効率的なカレイ釣法を目指しましたが・・!
例年では戻りマコガレイが盛り上がり始める2月下旬、金曜日に有給休暇を取って2日間釣行してきました。
★1日目(2/24)★
祝日の木曜日、通販の青イソメを塩締めしてお昼過ぎに出発、いつものように下道でHG港に向かいます、途中釣具屋さんを覗いたりして、ちょうど夕マズメ時に現地到着です。
先週良い思いをした角のポイントは実釣中でしたが、21時前に撤収されて希望の場所に入ることが出来ました。
5時過ぎに起床しキャップライトでタックル準備です、6時前に薄明るくなり実釣開始します、日の出がだんだんと早くなってきましたね、春近し・・かな。
塩イソメ仕掛けを3本、生イソメ仕掛け2本のフル5本体制で初日朝から全開モードです、普段込み合うポイントですがさすがに平日、釣り師は少なめでした。
カレイ釣り歴は30年近くとソコソコ長いのですが、実は前回の釣行から新しい試みを始めました。
カレイ釣りはエサ付け投擲した後に一定時間経過したら(時にはサビキを入れ)回収しエサを付け直してまた投擲・・の繰り返しになります、投擲した後どの位の時間で回収するかは、これまでは大体の雰囲気で調整していました。
多分思うに朝方元気でモチベーションが高いうちは結構頻繁に打ち返し、PMに入ると疲れが出てきて回収時間が遅れ気味になります。
これでは効率的な釣りにはなりません、そこでスマホのタイマー機能を利用することにしました、設定時間は色々試して35分、チャイムが鳴ったらリセット、繰り返しタイマーにして仕掛け回収、エサ付け、投擲です、自分の場合は竿5本出しでこの作業は17~18分掛かります、35分ローテーションの半分の時間は作業タイムとなります、すべて打ち直しタイマーが鳴るまでは携帯椅子に腰かけ一服し、おにぎりパクつくか、ご近所の釣り師とダべリングするかですね。
エサが残ってきたら時間延長しようと思ってましたが、すべて丸坊主、本来なら設定時間を短くしなければなりませんが、少しはマッタリ時間が欲しいので短縮はしませんでした。
このパターンでの問題は針に付けるエサの量です、自分の場合「エサを付ける量と釣れるカレイのサイズは比例する」との独自の仮説のもと、基本的に針に付けれるだけエサを付ける・・の釣りを実践していましたが、今の釣況を思えば、ただフグさんを肥やしているだけですね。
この状況でカレイが釣れるのはたまたまカレイの目の前にエサが落ちてきて、エサ取りが襲ってくる前に捕食した時のみ釣れるのだと思います。(先週釣れたのもそのパターンでした)
そうなると良型を含めて釣果を出すにはエサの量というよりは、回収・投擲する回数ということになります、エサ付け量は塩イソメの場合は3匹6~7㎝でカットして計6本を針に付けることにしました(太目の青イソメを締めています)、塩イソメの場合上手に締めるとカットした胴体に針を刺してもエサが飛びません、またエサ取りフグさんに見つからないように塩イソメ1本を針にグルグル巻きのステルス釣法も試します。
中太の生イソメは大体4匹くらい付けるようにしました。
スマホに急かされながら釣りしている感じですが、結果を出すにはやむを得ずと考えて当面はこの方法でやってみたいと思います。
肝心のアタリですが全く無し状態、「らしい」アタリも皆無、時折上がってくるのは膨らむ憎らしいヤツばかりです、テッサもテッチリも大好物(最近はご無沙汰)ですが、ギョロメの小さなコイツは好きになりませんね。
PMからは時折ポツポツを雨が落ちますが、微風で上げ潮の良い雰囲気で実釣継続、日没まで打ち返しましたがあえなく終了となりました。
翌日の2日目は北からの爆風予想、1日目に結果を残したく思いましたが残念な結果でした。
★2日目(2/25)★
定宿のビジネスホテルでグッスリ休みHG港到着は5時過ぎ、北からの強めの風が吹いていますがさすがに土曜日、昨日入っていたポイント周辺は満員御礼で諦め、港奥の比較的潮通しの良い南向きのポイントに入りました。
8時過ぎから爆風に変わり忍耐の釣りタイムです、9時過ぎに現地釣友のOさんが来られて左端からの船道狙いで始められました。
強風の中でエサ替えが億劫になる傾向ですが、35分タイマーで打ち返しです、港奥なのでエサ取り状況は少しはマシかと思っていましたが考えが甘かったです、回収の度に完全丸坊主でした。
PMになっても風もエサ取り状況も変化なし、釣友と強風がしのげる車の陰でダべリングして時間が過ぎ、16時を廻ったところで実釣終了、結局2日間で上がってきたお魚は膨らむヤツが10匹程度、持参したエサもほぼ完食でした。
帰りがけ昨日のポイントを偵察すると2人の本格投げ師がまだ奮闘していましたが、両名ともエサ取りが煩く釣果無しとのこと、戻りマコちゃんは確実に居そうですが、エサ取りフグさんが減るまでもう少し辛抱の釣りが続きそうです。
<釣行データ>
場所:見学人HG港 日時:2023年2月24~25日(金~土) 中潮:干潮12時頃 天気:曇り→雨→晴れ 釣果:Bz
<タックル>
竿:シマノSP405CX(11モデル:2本→Ⅰ、Ⅱ号、05モデル:3本→1~3号) リール:シマノKS-SD、ダイワTS QD-Ⅱ 計5セット 固定天秤1本針仕掛け 道糸:フロロ2号 ハリス:フロロ・エステル黒4号 針:丸セイゴ14号、エサ:生・塩イソメ(消費量 生:550g、塩:1kg)