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2022年3月22日 (火)

時合には集中しましょう・・?!

 3月も下旬に入りました、今期は絶望的なホームの状況は変わらずですが、今回は外海は波が高くて雨が降って釣況が変わっている期待もあり、2日間釣行で行って参りました。
 
Dsc007981Dsc00801Dsc00804 ★1日目(3/20)★
 出発は前日夜、東京は結構な雨が降っていました、下道で数時間走り到着までずっと雨、普段の3倍疲れる運転で、現地の到着は翌日になっていました、港のPには結構な車が止まっていました。

 翌朝4時半過ぎにポイントに向かうと釣り場は満員御礼、何とか埠頭のセンターの隙間に入りました、3連休の中日なのだからでしょうか凄い賑わいです。

 場所は狭いのでかろうじて4本出して真正面に距離を投げ分け開始します、ほぼ無風で釣り師のコンディションはマズマズ、皆さん満潮の朝マズメに集中しています。
 さすがに朝はエサ取りが多く忙しく回収、打ち返し作業が続きます、7時過ぎに一番左の河口付近でカレイが上がったようで見に行くと手の平サイズのカワイイ感じのマコちゃんでした。

 8時を廻るとエサ取り状況は落ち着き始めますがアタリは来ません、廻りも同じ状況の様で誰も釣れていない状況が続いています。

 マッタリ状況が続いてお昼近くなると釣り師が段々と減ってきました、左隣の親子が撤収されるということなので入りたかった角に入ることが出来ました。

 広く狙える場所なのでフル5本体制で遠・中・近と投げ分けます、エサ取りはほぼ無しですがアタリも無し、ある程度予想していたとはいえ今回も厳しそうです、掛かってくるのはシャコさんと、ヒトデさんくらいで時間が経過します。

 15時を過ぎ、埠頭の一番左に入っていた千葉の本格投げ師と情報交換です、お互い釣れないのを慰めながら夕方満潮の時合を期待して集中することにしました。
Dsc00805_20220322012201Dsc00809Dsc00811  16時半を廻った頃にkengakunin3号の竿先に細かなアタリが出ました、本日初アタリです、このアタリはフグっぽいなぁ~と暫く凝視しているとユックリと竿先が抑え込まれました、これは本命の可能性大ですね、アタリが出るといつものルーチンでICOSで一服しますがその後は竿先の変化なし、ドラッグフリーのスプールを抑えながら竿を大きく煽るとかなりの抵抗感が感じられ、すぐにドラッグを締めリーリング開始です。
 回収中、下に潜る抑え込みが強く出て良型の期待感が高まります、真下からユラユラ姿を現したのは紛れもないマコちゃん、セルフタモ入れでGETです、見た感じゴーマルには全然足りていなと思った通り45㎝でした、1~2㎝足りないのなら悔しさがこみ上げるのですが、何か清々しい気分でした。

 その後はアタリ無く17時半過ぎから撤収準備開始します、中投していたkengakuninⅡ号を回収すると何やらカレイの抵抗感、居食いだった様です、慎重に海面まで上げると中型サイズのマコちゃんの姿が見えました、そのままタモ入れせずに抜き上げました、35㎝でした、飲み込んだ針を丁寧に外し海にお帰り頂きました。

 日没までやったので本日は風呂なし、港近くのいつもの中華屋さんで晩飯、エビチリ定食で満腹、港のPで酎ハイ飲んで9時前に就寝です。

Dsc008141Dsc00817Dsc00816 ★2日目(3/21)★
 釣れなかったら2日目は外防に行こうかと思いましたが、前日と同じ場所に入りました、曇天、無風でコンディションはGoodですが、釣り師は皆無、連休の最終日は皆さん出歩かないのでしょうかね。

 朝マヅメは満潮潮止まり、スタート時間から集中タイムに突入です、1投目30分後5本すべて回収エサ替えです、エサ取り状況は昨日とは違いそれ程酷くない様です。
 2投目すべての竿にサビキを入れるとⅡ号に確かな抵抗感、ドラッグ締めて回収すると確かなカレイ感です、昨日の回収時と同じ居食いの様です、海面に上がって来て抜き上げました。
 北海道では河口の冬の定番であるカワガレイ(正式名称:ヌマカレイ)34cmでした、顔の向きがヒラメと同じ左、体表面ザラザラのタイガーマスクです、飲み込んだ針を外して海にお帰り頂きました。

 その後はエサ取り皆無でマッタリ状況に入ります、エサは付いているだろうと想像し20分に1回サビキを入れ、回収するのは1時間後、それでもエサがほぼ残ってきます、満潮近い夕マズメまで期待は出来そうもありません。

 お昼を廻って干潮になり下道さんも何も来てくれません、13時過ぎに集中して投げている釣り場を休めるために左3本はより左に、右2本はより右に投げてみました、1時間ほど埠頭をウォーキングして暇潰し、6,000歩も歩いてしまいました。
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 陽が西に傾き始めた15時半過ぎから本気モードに入ります、回収して残っていたエサも全て捨て、タップリと塩イソメを付けて三脚の向きも戻して昨日釣れた方向に距離を変えて投げ分けます、ここからが本日のメインタイムです。(勝手に決めています・・!)

 竿先に集中していると昨日と同じ16時半過ぎに中投げしたⅡ号に昨日と同じチョンチョンとアタリが出ます、その後の抑え込みアタリを待ちますが竿先は全く動きません、小魚が突っついたのと諦めかけていた5分後にユックリと抑え込みのアタリが出てその後に軽い糸フケが出ました、間違いありませんね、一服してアワセを入れるとズッシリ重たい感触です、かなりの抑え込みでしたので今期2枚目のゴーマルサイズを期待して胸が高鳴ります。
 真下から姿を見せたのは良型でしたがサイズは期待外れ、結構太った42㎝のマコちゃんでした。
 その後うす暗くなるまで粘りましたが追加は無しで終了しました。

 丸2日間、日の出から日没まで打ち続けました、釣れない状況でも時合に気合を入れて集中すると釣果が出るようです、とても勉強になりました。

 今回が今期カレイ釣行最終戦と考えていましたが後ろ髪が引かれます、期待のゴーマルは出ませんでしたが、マズマズ良型も出たので「終わり良ければ全て良し」にしましょうかね!
(ムラムラ来たらまた行くかもしれませんが・・!)

<釣行データ>
場所:見学人HG港 日時:2022年3月20~121日(日~月) 中潮:満潮6、18時時頃 天気:晴れ時々曇り 釣果:マコガレイ45、35、42㎝、ヌマカレイ34cm

<タックル>
竿:シマノSP405CX(11モデル:2本→Ⅰ、Ⅱ号、05モデル:3本→1~3号) リール:シマノKS-SD、ダイワTS QD-Ⅱ 計5セット 固定天秤1本針 ハリス:フロロ黒4号 針:丸セイゴ14号、エサ:塩・生イソメ(消費量:塩1kg、生300g)

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コメント

おはようございます。
お疲れ様でした。

良い鰈ですね。
あれだけ降っても河口で釣りになるんですね。
流石に三連休だと人出も多かったんですね。
鹿島はいつも通り大量のヒトデでした。
笑笑

投稿: ささしゅん | 2022年3月22日 (火) 07時07分

おはようございます。

前泊からの丸2日間釣行お疲れ様でした。

お互いに「好きですねぇ〜」ですね(笑)

流石、粘りと集中力の釣果で参考になります。

キスは足で釣れ、鰈は時合に集中!

今週末からキス開始ですか?

勝山も釣れ始めるましたし、外房も雨次第ですが上向きしそうです。

投稿: ASAやん | 2022年3月22日 (火) 07時27分

ささしゅんさん、コメントありがとうございます!

随分前ですが、大嵐で外海は大しけ後の晴天、カフェオレ色の河口で好釣したことがありました!
大しけで港内に魚が入ってくるのは良くあることですが、濁った河口でなぜ良く釣れたのか・・たぶん濁っているのは海水面だけで底はそれ程でもなく、ちょうど日光が遮られ、時折上から川虫等のエサが降ってきて寄り付くのかなと推測を立てました!

今回は全然濁っていませんでしたが、以前良い思いをした場所に入れたのが良かったのかも知れません!

1日目にお話した千葉の本格投げ師の方も公共ふ頭はヒトデだらけでもう大変と言っていました、有機物(エサ)が多いということでカレイにはプラスもありますが、忙しい釣りになってしまいますね!

投稿: 見学人 | 2022年3月22日 (火) 09時14分

ASAやんさん、いつもコメントありがとうございます!

好きでなければ出来ません!(笑)

殆どの皆さんは、何時間か釣れなくて廻りも釣れていないと結構すぐに撤収してしまいます!
たぶんそれが普通なのでしょうが「必ず居る」と確信して夕マズメまで粘るのは、やはり好きモノですね!

今週末は釣りはお休みの予定、木曜日まで休暇なので明日くらいに房総へと思いましたがこの天候ではダメそうです!

再来週はマコちゃん欲がムラムラしたらまたホームに向かってしまうかもしれません・・!

投稿: 見学人 | 2022年3月22日 (火) 09時23分

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