微妙ですが北からの出し風予報で雰囲気は悪くありません。
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 5時過ぎに海水浴場Pに到着でした、SFCBの皆様も全員集合、まぁこうなりますね、雨がパラパラ来そうな感じで、カッパを着て西方面に皆さんと一緒に移動です。

 10分程移動したところでタックル準備、1投目は3.5色から引き始めますがアタリ無し、西方面に小移動しながら打ち返しますがアタリは出ません、これは想定外です、SFCBの皆さんも同じような状況のようでした。

 数回移動後にお近くのASAやんさん、あるじさんが良型を上げ始めました、お聞きすると4色以上とのこと、手前には居ないようです、自分も5色ラインを引き始めるとアタリが出てヒネクラスの2連、予想よりだいぶ遠いですね。

 その後は4色ラインでもアタリが出始め22㎝まで来てくれますが、雨が強めに降ってきました、もう少し先の西側へ移動するか迷いましたがP方面の東方向に移動します、この頃からピンちゃんが少しずつ増えてきました。

 10時過ぎに海水浴場Pに戻りました、取り敢えず布引は一旦おしまい、移動することにしました。
 タックル片付け中にお声をかけて来られた方は、TVでも有名な林さん、そういえば明日はガマの大会でしたね、下見されていたようです。

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 移動先はドス花の小場所です、1投目は3色ラインでアタリが出るも乗せられず、2投目は2色ちょうどで19㎝が来てくれました、その後2匹追加してアタリが遠のいた13時にまたも移動となりました。
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 次は富津の小場所です、狭いPにも車は停まっていません、早速マイポイントの根際付近を探ると、2投目でドスヒネの連が出ます、次投はアタリ出てステイしすぎて磯に入り込まれ根掛かり、何とかロストせずに回収しますが仕掛けは丸坊主、難しいポイントです。
 右へ小移動して磯の間のポイントを責めると今度は色鮮やかなワタリガニさんでした。
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 14時を廻ってしまいましたが、ここで遅めの昼食、上総湊の「スタミナ食堂」で担々麺と中華飯のセットを頂きます、ご馳走様でした。
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 布引に戻る前にチョット寄り道、新舞子海岸右です、水は濁りなく波も無し、期待しますがフグさんorピンさんのみ3投して諦めました。
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 最後は布引リベンジです、Pから200m程西に移動したところで再開ですがアタリを出すのはピンさんのみ、薄暗くなってきた18時前に2色で竿引きのアタリ、有終の美を飾れると思いきやイシモチさんの連でした。

 今週好調を持続して期待した布引は、良型が少し出たもののやや肩透かしの状況でした、来週末は何処へ行こうかなぁ。


<釣行データ>
場所:千葉県富津方面 日時:2023年9月23日(土) 小潮:満潮12時半頃 天気:曇り時々雨 釣果:シロギス22㎝以下33匹(ピン以下含む)
<タックル>
竿:シマノSP385EX+ リール: シマノKS45 拙者天秤&拙者超発泡(ウッド)シンカー 仕掛け:6~7号針4~3本(市販無限)、エサ:ジャリメ

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2023年9月17日 (日)

内房中心で2日間やってきました!

 9月中旬の3連休になりました、予定通りの2日間釣行です。

 そろそろ外房の良い情報が入ってもいい頃なのに、事前情報では全然ダメ、前週ソコソコ好釣だった岩井海岸からスタートする予定を組みました。

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★1日目(9/16)★
 現地到着は5時過ぎ、北側のPに停めスロープ下から実釣開始、ちょうど満潮時間です。
 1投目は17㎝とマイクロの連です、マズマズですね、2投目はマイクロの連、こんな調子で潮が落ちてゆき、マイクロが掛かる率が増えてきて、だんだんマイクロも掛からなくなりました、7時半前に撤収となりました。
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 R127を南下し船形堂の下、水は澄んでいて波もありませんが潮位が低く活性低そうです、案の定3投してすべてエサがそのままでやめにしました。
 次は那古海岸、木曜日に好調だったようなので期待します、2色ジャストで竿引きのアタリでしたが掛かりません、2投目も同じ距離でアタリ出ますがまたも乗らず、3投目でようやく乗って回収、良型キスを期待しますがイシモチさんでした、ガックリです、その後はフグのみのアタリで1時間足らずで移動となりました。
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 次の場所は市内を越えて西方面、塩見海岸に到着です、潮位はかなり下がっていて期待薄です、高級旅館前、塩見海岸右もアタリ無し、香谷方面の小場所に来ました。
 ここは1投目からキスアタリが出ます、16㎝前後の中型がソコソコ釣れてきます、マズマズ楽しめて集中しますが、風通しがほぼ無く汗ダラダラ、水分補給しながら打ち返しますが12時半でギブアップとなりました。
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 館山市内で昼食の予定でしたが、お祭り渋滞&通行止めで市内を右往左往し、ようやく丸亀で昼食です、冷やしぶっかけと天ぷら、久々のおうどんでした、ご理想さまでした。
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 少々早めですが、外房鴨川太海海岸に移動となりました、朝方あるじさんがポツポツ釣れたとの情報でした。

 現地到着は15時過ぎ、少し波が高い状況で実釣再開、暫くしてあるじさん、ASAやんさんも来られて探りますがキスさん不在のようでした、早めに切り上げ定宿の「うみの星」さんにチェックインです。
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 風呂に入って晩飯タイム、本日は第1回「うみの星サミット開催」、美味しい食事&お酒、あるじさんのマニアックなキス釣りのお話、ASAやんさんのチョット毒のあるナイショのお話、楽しい時間を過ごしました。

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★2日目(9/17)★
 5時過ぎからあるじさんと前浜で実釣スタートします、ASAやんさんは既に布引に向われていました。
 波は少し高めですが雰囲気はマズマズでした、5色ラインから攻めますがフグさんのみ、自分は6時半に諦め宿に戻りシャワーを浴びてノンアルビールでマッタリ、ゆっくり朝飯を食べて9時前に出発です。

 本日の釣行計画を立てます、朝移動されたASAやんさんから布引良型8585情報が入っていてイロイロ悩みます、気になるのは南西風の状況ですが、布引は夕方に潮位が高くなってから入釣するとして、まずは昨日低い潮位で釣れた館山塩見方面でソコソコ釣って、富津の花園で竿出しして、そのあと布引の予定としました。
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 館山香谷の小場所で10時過ぎからスタートします、昨日と変わらず1投目から中型が来てくれます、2投目は2色ラインに入ったところで竿引きのアタリが出て22㎝が来てくれました、この場所はカル率が高いのですが、本日は臭うヤツは居ませんでした。

 2時間ほどやってツ抜けしたところで移動としました、渋滞無しで館山市内を抜け、R127を北上します、途中保田でお祭り渋滞、金谷ではフェリー大渋滞でタイムロス、花園をパスして布引に直行することにしました。
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 南西風が結構強い当地、カイトボードを楽しむ方々がワンサカ居られました、海水浴場Pから崎方面に10分ほど移動してタックル準備です。
正面からの風は結構強め波打ち際にはアマモのゴミが大量に打ち上げられています、普通だと竿出しするのを躊躇する状況ですが8585情報が入っていましたので始めることにします。
1投目、3色ラインから引くと品の良くないアタリが出ます、フグさんかと思い回収すると19㎝とピンさんの連、情報通りの釣果にニンマリです、2投目はヒネさんの連でした。

3投目を引いていると右から30ⅿラインをカイトボードが通過、思わず竿先を下げますが時すでに遅し、道糸を引っ掛けられ1色ラインから先をロストです、怒り爆発ですが気を取り直して力糸を結び右に100ⅿほど移動すると、今度はアマモゴミだらけ、元の場所に戻って再開するも、またも至近距離でカイトボードの邪魔が入り集中できずでした。

結局その後は小移動してもピンギスを追加したのみ、1時間弱で潮だらけのタックルを片付けることにしました。

 好調そうな布引は来週以降にまた期待したいのですが、天候が崩れそうなのでまたリセットかもしれません、本日は早めに布引に移動すればよかったかなぁ。
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★お宿のご紹介★
 鴨川太海海岸のペンション「うみの星」です、美味しいご飯と女将さんの楽しいお話、釣り師にとても優しいホッとする宿で、ふるさと納税の鴨川宿泊券でも泊まれます。
 是非一度ご利用ください、再訪間違いないです!!

<釣行データ>
場所:千葉県岩井~館山~鴨川~富津方面 日時:2023年9月16~7日(土~日) 大潮:満潮5時半頃 天気:晴れ 釣果:シロギス22㎝以下49匹

<タックル>
竿:シマノSP385EX+ リール: シマノKS45 拙者天秤&拙者超発泡(ウッド)シンカー 仕掛け:6号針4~3本(市販無限)、エサ:ジャリメ

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2023年9月10日 (日)

台風一過の内房は如何に!

 今回の台風は金曜日夜時点で館山、鴨川が200㎜を越える雨量、外内共にダメと諦めかけましたが、内房で何とか釣りになりそうな情報が入り、これは行くしかないでしょう、満を持して行ってまいりました。

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 朝イチは潮位が低いので、このところ気になっている富津のドス花の小場所からスタートすることにしました。
 日の出からスタートすると3色ジャストで良いアタリ、20㎝ジャストが来てくれました、読み的中・・と思いきや2投目3投目は仕掛けオールロスト、フグさんが煩すぎです。

 次が丸坊主だったら止めようと思いサビくとマイクロピンさん、これまでピンサイズは釣れたことがない当地ですが台風で釣況が変わってしまったのかもしれません。
 その後はフグさんが消えてジックリ攻めると、2色ラインで竿引きのアタリ、セイゴでも掛ったのかと思いましたが、上げると23㎝のドスさんでした、これは楽しめますね。

 ヒネサイズ&マイクロピンを追加していると、沖から大量の浮遊物が流れてきました、2色ラインから先はゴミだらけ、名残惜しいですが撤収移動になりました。
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 次の場所は勝山海岸、高級旅館前から始めます、佐久間川からの濁りは限定的で行けそうな雰囲気です、3色ラインからスローサビキすると2色ラインでアタリが出ます、16㎝以下マイクロがポツポツの状況でした、サップの練習も始まり1時間ほどで終了となりました。
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 次の場所は本日の本命、このところ好釣情報が出ている岩井海岸です、まだ潮位は低いのですが、先行のASAやんさんは好釣している様子、早速始めます。

 1投目で16㎝が来ますが、その後は素針少しずつ移動しながら探ると3色ラインでアタリ出て小型中心ですがキスはソコソコいそうな感じです、良いアタリが出たと思ったらセイゴさん、お呼びじゃないですね。

 ささしゅんさんにご挨拶し、小型を拾いますがあまり楽しくありません12時を廻ったところで撤収移動となりました。
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 昼食は勝山の中華料理「幸徳」さんで“ラーメン&ミニ肉丼”900円也を頂きました、オーソドックスなラーメンと生姜が効いた肉丼はベストマッチ、ご馳走様でした。

 早朝から館山方面でされている房州さんから情報をもらっていて迷いましたが北上することにしました。
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 濁りが少なそうな保田海岸で午後の部を開始しました、右端の岩場で良型狙いでしたがアタリ無し、マイクロ&小ゴンズイのみで終了、やはり砂漠でした。

 ASAやんさんからの架電で好釣しているとの情報が入り、朝イチのドス花に向かいました、向かい風が強く釣り難かったのですがヒネ2匹とマイクロを数匹追加して先々週良型が出た小場所に移動でした。
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 当地のピンポイントの正面には大きな流木が鎮座しています、まぁ掛けたら左に回って取り込めそうなので早速始めます。
 本命は2色ラインなのですが3色ラインで竿引きのアタリ出て21㎝が来てくれます、その後ヒネサイズ&マイクロを追加しますが、本命の2色ラインではアタリはありません、数投してもマイクロ&メゴチのみで諦めることにしました。

 かなり雨量が多かった房総半島、さすがにゴミは多かったのですが、キスの活性は上向きのような印象でした、来週以降期待できそうかなぁ!

<釣行データ>
場所:千葉県富津~岩井方面 日時:2023年9月10日(日) 若潮:干潮7時半頃 天気:晴れ 釣果:シロギス23㎝以下43匹

<タックル>
竿:シマノSP385EX+ リール: シマノKS45 拙者天秤&拙者超発泡(ウッド)シンカー 仕掛け:6号針4~3本(市販無限)、エサ:ジャリメ

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2023年9月 3日 (日)

23年知床カラフトマス釣行!

 真夏の恒例、北海道知床のカラフトマス釣行に今年もやって来ました。
 2001年から定例化して早22年が経ちました、早いものです・・。
 初めの頃は、9/1にサケマスの河口規制が解除するオンネベツ(遠音別)川河口をメインでその解禁時期に合わせて釣行していましたが、仕事の都合等で10年ほど前からは、お盆休みの帰省に合わせての釣行に変わりました。

 知床の漁師は「お盆は殺生しない」との事で、お盆の数日間は沖の定置網を上げるため、カラフトマスが一気に岸寄りし、爆釣が期待できるタイミングでもあります。
 以前からお盆休みの時期の知床カラフトマス釣りは人気があり、年々浜は込み合ってきていましたが、昨年は午前2時前には釣り師で浜がイッパイ、入る隙間もないくらいの状況でした。

 また、日の出まで我慢しきれない釣り師が、電気ウキを使ったウキルアーを始める始末で、絶好のチャンスタイムである朝マズメには釣り場が既に荒れている状況、カラフトマスの固体数も激減している状況も相まって、朝の人気ポイントでも釣果の出る釣り師は、酷い時は十人に一人くらい、以前は一人で何本もGETできましたが、惨憺たる有様に変わりつつあります。

 実は、夏の知床カラフトマス釣行は昨年で終わりにしようと考えていたのですが、最後に初めの頃に良い思いをしたオンネベツ川河口の釣りがしたくて、釣行を9/1~にスライドした計画を今年1月に立て、航空券や宿を確保し、その他実家の用事もこの時期に入れていました。

 ところが、春先に札幌の釣友からサケマスの河口規制の期間が変更になったとの情報が入り、確認すると今回目的のオンネベツ川の河口規制は5/1~8/31だったのが、5/1~10/31に変わっていました、もうガッカリです。

 普通なら釣行を取りやめるところですが、早割航空券は変更も効かず、他にも予定を入れてしまったので止む無し、たぶん他の釣り場も空いているだろうし、釣果を気にせずマッタリやろうと決めました。

 スミマセン、前置きがとても長くなってしまいました。m(__)m

★1日目(9/1)★
 前日にエサの赤イカ(イカを食紅で染めたもの)とソーダカツオを購入し短冊状にカット、いつものタックルも準備し車に積み込みました。
 札幌出発は午前2時過ぎ、下道で旭川市内を抜け旭川紋別自動車道の無料区間が始まる比布北ICから高速に乗ろうと思ったら夜間工事通行止め、浮島ICから乗ってR333、R39、R334を通って斜里町を抜けます。だいたい札幌の実家から400㎞チョット、道は空いているとは言えかなりのロングドライブです。

 自分の知っている知床のポイントは、(Google MAPを参照品すると分かり易いです)
①知布泊(日の出)漁港北のチョロ川河口、さらに数百メートル国道を北上した②オチカバケ川河口、③オンネベツ川河口、ウトロ市街地手前の④フンベ川河口、ウトロ漁港内の⑤ペレケ川河口、ウトロ市街地北の⑥ホロベツ(幌別)川河口の6か所。
 今回③⑤⑥は河口規制その他で入釣不可、①②④のポイントか、新規開拓が必要になります。
 今回持参のタックルは、10年前位に購入した柔らかめのトラウトロッドのメインタックル、魚とのやり取りが楽しめます、サブはカラフトマス釣りを始めたころのシーバスロッド、結構な廉価品ですが、固めなので強引な駆け引きが可能です。どちらも良い仕事をしてくれます。
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 今回最初の入釣場所はオチカバケ川河口です、橋の上から見ると、お一人実釣中です、Pでウェーダーに履き替えて準備していると、もう一方来られました、お友達のようです、何やら秋味(サケ)が釣れたとのこと、9月に入ったのでそろそろ釣れても良い時期です。
 今年のカラフトマスはあまり釣れていない状況とのこと、例年よりも厳しそうです。

 河口釣り場には自分を入れて3人、9時半前からスタートです、仕掛けはいつものウキフカセ仕掛け、タコベイトに赤イカとカツオを付けています。

 潮位は下げに入っていてあまり良くありません、河口右岸で11時まで竿を振りましたがアタリなしで撤収します。
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 ここで早めの昼飯にします、日の出漁港近くの国道沿い、喫茶「知布泊」です。
 1年ぶりのご挨拶をして、サービスのアイスコーヒーと注文した“豚丼”を美味しくいただきました、「3日間釣りしますんでちょくちょくPをお借りしま~す」「どうぞ~」ということで、日の出漁港横のチョロ川河口に入ります、何かこのパターン房総でもやっているような・・。
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 ポイントには先客者なし、河口の正面で独り占めですが、アタリは当然のようにありません。
 それにしても暑い、外気温は軽く30℃は超えています、喫茶のおばちゃんも悲鳴を上げていたのが良くわかります・・。
 14時半までで掛ったのはフグさん1匹、知床でフグを釣るのは初めてかもしれません、温暖化のせいでしょうか、こやつの勢力圏は拡大している様です。
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 ウトロ方面に向かい、オンネベツ川河口Pで状況調査です、カラフトマスの遡上状況は例年よりも少なめですがソコソコの魚影を確認することが出来ました。(写真で分かるかな・・。)
  本来ならここの河口でマッタリ釣行の筈でしたが、ローカル規制で河口制限延長のようです、あんまり釣り師を虐めないで欲しいですね。
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 15時を回ったので一度宿にチェックイン、準備を整え宿チャリでフンベに向かいます、ウトロ市街地から近い当地は人気の釣り場ですが、釣り師はルアー師お一人のみでした。
 お話をお聞きするとチョット前に1匹上がったがスレ掛かりだったようです、傍らにはカラフトマスのメスさんがストリンガーに繋がれていました。
 ウキフカセ釣りではスレ掛かりは殆どありませんが、素ルアー釣りは良くかかるようです、釣りは口に針を掛けてナンボなのですが釣れていないときは、まぁありなのかもしれません。

 とりあえず河口本流の一等ポイント横で打ち続けます、釣り方は50m程仕掛けを投げて超スローリトリーブでウキの動きと竿に伝わる感触でアタリを取ります。
 日没前の17時過ぎに雨がパラパラ降ってきました、アタリを出すのはマズ目になると活性が上がるエゾメバル(通称ガヤ)さんのみ、ルアー師さんと一緒に撤収となりました。

 宿に帰りビール&セブン飯食らって即死(即爆睡)となりました。

★2日目(9/2)★
 3:20の目覚ましで起床、2日目出だしの大事なポイントは日の出漁港横と決め車を飛ばします。

 カラフトマス釣りはポイントも大事ですが釣る時間がとても大事、掛ける確率は私感ですが日中が1とすれば、夕マズメは10、朝マズメは100位の感覚、朝マズメはとても重要です。
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 喫茶「知布泊」のPに停めさせていただきポイント向かうと、既に4名の釣り師が入釣済み、その左横に入らさせて頂きました。 

 自分を含め何方もアタリ出ずに朝マズメ終了、皆さん6時を廻ったところで撤収されました、7時半まで粘りますが撤収移動です。
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 移動時間が数分のオカチバケ川河口に来ました、河口には7~8人の釣り師がまだ居られました、お一人にお話を伺うと朝マズメは1匹も上がらなかったとのこと、チョットこの状況は酷すぎます、「カラフトマスは絶滅危惧種じゃないの」とのことでした。

 10時まで一応トライしますがダメ、一度宿に帰り仕切り直し、シャワーを浴びてビール飲んでお昼寝、14時前からフンベに入ります。
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 本日は誰も居ません、一等ポイントの本流真ん中で打ち続けますがアタリは皆無、16時半過ぎに釣り師が2人来られますが当然のごとく同じ状況でした。
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 本日の晩飯は、市街地まで歩いて、予約していた「波飛沫(なみしぶき)」です、ミュシュランに載っている有名ラーメン店、夜は居酒屋メニューも出しています。
 焼き鳥とサラダを頼んで締めにはラーメン、満足のお味でしたがちょっと食べ過ぎかなぁ~。

 

★3日目(9/3)★
 なんだかんだで2日間は完全Bz、他の釣り師が釣れている姿も目撃していないという最悪の状況、ある程度予想されていたとは言え、これでは不甲斐無さすぎです。
 最終日は気合を入れて2時半に目覚まし掛けて、チャリでフンベへ、ラッキーにも一番乗りでした。
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 3時過ぎに昨日目星をつけておいたポイントに入釣、河口本流よりやや左ですが、魚を取り込むランディングスペースがある場所です。
 キャップライトでタックル準備しているとお二人やってきて左隣に入りました。
 一服しながら待っているともう一人来られて右へ、これからドンドン来られると予想したのですが、全く来られません、満潮4:43の朝マヅメとしては絶好の潮廻りなのですが、地元釣り師は情報が早いので釣れる見込みのない日は来られないようです。

 4:20に全員で実釣開始になりました、ここから1時間位が集中タイム、勝負の時間になります。
 やや右に50m投げスローリトリーブしながらやや左手前10mに来たところで回収、打ち直しを繰り返します、マズメなのでガヤさんのアタリは頻繁にありました。

 クライマックスは開始から30分後にやってきました、手前15mまで来た時にウキがフゥと沈みました、またガヤさんかと思ったのですが明らかに抵抗感が違います、リールを3巻程して合わせると力強い手応え、マジかぁ~との思いでリーリングに入ります、逃げようとする獲物が猛烈に沖に向かって突進しドラッグを鳴らします、ドラッグをやや締めて臨戦体制に入ります、絶対に取りたいので慎重なやり取り、心臓はバクバクです。
 時間にして多分30秒足らずでしたが、何とか手前まで寄せることが出来ました、デカいと思ったのはその筈、カラフトマスではなくオスのサケさんでした、ヤッタ~の心の中のガッツポースですね、暫くの間放心状態でした。
 持参したのがサブタックルで良かった、メインだったらバラしていたかもしれません。

 エサを付けなおして打ち直すとアタリが出たポイント付近には3つのウキが・・まぁ釣り難いですがしょうがないですね。

 5時を過ぎると昨日夕方に来た2人組を含め全員で7名ほどに増えていました、その後は自分を含めてアタリ出ずでした。

 7時半までやって撤収、宿に戻ってシャワー浴びでノンアルビールと朝食のコンビニおにぎりです、荷物をまとめて出発します、毎回チェックアウト後にお昼まで竿出ししますが今回は釣れそうな気配がないので無し、早めに札幌に向かいました。

 

 今回の釣行は、ダメなのを確認して知床釣行をもう終わりにしようかと思っていましたが、釣れちゃうと心が揺らぎますねぇ、来年どうするかは今後考えます。

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★お宿のご紹介★
 20数年間ここ「いるかホテル」が知床釣行の本拠地です、現在は素泊まりのみのホテルですが、バス・トイレ・エアコン付きの部屋は居心地いいです。ウトロ市街地の西端、フンベまで歩いても10分足らずの好立地、愛想の良い女将さんが出迎えてくれます。

 

<釣行データ>
場所:北海道網走郡知床・ウトロ方面 日時:2023年9月1~3日(金~日) 天気:ほぼ晴れ 釣果:シロサケ62㎝1匹(オス)

<タックル>
(メイン)竿:シマノCARDIFF 83ML リール:シマノSTELLA C3000、(サブ)竿:NEWFOREST BLUE WATER 80 リール ダイワ Cy2300 道糸:ナイロン3号  ウキフカセ仕掛使用(エサ:紅イカ、ソーダカツオ)

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