ジャリメのシェイプアップ&保存法
梅雨本番の今日この頃、今週末は両日とも雨予報、週の中頃も結構な雨が降り河川の流れ込む近くはアウトでしょう、普段は強行しがちな自分ですがここは控えることとしました。
そこで今回はキス釣りの主エサであるジャリメのシェイプアップおよび保存する自分なりの方法をご紹介します。
結構以前は釣具店で青イソメやジャリメを買ってもそれほど感じなかったのですが、最近は水膨れパンパンの虫エサが多い様に感じます、多分自分が思うにエサを保管している水槽の浸透圧が海水より低く設定されているためと推測します、重量が増えるので売る方は良いかも知れませんが、それを使う釣り師にとっては困りものですね、活きは悪いし、針刺しの時に体液が大量に出る、おまけにエサ持ちも悪い、勿論釣果にも直結します。
先週も前週の残りを保管していたジャリメはピンピンで元気が良く、同じ釣具店で前日買ったのはデロデロで釣果もガタ落ち、こうなると自分でシェイプアップするしかありません。
前置きが長くなりましたが、以下にお伝えします。
準備するものは、100円ショップで買ったタッパ(蓋には数か所穴をあけておきます、大きさはジャリメの量で変えます、写真は500mL)と園芸用の鹿沼土、汲んだ海水、保存用の発砲クーラーと保冷材とタオルです。
海水は今回取水時が雨天だったため持ち帰った後食塩を一つまみ足しています、海水よりもほんの少し浸透圧が高い方が良いかも知れません。
まずタッパに鹿沼土を底から2㎝程度入れます、そこへ冷蔵庫で保管していた海水を入れます、入れる量は海水がしみ込んだ後にタッパを斜めにして僅かに水が染み出てくる程度としています。
そこにジャリメを投入、今回は釣具店で購入した砂(バーミキュライト)無しですが、残りエサの場合は、適当に砂を落として入れます。
保存法は小型の発砲クーラーにタッパを入れ、保冷剤をタオルで巻いてその上に置き蓋をキチンと締めて出来上がり、平らなところで保管します。 保管温度は大変重要で冷蔵庫(5~7℃)では冷え過ぎ、虫エサの卸の方に聞くと10~12℃が良いとのこと、上記の方法でその温度になっていると思っています。
保冷材の交換は24時間おき、タッパを空けるとジャリメはほぼ鹿沼土の中に潜っています、死んだジャリメは土の上に残っているので都度取り除きましょう。 土や海水の補充は必要ありません。
釣行前に割り箸でジャリメをほじくり出して、バーミキュライトを入れた小型プラ容器に移し替え、保冷材を入れた釣行クーラーに入れて完了ですね。
色々な方からのアドバイスやブログのパクリで今はこの方法に行きついています、元気の良い残りエサはこの方法で1週間は持ちます、持ち帰った再起不能で死にそうなジャリメは止めたほうが良いです、2~3日で異臭が漂い処分するのも辛くなります。 一度使った鹿沼土も使いまわしは止めた方が良いです。
カレイ釣り時の青イソメは全部塩で〆てしまうのでこの方法は使ったことがありません。
投げ釣りでは、エサの鮮度は重要ファクターに違いありませんよね、ご意見ご質問等があれば是非ともコメントください、宜しくお願いいたします。
| 固定リンク
「0_by 見学人」カテゴリの記事
- 館山界隈を彷徨いました!(2023.05.27)
- 内房ローラー作戦、貧果で終わりました・・!(2023.05.20)
- ズルズルと2日間やってしまいました!(2023.05.13)
- ショート、ショート!(2023.05.06)
- 23GW北海道クロガシラカレイ釣行 室蘭編~活性低下してました!(2023.05.02)
コメント
こんにちは!
ご無沙汰致しております🎶
今年は中々お会い出来るチャンスが無くて残念です…
ジャリメの保存方法ですがオイラも鹿沼土を愛用しています🎶
釣具店から購入して直ぐにエサパックを入れ替えて鹿沼土で多少水分を抜いてから実際に使ってます。
やはり水分多いと刺し辛いですよね。
投稿: ピンギスとよ | 2020年7月 8日 (水) 16時48分
とよさん、コメントありがとうございます!
こちらこそご無沙汰しております!
いつもblog見させてもらってます、房総の釣行回数は減ってるのかな!?
鹿沼土は100円ショップで簡単に手に入りますし投げ師にとっては重宝しますね!
梅雨の時期、お互い辛抱ですね、夏になったらガンガンでしょうか!
お会いしましたら、またよろしくです!!
投稿: 見学人 | 2020年7月 8日 (水) 21時59分
見学人さん、お久しぶりです。 大変興味がある記事だと思っていました。もし、寄稿がなければ「東方の釣り人は、こんなおもしろい話にどう して乗ってこられないんだろう ?」と思っていたくらいでした。
私も水膨れパンパンの岩デコ=福岡での名称(ジャリメ)に悩んでいます。見学人さん情報により、何日間か手入れしてやることで使い易い岩デコを てにいれることが出来そうです。ありがとうございます。
ただ、難問が一つあります。女房殿です。「家の中に虫餌持ち込むことtaboo です。」 ばれたら、私ゴキブリ並みに捻り潰されます。さぁこの 対策どうしようと頭を捻っています。秘策をみつけたいと思っています。 ichikawa
投稿: Ichikawa | 2020年7月11日 (土) 11時09分
Ichikawaさん、コメントありがとうございます!
福岡のデコも水膨れパンパンのがあるようですね、多分全国的なのでしょう!
殆どの奥方は虫エサは毛嫌いされるでしょうから保管場所が問題になりますかね!
ですが、自分のこの方法だと玄関でも靴箱でも物置でも可能かと思いますよ!
車中は高温になりやすいので注意が必要かもしれません!
保冷材の交換は必ずやらないと悪臭放って死んでしまいますので注意してくださいマシね!
投稿: 見学人 | 2020年7月11日 (土) 15時43分