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2021年8月の5件の記事

2021年8月29日 (日)

西湘二宮海岸!

 今年のダイワの大会が中止となり、釣友のむらさきさんからお借りしていたロッドをお返ししに西湘二宮まで行ってきました。
 せっかくだから釣りもしましょう、せっかくだから前の日に飲みましょう、という話になり前日の金曜日からむらさきさんのご自宅にお邪魔しました。
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 緊急事態宣言中ですのでもちろん家飲み、自分は先々週釣ったカラフトマスを竜田揚げにしたのと最近嵌っているタンドリーチキン&マカロニサラダを持参です、ビールと黒霧島はご馳走になりました、18時過ぎから宴会はスタートです。
 翌日は日の出からの釣行なのですが、積もる話が多すぎて23時過ぎに漸く就寝となりました。
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 3時過ぎに起床、今回も目覚まし鳴る前に起きてしまいました、むらさきさんを起こして朝食のおにぎりを食べて出発します。
 徒歩で約5分、二宮海岸に到着です、素晴らしすぎる環境、羨ましすぎます。

 土日はルアー釣り師で賑わうとのことで日の出前から入ります、まだ皆さんご出勤前の様でオススメの場所に並んで入りました、キャップライトでタックル準備します。今回は遠投も必要ですとのことでしたので久しぶりのキススぺを持ち込みました。

 手元も明るくなってエサ付けしジャスト5時に実釣開始です!
 1投目はアタリ無く回収するとマイクロピンが1匹付いていました、これじゃーダメです、2投目は4本針丸坊主、3投目は素針の回収となります、所々にフグさんが居られるようです。

 波打ち際20m位にナブラがあちこちに出来ています、ルアー師が投げ込むとコノシロの群の様です。
 浜の中央付近で地引網が始まりました、地元の有志の方々の様です、網が上がっているのを見に行くと大型魚はシーバスやカマスが入っていてあとはカタクチイワシの様でした、残念ながらキスは入っていません。
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 6時を廻ると地元の投げ師さんたちが集まってきました、むらさきさんはほぼダベリングに終始しています、自分も地元師の方のお話を聞いていました。
 ダベッテいてもキスは釣れないので実釣再開します、4色ラインの真ん中で周りの写真を撮るためにステイしているとその最中に良いアタリが出ました、掛かっているのを確認して回収すると18㎝のヒネサイズが付いていました、漸く待望の良型です。

 その後、だんだんと海の濁りが取れて良い感じになってきます、良型キスは皆無でしたが3色ラインで久々のアタリ、ステイした後期待して回収するとオジサン+ピンギス×3が付いていました、ちょっとガッカリですね。
 むらさきさんも地元師も本日は苦戦の様でピンギス以外ナカナカ釣れて来ません、良型がバコバコなんてほぼあり得無いとのことで、朝の部でキープサイズが5本も取れれば上出来とのこと、湘南はやはり厳しいシロギス釣りの様です。
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 地引網が一段落してロープの右側から左側に移動しました、曇り空から晴れ間が覗き、陽が降り注いでくる状況になってきました、無風状態が続いており釣り易い状況ではありますが湿度も高めで汗が止まりません。
 マイクロピンと変な根ガカリが連発して地引ロープの右に再び移動すると1投目で竿引きのアタリが出て20㎝のドスサイズが出ました、漸くキープ2匹目です、次も同じところに投げると今度はヒネ+ピンでした。

 活性が上がって来たと感じますが、寝不足も手伝って体調がフラフラ、持参した水筒もほぼ無くなってきました。
 お隣のむらさきさんは根ガカリ&プッツンでモチベーション低下し、「今日はオレの日では無い」とのことで竿を畳んでしまいました、自分もそろそろ体力の限界、潮が下げ始めた9時前に撤収となりました。
 地元師にご挨拶して徒歩5分の「むらさき亭」に戻り風呂に入れさせてもらってスポーツドリンクを一気飲み、生き返りました。

 湘南で大会関係(プラ含む)以外での釣行は初めて、房総とは少し勝手が違いました。
 それでも少なめのキスを探って釣るのはナカナカ楽しいかも知れませんね。
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 帰り道の大磯で自分土産のさつま揚げとシラスを購入、湘南はこういった楽しみもありますね!

<釣行データ>
場所:神奈川県二宮海岸 日時:2021年8月28日(土) 中潮:満潮8時頃 天気:曇りのち晴れ 釣果:シロギス20㎝以下8匹

<タックル>
竿:シマノKS405CX+ リール:シマノテクニウムMG 拙者天秤&拙者超発泡(ウッド)シンカー使用 仕掛け:7号針4~3本(市販無限)、エサ:ジャリメ

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2021年8月22日 (日)

館山方面で楽しみました!

 時折雨が降り南風が吹く予報の本日、取り敢えずキスのアタリを味わいたくて早起きして館山方面に向かいました。

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 日の出前に到着したのは館山の先、小場所が多いポイントです、ラッキーにも海岸近くのPが空いていたので停めて高級旅館前でタックルの準備を始めます。
 ここら辺のポイントは2色ラインがメインなので短軽スピンを持ち出しました、未だ潮位が高く期待出来そうな第1投、2色ラインの終わり頃に楽しいアタリが出ます、ステイして上げると17㎝級の3連でした、カルチェックして3匹とも大丈夫でクーラーに収まりました。
 2投目は少し右方向に投げると3色ラインで根ガカリ、大体ここは軽く煽ると抜けて来ますが今回は力糸からプッツン、結び目が弱くなっていたのでしょうか、良い雰囲気の時間にロスタイムです。
 仕切り直しの2投目は同じ距離で強烈なアタリが出てドスクラスが来てくれました、喜んだのもつかの間、臭いを嗅ぐとカルさんで海にお帰り頂きました。
 そこから3投、毎回ヒネサイズが単できますがカルさん、これはイケません、アタリは楽しめますがすべてリリースです。

 その後は素針なしで2連3連で楽しませてくれます、中型は臭いなくクーラーに入りますが良型はカルの確率が高かったです。
 5~6投で散ってしまうポイントですが今日は10投しても未だ釣れてくる感じ、他の場所も気になってので左へ大きく移動し岩場のポイントを攻めてみました。
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 1投目は3色ラインに入ったところで強烈なアタリが出ました、回収すると前回と同じ下道さん、派手な体色に黄色いひげが生えています、良く分からんお魚さんです。
 2投目で中型が来ますがその後は素針、更に左の砂浜方面に向かおうとしましたが南西方面から黒い雲が近づいて来ました、レーダーナウを見ると大きめの雨雲の様です、最初の場所に戻り1投して撤収としました。

 洲崎を廻り伊戸のPで雨上がり待ちしました、1時間ほどウトウトしていると雨もほぼ止んできました、予報に反し南風はかなり弱くて平砂浦で竿を出すことにしました。
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 いつものようにアロハガーデン前のチョロ川から浜に出て実釣開始します、ちょうど干潮時間で海岸線はかなり広くなっています。
 1投目は4本針丸坊主、フグの活性が高いようです、少し左に移動して2投目は素針、エサがそのまま帰ってきました、更に左へ移動して打ち返しますが仕掛けの半分は針が無くなっています。

 諦めかけていた3回目の移動場所、ほぼ波口の2色ライン終わり掛けでガガガとキスアタリが出て平砂浦サイズの3連でした、居てくれて良かった!
 更に同じ場所に打ち返すと同じ距離で今度は4連が出ます、ここは居るようですね。
 次の投擲であろうことかプッツン、チョイ投げなのに何でぇ~て感じです、元ガイドに力糸が絡んだようです、急いで結び直し打ち返すと既にキスさんは居なくなっていました。
 小移動しながら探りますがキスさんの居場所は見つけられず、先ほど釣れた場所で中型の2連が出てその後はダメ、撤収となりました。
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 昼食は館山市内に戻ってお城の傍の「うさぎ家」でラーメンです、背あぶら普通の味玉トッピングで760円也、魚介系のスープが美味しゅうございました、ご馳走様でした。
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 次は北条海岸、海岸傍のPは閉鎖されているので房州さんのご助言に従い駅前のコインパーキングに駐車し海岸へ向かいました。
 海岸へ歩いていくと海の家から音楽が流れていました(イヤな予感・・)、海水浴場は閉鎖されているので釣り放題を期待していましたが、なんと海水浴客で賑わっていいました、皆さん何処に車を停めているのでしょうか・・、諦めるしかありません。

 R127を北上し岩井海岸へ、ここも海水浴場はやっていない筈なのですが多くの人で賑わっています、北側のマイポイントは若干余裕がありそうだったので竿出ししてみました。
 1投目2色ラインに入ったところでアタリが出ましたが小型のイシモチさんでした、仕掛けには細かなゴミがかなり付いてきてダメそう、1投で撤収となりました。
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 オーラスは富津布引までやって来ました、南風が吹いていますが何とか出来そうな雰囲気です、前回ビックサイズが出た西方面に向かいます。
 10分程歩いたところで実釣開始しますがフグさんor素針でキスアタリはありません、ゴミが少なそうな所を選んで小移動を繰り返しますがダメです。

そろそろラストと思って太目のジャリメを豪勢に1匹掛け×4で探ると3色ラインで良型キスアタリ、回収するとポッテリ太った21㎝の肥満キスさんが来てくれました、大雨の後布引はダメになったかと思いましたが居てくれてホッとしました。
 その後3投しますがアタリ無く本日は終了となりました。

 このご時世ですので入れるポイントは少ないですが、本日はそれなりに楽しむことが出来ました!

<釣行データ>
場所:千葉県館山~平砂浦~岩井~富津方面 日時:2021年8月21日(土) 大潮:干潮10時頃 天気:曇り時々雨 釣果:シロギス21㎝以下35匹

<タックル>
竿:シマノSP405CX、SP335FX+ リール:シマノKSコンペ、SLCI4+30 拙者天秤&拙者超発泡(ウッド)シンカー使用 仕掛け:7号針5~3本(市販無限)、エサ:ジャリ

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2021年8月15日 (日)

21年知床カラフトマス釣行

 釣行前日の11日の初便で帰札、東京オリンピックのマラソンの頃までは、東京とさほど変わらない気温で暑かった様でしたが、週の初めの台風一過の後は急に秋の気配になったみたいで札幌でも半袖では少し肌寒い感じです。
 それでも翌日からの道東方面の3日間は概ね晴れの予報、お天気の方は心配なさそうです。
 一番の心配は、カラフトマスは2年魚で奇数年は大体不漁の傾向があり釣果がとても気になります。 お盆で定置網が解放になり岸寄りしていることを期待しての釣行になります。

 

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 高速道路の深夜割引を使うため3時半前に出発、札幌ICを4時10分前に通過しました、途中大雪山山系の北見峠では外気温9.0℃まで下がりました、何か夏が終わってしまった感じでいささか寂しいですね。

 斜里のコンビニで買い物を済ませ、最初の釣り場は日の出漁港横のチョロ川河口、漁港のPの車を停めて釣行準備を始めると釣り場から釣り師が一人戻ってきました、お話を伺うと濁りが酷く波も高いのですぐにやめました、とのこと。
 道具を持たず河口を偵察して見ると仰る通りちょっと厳しい状況で移動することにしました、数日前の台風の大雨が影響している様です。
 1kmほどウトロ方面に走り、オチカバケ川河口に向かいます、国道から釣り場の全貌が見えるので橋の上から眺めてみると東側に濁りが見られますが、まぁまぁ出来そうな感じです、タックル準備して釣り場の河口に向かいました。

 例年、日中でも賑わっている釣り場なのですがガラアキ、やはり今年は釣れていないのでしょうか、河口の左側に入って実釣開始しますがアタリは全く無し、1時間チョットやりましたがダメ、その後入って来られた他の方も全く釣れていません、とりあえず撤収してウトロ方面に向かいました。

 途中オンネベツ川を覗きます、ここは知床でもカラフトマスが遡上する個体が多い有名な川で護岸や橋の上からその様子が確認できます、豊漁の時は数えきれない魚体が確認できるのですが、今回は何とか数匹が確認できる状況でかなり個体数が少ないです。

 ウトロ市街地手前のフンベも数人の釣り師が確認できる程度でした、市街地を抜け幌別川に向かいます、昨年のこの時期にはヒグマが頻繁に出没して釣り禁止でしたが、今年は手前の左岸のみの解放で右岸は釣り禁止になりました。


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 国道から釣り場を眺めると20人以上の釣り師で賑わっていました、これは釣れているに違いありません、幌別川河口はPが無いため(マナーが悪く十数年前から閉鎖中)定宿に車を停め、女将さんに幌別まで送ってもらいました。

 河口傍の良い場所に入れてもらい早速始めます、全体としてウキフカセ仕掛け(自分も)とスプーンルアーは約半々くらい、ウキフカセ(写真参照)はポイントのチョット遠めに飛ばしウキをキャストして超スローリトリブでウキの沈み込みでアタリを取ります、いわゆる待ちの釣りです、ルアー単体で狙う場合は群れを見つけてそこに素早くキャストする釣り方、攻めの釣りですね、オヤジは前者が主流、若者は後者が主流です。
 以前は合体したウキルアーが多かったですが最近はこの傾向のようです。


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 初日にどうしても1匹欲しくて必死に打ち返しますがアタリが出ません、エサを取り替えたりして工夫してもダメ、17時までの2時間半打ち続けかなり疲れ果てました。
 釣り場全体でもたぶん1匹も上がっていない状況、皆さん久しぶりの幌別開放で集まっていただけなのでしょうかね。
 キタキツネさんも暇そうに釣り師を眺めておりましたです。


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★2日目(8/13)★
 3時の目覚ましセットでしたが2時過ぎに目が覚めます、疲れている筈なのに釣り師の性でしょうか、準備をしてチョット早めに釣り場のフンベに向かいます。
 国道から釣り師用の梯子を使って浜に降ります、日の出の実釣開始まで1時間近く前ですが、ベストポイントにはすでにルアー師が陣取っていました、それでも運良く昨年好釣した同じポイントを確保できました。

 4時前から実釣開始です、河口を中心に左岸、右岸に約40名ほどでしょうか、カラフトマス釣りで一番重要なことはこの朝マヅメを狙うことです、ほぼこの2~3時間が勝負です、本日は5時が満潮で状況はベストでした。

 自分の左隣の若いルアー師が沈黙を破ってまず1匹掛けました、ヤッパリ朝マヅメは魚が居ます、次は自分もと集中するとウキがフッと消えて反射的にアワセを入れると力強い生命反応、ジャンプして横っ走りしながら抵抗します、これがカラフトマス釣りの醍醐味です。
 何とか手前まで引き寄せ、ランディングのために立ちこんでいる石から降りた瞬間にバランスを崩しコケてしまいました、右半身は頭からズブ濡れでしたが何とか元気の良いオスをGETすることが出来ました。

 フィッシングべストに入っていたiCOSとデジカメをタオルでフキフキしますがダメかもしれません、膝ぐらいの深さの立込みでコケるとはなんとも情けない限りであります。

 その後は全体でパラパラ釣れる程度、自分は濡れた右上半身が冷たくて辛抱しながらの釣りを続けます。

 良く釣れる年は、このくらいの釣り師が居ると1分間隔ぐらいに全体のどこかで竿が曲がっている光景が見られますが、今日は10~15分に全体で1匹のような感じでした。
 陽もだいぶ上がってきて、釣れている光景ももっと減ってきて、6時前には釣り師さん達がパラパラ撤収し始める状況です。
 自分も小休止です、デジカメは何とか動いているようですが、iCOSはタバコを刺すカートリッジは生きていて一服した後本体に差し込むと電源が入らずにOUT、高い魚になってしまいました。

 ガックリしていたら左のルアー師に久々のHIT!群れが寄ってきたのでしょうか、自分もすぐに実釣再開です、数投の後にウキが沈み込むアタリが出て本日2匹目、今度はメスでした。


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 7時前に撤収し宿に戻り暫し休息、朝ご飯を食べて10時前に出発です、昼の部は前日のオチカバケ川河口に行きました、タックル準備をしていると河口中央のフカセ師がちょうど掛けていました、居るようですね、期待が高まります。
 早速始めて集中しますがアタリが出る気配なし、廻りの釣り師数人も釣れておらず12時半に撤収することにしました。

 少し遅い昼飯は日の出漁港近くの「COFFEE 知布泊(チップトマリ)」で「豚丼」850円也を頂きました、甘めの十勝の味付けですね、美味しゅうございました。
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 宿に戻り、朝釣れたフンベに再び向かいました、14時半から実釣開始、現地には15人位居られたでしょうか、全く釣れている感じはなくマッタリしています。
 潮位がまだ低めでしたので河口の左岸で始めますがアタリは無く時間だけが過ぎ去ります、夕方陽が沈みかけに小さな群れが右から入って来たようでベテラン風ルアー師が1匹仕留めますが、既に周りは暗くなり始め、時間切れ撤収となりました。
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 前日より早めの1時半に目が覚め2時前にフンベに向かいます。
 海岸に到着すると凄い釣り師の数です、土曜日を甘く見ていました、前日朝のポイントは到底取れず河口からかなり右側の条件があまり良くない所に陣取ました、夜明けまで待ちの間も釣り師が増え、自分の右側にもビッシリと釣り師が入っています、チョット驚きです。
 4時ちょっと前に実釣開始となりました、静まり返ったゴロタ場に竿を振る音が響きます、ご近所で誰が一番先に釣るか、皆が集中しています。
 ポイントが込み合っているので自分の真っすぐ前にしか投げられません、20分経過した頃、超スローリトリブしていた自分のウキがフゥと消えてアワセを入れると元気な生命感が伝わってきます、慎重にランディングして元気なオスさんをGETしました。
 実は今朝のポイントに入ったところで釣果は半分諦めていたのですが凄く嬉しい1匹となりました。

 完全に明るくなって全体を見回すとフンベ全体で80人位は居るでしょうか、遅く着て竿が出せる場所が無く後方で眺めている釣り師も居られました。
 釣況の方は昨日の朝よりかなり悪い感じ、満潮が6時で潮位も昨日より低め、これが原因かもしれません。

 それにしても今朝はかなり寒い、長そでシャツにジャンパーでもブルブル震える寒さです、それでも年1回の釣りですので止めるわけにはいきません、次の1匹のために集中しますが後ろの山から海岸に日が差してきた7時前に撤収することにしました。
 河口から右側半分の釣果は7~8匹位、昨日に比べて釣り師は倍以上で全体釣果は半分以下の感じでした。
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 本日は昼までの釣行予定、最後に何処に入ろうか迷いましたが、朝のフンベでやることにしました。
 現地に到着すると河口付近はフライ師の3人のみ、舟渡の対岸には20人ほど上陸していましたが釣れている雰囲気はありません。

 潮位が下がってきたので水深が比較的ある河口左岸で始めました、期待はほぼ無い状態、真剣な時間潰しみたいな感覚です。
 その状況でなんと数投目にアタリが出ました、ジャンプ一番グイグイ引き込まれます、完全に油断していてドラッグ調整が甘く手間取っている間にバラシ、あと数メートルまで来ていたのですが残念でした。

 この潮位の下がった昼間でも居ることは居るのが分かりました、先ほどアタリが出た付近は特に注意深くリーリングしていきますがその後はアタリは出ません、そのうちに北風が強く吹き出しで釣り難くなり、おまけに油断して半袖ポロシャツで来ていたので寒さが身に染みてきました、予定より少し早めの11時半に撤収となりました。

 毎年恒例の知床カラフトマス釣行、今年も釣果が出て何よりでした。
 大自然の知床とオホーツクの海の豊かさに今回も感謝でした。

<釣行データ>
場所:北海道網走郡知床斜里・ウトロ方面 日時:2020年8月12~14日(木~土) 天気:晴れ 釣果:カラフトマス55㎝程度3匹(♂:2、♀:1)
<タックル>
竿:シマノCARDIFF 83ML リール:シマノSTELLA C3000、フカセ仕掛使用(エサ:紅イカ、ソーダカツオ)

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2021年8月 8日 (日)

ビッグサイズが出ました!

 8月初めの三連休、台風接近で雨予報でしたが、まぁ何とかなるだろうと踏んで出撃してきました。

 今回のテーマは最近チラホラ良い話が聞かれる富津布引調査です、上げ潮で入りたいと思っていたので午後からになりますね、釣行の出発を遅らせるという選択肢を持ち合わせていない見学人ですのでもちろん日の出からやります。
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 4時過ぎの暗い内に勝山海岸を見に行くと情報通り海岸線のPはすべて閉鎖でした、厳しいですね、そのままその先の岩井海岸へ向かいます。
 岩井はPの閉鎖無し、ありがたいです。
 いつものスロープ下から夜明け前から始めます、1投目は4本針の内2本がフグさん、2本がハリス切れ、フグさんの活性が高いです、2投目3投目は4本針丸坊主、少し右に移動しての4投目はまたもフグのみです。
 撤収南下して館山市内に移動してもPが閉鎖している確率が高いのでそのまま岩井でマッタリしようかとも思いましたが、釣れる気がしない状態での釣りは楽しくありませんのでやはり撤収としました。
 R127を南下し館山バイパスを通って一気に平砂浦まで来ました、海岸に出ると波はあまり高くありませんが重く垂れこめた雲が嫌な感じです。
 実釣中の投げ師にお話を伺うとフグだらけでキスは来ないとのこと、隣に入らせてもらいタックル準備です。
 とりあえず3投するもキスのアタリはなく上がってくるのはフグさんのみ、大きく左に移動して探ってみますが状況変わらず、今にも雨が降りそうな気配でしたので粘らずに撤収することにしました。
 車に戻るとやはり雨、館山湾側に移動して塩見のPまで移動して雨が止むのを待ちます。
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 8時前に雨雲が北西方向に移動して始めることにしました、高級旅館前からの1投目は1色ラインに入ったところで激震、良型キスを期待しましたが型モノのエソさんでした、残念。
 2投目は少し右に投げ2色ラインでキスアタリ、ステイして回収するとヒネサイズ以下の3連でした、居ます居ます、匂いも無しでなおGoodです。
 その後は2連、単と続きますが小場所なのでキスのアタリが遠のいてフグのみとなりましたので左の岩場方面に移動します。
 1投目で中型キスが出ましたが強烈なカルさんでした、これは頂けませんね、更に西側の砂浜まで移動します、中型が居るようですが魚は薄い感じです。
 右の館山市内が白く霞んできました、レーダーナウキャスで雨雲状況を見ると赤い塊がこちらに近づいている感じです、速攻撤収で車に戻りました。

 10時過ぎに館山市内を通過するとしっかりと普通に雨が降っていました、海岸線を北上しながら各釣り場のPを確認すると、北条も八幡も完全閉鎖状況、致し方ないでしょうか。
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 船形崖の下を覗くと雨も上がって良い感じの雰囲気、潮位は低ですが波無し濁りなしなので竿を出してみることにしました。
 全4投でキスアタリはなくフグさんのみ、Pがしっかり確保できるここは釣れて欲しかったです。

 R127を北上し昼飯にします、国道から少し離れた勝山市街地のcafé「もじく」さんです、本場の沖縄そばが美味しいのですが今回は“もじくプレートランチ”700円也、野菜もタップリ取れてお腹イッパイ、ご馳走様でした!

 12時半前に富津布引海岸に到着しますが結構な雨が降っていました、気象庁レーダーで確認すると13時過ぎには雨雲が移動する感じ、車中待機となりました。
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 予想通り雨も止みP前の杭付近から始めることにしました。
 1投目5色ラインから探りますがアタリ無し、波打ち際までサビキ回収すると4本仕掛けが丸坊主、何処でやられたか分からなかったです、サイレントフグさん?の仕業ですね。
 右に50m移動して2投目、同様の丸坊主でした、3回目の移動で3色ラインで漸く良いキスアタリが出て、回収すると20㎝ジャストでした、再び同じポイントに打ち返しますがアタリは出ません、ナカナカ厳しいです。
 チマチマ移動せず大きく移動してみました、300m位移動したところで再開すると3色ラインでキスアタリ、16㎝級の中型サイズが連で掛かります、ここはフグさんが少ないようです、それでも打ち返すとアタリは出ず移動を繰り返します。
 無風状況で陽が差してきました、ダラダラと汗が出て体力を消耗します、どんどん西に移動していくとキスアタリが減って、フグさんばかりになってきました、あと数百メートルで西端に行けそうでしたが先ほどキスアタリが良く出た近辺まで引き返します。

 30分以上経過しているので状況が変わったのでしょうか、同じ場所に戻ってもキスは居ません、そろそろ終了しようかなと投げたら2色ラインで強烈なアタリが出ました、セイゴかヘダイのような感じ、回収していると結構暴れています、波打ち際まで寄せて魚体が見えて来ました、「何だ、小型のサメさんか」と思ったらなんとキス、ドップリと太った魚体で、クーラーのスケールにあてると26㎝チョットありました。
 ~2010年の九州時代には25㎝超は何度か釣りましたが、房総では初めてお目に掛かかるサイズです、エサを付け直し2色ラインをスローサビキするとまたも強烈なアタリが出て23㎝、3度目は同じ距離で20㎝のドスさんが来ました。
 こうなると疲れも吹っ飛び完全真剣モードで狙っていきますがその後はフグのみ、3回スカを喰らって本日の釣行は終了としました。
 
 上げ潮時間で波も殆ど無く良い状況が揃ったのでしょう、また次回ジックリ攻めてみたい富津布引海岸でした!

 来週はいよいよお盆休みですね、北の大地で恒例のカラフトマスを狙ってくる予定です。

<釣行データ>
場所:千葉県岩井~館山~富津方面 日時:2021年8月7日(土)中潮:干潮10時半頃 天気:晴れ→くもり時々小雨 釣果:シロギス26㎝以下21匹

<タックル>
竿:シマノSP385EX+ リール:シマノKSコンペ 拙者天秤&拙者超発泡(ウッド)シンカー、フロートシンカー、使用 仕掛け:7号針5~3本(市販無限)、エサ:ジャリメ

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2021年8月 1日 (日)

南房パラダイス!

 週末は自室でマッタリとオリンピック観戦するのが正しい日本人なのかもしれませんが、スミマセン、本日も出撃してきました。
 もちろん釣り場ではマスク必須で臨みました。

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 朝一の入釣場所は館山北条海岸を選択、現地には日の出前の4時半に到着、砂浜のほぼ中央でタックル準備します。
 1投目はキスアタリが出ますが乗らず、2投目で中型キスが連で来てくれました、北条海岸の選択は正しかったようです。
 数投はキスアタリを楽しめましたが、明るくなってくるとアタリが減り始めます、数人の投げ師が入釣して来ますが皆さん移動を繰り返している感じ、活性は低めの様です。
 自分は浜の南方面に小移動しながら拾っていきます、手前で強烈なアタリはヒイラギさんでした、2時間弱粘りますがツ抜けせず移動となりました。
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 塩見・浜田方面に移動しますが、海岸近くのPは既に満車で諦め、先週と同様に南房の広い砂浜に向かいました。
 外海に向いている当地はオリンピックの影響もあってサーファーさんで賑わっているかと思いきや、波はかなり低めでサーファーさんは少な目、本日は釣り易そうです。
 前週と同様にチョロ川河口左側でタックル準備しました。
 第1投はフグアタリのみ、針が2本切られて回収です、2投目は2色ライン前半ガッガッとアタリが出てヒネサイズが連出来ました。
 その後はアタリが続かずフグさんのみ、仕掛けをリペアしながら我慢の釣りをしていました。
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 数投してアタリが無いので左に80m程移動して再開です、前週は右への潮の流れが強かったのですが本日はそれ程強くなく、無垢シンカー27号から、フロートシンカー23号に変えました、変更後の1投目2色ラインに入ったところで強烈なアタリが出て回収するとヒネ4連、良い感じになってきました。
 フグさんの活性は相変わらず高く、フグが掛かると仕掛けをリペアして時間ロスして打ち返しになりますが、キスが掛かると仕掛けはそのままでエサ替えして打ち直し、悪循環、好循環の釣りが交互に続きます。
 アタリが出るのは全て2色ライン、その先の3色程度投げて2色ラインまで引いてきてスローサビキしますがアタリが出ません、回収すると針が半分近くロストしています、3色ラインでフグさんにやられている様なので、投擲後2色ラインまで早巻きして2色ラインをジックリ攻める釣法で安定して釣れるようになってきました、ナカナカ難しい釣りですね。

 上がってくるキスのサイズはほぼヒネサイズ、昼前にはクーラーが満タンになってきました、10匹ほどビニール袋に入れクーラーの隅に押し込みますが、それでも追加のキスでクーラーの蓋が締めにくくなってきて最後の1投、ドスキスが単で釣れて終了としました、本日の当地は完全なパラダイスでした!
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 館山市内まで戻り、遅めの昼食は以前からチェックしていた「黒恵屋食堂」さんです、一見さんはまず入ることのない地元に根付いたレトロな食堂です、注文は“かつ丼”550円也、食べ始めるとスープが追加で付いて来ました、ボリュームも満点でお腹イッパイでした、人気はラーメン類のようで今度はそちらも試してみようと思います、ご馳走様でした。
 気さくな女将さんに小分けしたキスを引き取ってもらいました、合わせてありがとうございました!
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 クーラーが少しだけ軽くなったので、R127を北上し釣り場探しです。
 岩井はファミリーが多くてダメ、勝山海岸で竿出しとなりました。
 前週と同様に旅館右側から第1投です、アタリ無く1色ラインまで引くと波口で強烈なアタリが出ます、回収すると21㎝のドスサイズでした。
 2投目は素針、3投目は2色ラインに入ったところでヒネサイズが出ました、潮が上がって来た当地は活性が高いようです。
 楽しめそうな釣況でしたがパドルサーフィン教室の皆様が目の前に接近してきました、もう無理ですね、諦めました。
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 本日最後はマスターズスタイル開催予定の道場です。
 まずはマイポイントで3投しましたが、波口まで引いてもアタリ無しでした。
 徐々に左に移動しながら探るもフグアタリのみ、移動3回目で漸くキスが出ましたが小型の単でした、厳しい状況は変わってないようでした。

 夏枯れ状況が懸念される今時期ですが、場所と時間を選べば好釣できそうな感じでした。
 南房の広い砂浜は波が低ければかなりの確率で楽しめそうですね!

<釣行データ>
場所:千葉県館山~保田方面 日時:2021年7月31日(土)中潮:満潮9時半頃 天気:晴れ 釣果:シロギス21㎝以下39匹

<タックル>
竿:シマノSP385EX+ リール:シマノKSコンペ 拙者天秤&拙者超発泡(ウッド)シンカー、フロートシンカー、使用 仕掛け:7号針5~3本(市販無限)、エサ:ジャリメ

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