カレイ釣りのコダワリアイテムのご紹介!
今期のカレイ釣りも終了しました(たぶん)、今回は見学人のコダワリのカレイ釣りアイテムをご紹介します。
本格的にカレイの投げ釣りを始めて20数年経ちました、徐々に変化していったアイテムもありますが最初から変わらないモノもありますね。
★ロッド★
ロッドは並継を使うことが多いです、遠投を意識している訳ではなく投げた時の「シャッキリ感」が気に入って使用していますね、全てちょっと古いスピンパワー405のCXです、もうチョット柔らか目の方が食い込みが良いのでは、という意見もありますが、食い込みの良さは別に竿だけではなく仕掛けや特に道糸の材質で大きく変化すると思っています。
コダワリは三脚への竿の並べ方ですね、複数本を竿先を少し寄せて揃えるのが特徴です、小さなアタリや糸フケが出た時にも竿先を見て居なくても、少し遠くからでも良く分かります、アタリを取って釣るのと回収したら付いていたでは喜びが全然違いますよね。
★リール★
ドラッグ付の投げ用の大型リールです、現在こちらで使っているのはダイワのTS-QDⅡとシマノのSA-KS SD、両方とも10年以上前の代物です、両モデルともクイックドラッグで使いやすいですが、SDの方はドラッグフリー時のスルスル感があり過ぎ横風が強く吹くと道糸が出て行きます、フリー時に少し抵抗感のあるQDⅡの方が使い勝手が良いかな、と思っています。
北海道で使っているのはドラック無しモデル(他のカレイ師もみな同じ)、大きなスズキもエイも居ないのでドラッグ付は要りませんね。
★三脚★
第一精工のサーフ三脚レバー式DX3号を使用しています、ロッドに傷をつけないために竿掛け部分の2番目と4番目にはビニールチューブを通しています。 竿2本の場合は4番目に2本、竿3本の場合は2番目に2本とセンター部分に1本置きます。
この三脚は竿掛け部分が堅牢であることとレバー式で使いやすいこと、重り負荷をかけると倒れにくい点も上げられます、3本継の足は強風時にかなり低位置にセットも出来ますし堤防の縁に前1本を掛けることもできます、ナカナカの優れものです。
ちなみに水汲みバケツは掛けずにおもりやおもり袋をを掛けます、水汲みバケツは帰ってから洗うのが面倒なので使いません。
★タモ★
特にコダワリはありません、6mの磯釣り用です、良型カレイを取り込みやすい様に網枠は大きめの60㎝です。
★ロッドケース★
20年近く前のシマノのRC-114C 150RWという磯釣り用の大きめのケースです、このケースに竿5本、タモ、リール3台、三脚3台を収納します、405並継の仕舞寸法が143㎜なのでジャストサイズなのです。(最近の不等長モデルは入りません)
ケース表面が防水仕様なので突然の雨にも気を使いません、そろそろ買い替えしたいのですが同じモデルが無くなっています。
★クーラー★
シマノSPAZAサーフの17L、竿掛けスタンドと小物入れがお気に入りです、20年以上前の代物ですので小物入れは何度もリペアしています、竿掛けはエサ換え時に使用しタオルも掛けています。
移動時にクーラーの中にはおもり袋やエサを入れています、ゴーマルカレイも少し曲げると入ります。
★ストリンガー★
釣れたカレイは暫くは生かしておきたいですね、スカリに入れるのが定番ですが、自分はスカリは使わず、ストリンガーを使っています、魚のダメージ的にはスカリの方が良い様に思いますが、帰ってから洗うのが面倒な為です。(また出た!)
後述の針外しを上手に使うとストリンガーでも一昼夜くらいは全然元気に生きています、掛けるフックの大きさは良型が釣れる事を考えて特大サイズを付けています。 また、数匹良型を掛けることを想定して(滅多にありませんが・・)ウキは大きめのモノに交換しています。
★道糸★
フロロカーボン素材がカレイ釣りにはベストであると考えます、PEやナイロンよりも比重が高い為に利点が一杯あります、船道で通過する船に道糸をひっかけられにくい点、海中を漂う距離が長い為に強い横風でも糸が膨らむのが抑えられます、そうなるとアタリも取りやすいですね。 強度もナイロンより強いので2号程度で十分と考えています。
十数年前までは4色染めの投げ用フロロが売っていましたが、今はどのメーカーからもありません、以前フィッシングショーでサンラインの営業の方に再販をお願いしましたが、「売れないので今後も作りません」とのこと、最近まで買い溜めしていた4色ラインを大切に使っていましたがとうとうストック切れで、モノカラ―のフロロを使用しています。
★仕掛け★
固定天秤を用いた1本仕掛けをメインで使用しています、フロロの黒ハリス(最近無くなりエステルを使用)に丸セイゴ14号を結びガラスビーズ(小)とソフト夜光玉(0~1号)を数個付けてウキ止めゴムで固定したモノが基本パターン、これらの飾りはアピールというよりもエサ取りのフグからハリスを守るために使用しているというのが本音ですね、この位小さなビーズ類であれば、後述する針外しをそのまま使用しても問題ありません。(ビーズ類は「拙者の投げ釣り」で色々な種類が売っています!)
装飾品のイッパイ付いた仕掛けはカレイにも目立ちますがエサ取りにも目立つと考えてホームではあまり使用しません。
この基本パターンを用いて最近は専ら2種類の天秤を使用します、一つ目は小型サーフ天秤に基本パターンをそのまま結んだ塩イソメ専用仕様とフジワラのサーフ天秤に寄り糸を介して基本パターンを結ぶ生・塩イソメ仕様です、前者で遠・中距離を、後者で中・近距離を狙うことが多いです。
★針外し★
これはカレイ釣りの必須アイテムだと思っている「ゴーセン針外し」です、カレイへのダメージが最小限で針を外すことが出来ます、大きな装飾品がハリスについている場合は手前に引き出してから使用します。
カレイ釣りでは、サイズはSSが一般的ですが、良型が針を飲み込んだ時はSサイズがあればなお良いでしょう、ちなみにミニサイズは良型キスが掛かってなかなか針が外れない時はとても便利、自分はキス用のフィッシングベストにピニオンリールに着けて常備しています。
お持ちでない方は今すぐ「拙者の投げ釣り」で購入しましょう!
色々と書いてしまいました、ここまでお付き合いして頂きありがとうございました。m(_ _)m
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