19年北海道サケ釣行
台風15号の暴風雨に続いての長期間の停電、大変かと存じます。 被災された千葉県の皆様にお見舞い申し上げます。
毎年恒例の北海道サケ釣行、今年も行ってまいりました。
昨年の情報では、高波時の通行止め対策でテトラの追加設置工事で19年シーズンは絶望的と思われましたが、工事開始が10月7日とのことで今月中は例年通り釣りができるようです。
ただ、シーズンピークに入る9月に入っても全然釣果が上がらずサッパリとのこと、おまけにエサ取り地獄で忙しい釣りらしい・・まぁしょうがないですね!
★1日目(9/13)★
前日の夜に帰札、朝イチでエサを買いに札幌中心部の大型釣具店に9時開店前からお買い物、カット済みのカツオと紅イカ、エサ取り対策としてワームを少々購入しました。
そのまま10時に予約していた車のディーラーに寄って前回の知床釣行最終日に点灯した警告灯の調査です、エアサスのレベルセンサーの故障とのことでした、18年乗り続けている愛車ですのでアチコチの故障はしょうがないでしょう。
実はここのサービス受付の〇山さんは釣りフリーク、ほぼ自分と同じ趣向で車の事そっちのけで話し込んでしまいました。 エサ取りの激しい時はカツオよりアカハラ、フクラギの切り身のほうがエサ持ちがよいとのこと、参考になります。
11時過ぎにディーラーを出て実家にダッシュで戻る途中、なんとネズミ捕りに引っかかってしまいました、20年以上前から同じ場所でやっている札幌市南区民は知らない人はいない所、うっかりミスです、情けない・・・3点減点18,000円の反則金です、ゴールド免許は一生無理かもしれません。
お昼前に釣り道具一式を積んでいざ出発、高速乗る前に昼飯を食らうために「札幌みよしの」で“みよしのセット”カレーと餃子のセットです、釣りに出かけるときにはいつもここで同じメニュー、ゲン担ぎですね。
IC前の釣具店で追加エサを買って道央自動車道を南下、釣り場に向かいました。
14時過ぎ現地到着、登別川右岸規制区域境界には前日入りの釣りキチさんが居られました、いつもはサケ投げ師で賑わっている当地ですが今日は全く居りません、釣れていない証拠ですね。
とりあえず境界脇の1等地を分けていただき実釣開始です、ほぼ満潮時間ですが波が弱く良い塩梅ですね。 エサにはカツオ、紅イカ、アカハラ、ワームをそれぞれ付けて試しました、カツオは瞬殺、紅イカもエサ取りさん(多分クサフグ)の好物のよう、アカハラはほどほど残り、ワームは全く齧られません。
15時半過ぎに自由市さんも到着三人並んで打ち返しますが、アタリは一向に来ず、日没を迎えました。
★2日目(9/14)★
4時過ぎに起きて海の状況を偵察すると大波がザブーン状態、南風も強めに吹いており波しぶきが上まで上がってきます。
期待の早朝、取り込みのことを考えるとモチベーションはかなり低下していましたが、釣りキチさん自由市さんは早々実釣開始しています、
「取り込みは魚が掛かってから考える」との割きりで自分も開始します、相変わらずのエサ取りです。
9時に釣りキチさんが一時帰宅し、自由市さんも睡眠不足とのことで車中爆睡、一人でお昼まで打ち返しますがアタリは全く無し、9時満潮の大潮なのでこの波を考えるとお昼が限界、仕掛けを上げることにしました。
気になるのが河口左岸の砂浜、午前中減っていたルアー師がまた増えてきたので500m歩いて現地を偵察することにしました。
今期の登別川の河口は左に大きく蛇行しており、左岸の規制区域境界から30m程度と近い状態、真水が濃く入るエリアで魚影が濃く20分程度見ている間に4本上がりました。
確率的には投げで戦うよりもこちらのほうが効率がよさそうです。
車まで戻り持ってきたタックルをチェックすると何とか出来そう、釣り場に自由市さんを残し河口へ戻りフカセ釣りを始めます。
混んでいるルアー師に混ぜてもらいフカセ釣りを始めます、エサは紅イカとカツオ短冊です。 砂浜で沖の岩場でも殆ど波は死なずに打ち上げます、膝下くらいまでの波で油断しているとイキナリ大波がきて腹部以下波被り、ショートウエーダーにも海水が入り左足はズブズブ状態、それでも何投かしましたが気持ちが悪く撤収、1時間余りで撤収となりました。
元の釣り場へ戻り、自由市さんと交代で温泉に行くことにしました、先に自由市さんに行ってもらい、自分は濡れたウエーダー、Tシャツ、ステテコを干して海を眺めて休憩です。
自由市さんが帰って来られ自分も温泉に、R36を東に向かった虎杖浜にある「花の湯温泉」です、お客は自分一人だけでゆっくりお湯に浸りました、最高です。
釣り場に戻ると釣りキチさんも来ていて3人でBBQの開始です、気の許せる仲間とのひと時、美味しいビールが進みます!
★3日目(9/15)★
本日も4時過ぎに起床、波の状況は相変わらず、風がほぼ無い状態で吹き上げる潮風が少ない分昨日よりはまだましかもしれません。
本日はきくさんも加わり4人体制、境界線から自分、きくさん、釣りキチさん、自由市さんと並びます。
事件は起こったのは6時半頃、自由市さんの50m向こうに入った投げ師にヒット、単独で来られているようで自由市さんがタモをもってテトラを降りて行きます、サケと仕掛けが手前のテトラに絡まり抜けてきません、大波が何回も押し寄せ自由市さんは頭からずぶ濡れ結局取り込みは諦めました。
ようやくこのポイントにもサケが入って来たのが確認できたので皆さん気合が入ります、暫くすると自由市さんにヒット、きくさんがテトラを降りてずぶ濡れになりながらの取り込み、ようやく仲間に釣れました。3週連続Bzだったようで喜びもひとしおのようです!
次のヒットは釣りキチさん、取り込みは自由市さんでブナの入ったメスでした。
右から徐々にアタってきているので次はこっちだねときくさんと話しながら気合を入れますがアタリが停まってマッタリ、干潮時間で取り込みやすいので上げるのならこの時間です。
ド干潮の9時半過ぎ、きくさんとダべっていると自分の一番左に大きく竿先が揺れる典型的なサケアタリ、駆け寄ってドラッグを締め大きくアワセを入れたのちリーリング開始、かなり重たいです、横っ走りが始まりここがサケ釣りに醍醐味ですね!
きくさんがテトラを降りてくれ取り込み準備完了、手前の砂浜まで寄せてネットイン、その瞬間「ヤッター!!」と叫んでしまいました。 上がってきたのは大きなブナの入ったオス、大満足の1匹ですね!
その後釣りキチさんに1匹追加してお昼過ぎに終了となりました。
皆で片付けして昼飯を一緒に食べることになり、帰り路の「三春」でノンアルビールで乾杯、“エビアナゴ天丼”で満腹、帰路につきました。
今回2日目までで絶望的な状況、来月初めに出直して来ようかと真剣に思っていたところの最終日の1匹、何とか釣れて楽しめました。
この釣果も釣りキチさんはじめ北海道の釣り仲間が居てくれたからこそ、今回もお世話になり、大変ありがとうございました。
<釣行データ>
場所:北海道登別川河口右岸 日時:2018年9月13~5日(金~日) 大潮:干潮9時頃 天気:晴れのち曇り一時小雨 釣果:シロザケ75㎝程度1匹(オス)
<タックル>
投げ 竿:シマノSP425CX-T リール:ダイワPS4000 3SET 5号ナイロンライン 釣りキチSP仕掛け、エサ:ソーダカツオ他
フカセ 竿:ダイワ TF-X 1103MHRS-V リール:RYOBI ZAUBER VS 2000Zi
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