19年知床カラフトマス釣行
お盆休みは毎年恒例、知床カラフトマス釣行です、2001年からほぼ毎年、カレコレ18年目ですかね、飽きもせず今年も行ってまいりました。
★1日目(8/11)★
ここ数年はお天気に恵まれていましたが、今回の天気予報は悪天候気味の様、こればかりはしょうがありません、まぁ何とかなるでしょう。
札幌から400kmチョット、途中2回休憩を取って6時間位で知床エリア突入、最初のポイント、日の出漁港横の流れ込みには10時半過ぎに到着しました、曇り空で少々波は高めのようです。
前日に購入した市販ウキフカセ仕掛けを投げやすくするために仕掛け長を短くし、ズレ易いウキを固定するためのウキ止めを強化したカスタム仕掛けに短冊状の紅イカと1㎝角のカツオの切り身(腹の銀色部分のみ)を付けて実釣開始です。
釣り方は沖に20~30m投げ超スローリトリーブで誘います、アタリはウキの沈み込みかロッドに伝わる食い込み感がサインでフッキングさせるために一気に竿を立ててリーリングします、あとはバレない様にラインを緩めずやり取りですね、ドラッグを締めすぎるとバレることも良くあります。
廻りはあまり釣れている様子もなく群れ待ちの雰囲気、自分は河口左20mで投擲を繰り返します、1時間半探り続けましたがダメ、廻りも上がっておらず、ひと先ず撤収しウトロ方面に向かいます。
いつもの民宿に車を預け、幌別川河口まで送っていただきます、幌別川河口は傍の国道に以前あったⓅは10年以上前に閉鎖され、何らかの苦労(30分以上歩くとか)をしないと来ることができません、お気軽釣り師(マナーも良くない)がいないのが魅力ですが1級ポイントなのでそれなりに賑わっています。
ヒグマの出没が絶えない当ポイントは規制が年々厳しくなり、昨年からは注意書きを理解した確証として腕章が義務付けられ、今年はさらにマスの解体が不可となりました。
通常カラフトマスを釣ると持ち帰る前に内蔵とエラを河口で処理して(ウミネコやカラスのエサになってしまいますが・・)撤収しますがそれが出来なくなってしまいました。
13時半前から釣り開始、河口の真ん中に入れてもらいました。 30分後位にアタリがありアワセを入れますがバレてしまいました、悔しいですね。
お隣の親子の小学生低学年くらいの子供にアタリ連発、お父さんの指示で自力で暴れるマスを上げています、上手です、将来は間違いなく太公望でしょう!
その後なかなかアタリが来ない中、15時過ぎに漸くアタリが来ました、慎重にリーリングして上がってきたのは良型メスのカラフトマス、この瞬間のために遥々やって来るんですね~!
その後アタリ来ず、日没前の17時半で一応撤収、地元ベテラン師によると今年はあまり良くないとのこと、カラフトマスは2年魚で偶数年魚と奇数年魚は交配しないと言われています、自分の釣果も昨年は良くて、一昨年はボチボチでした、やっぱり奇数年は良くないのかもしれませんね。
民宿に帰って釣れたカラフトマスの半身を使って「ちゃんちゃん焼き」を作りました、簡単美味しいの定番メニューですね、民宿スタッフにもお裾分けしてお酒が進みました。
★2日目(8/12)★
3時過ぎの目覚ましで起床、準備を整え出発しようと外へ出ますが、なんと小雨・・部屋に戻り気象庁レーダーを確認すると雨雲がちょうどかかっており1時間後には止む筈、取り敢えず待機して4時半過ぎに出発しました。
向かった先はウトロ市街地西側の「フンベの滝」既に明るくなったポイントに着くと釣り師は20人くらいと少な目、既に1~2本持っている人が居られて良い感じのようです。
タックル準備し沖目から探りますが細かなアタリ頻発、フッキングしないので小魚のイタズラなのでしょう、数投目で掛ったのはエゾメバル、通称「ガヤ」でした。
自分が来てから廻りも全然上がっておらず、夜明けを外すとヤッパリだめなのですね、6時半を回ったとことで撤収しました。
昼の部は昨日釣れた幌別川河口、9時前から実釣開始します、朝の部の釣り師がお帰りになりソコソコ空いている河口本流中央に陣取ります。
集中して打ち返しますがアタリなしの時間が続きます、10時を過ぎると小さな群れが入って来たようで廻りでパラパラとヒットしています、自分にも来い!と念じていると来ました、元気の良いオスです、回収してストリンガーに掛け、元の場所に戻り数投げするとまたヒット、今度はメスでした。
その後はマッタリタイム、昼飯のコンビニおにぎり食べて新しいエサを付けて打ち返しです。
お盆の沖の網上げが本日のようで幌別川の左右にあるマス網が漸く上がりました、これから数日間はカラフトマスが岸に寄りやすい状況、釣行日程が少し早かったようです。
14時過ぎに廻りでパタパタ上がり始め、自分にアタリが来ました、30分ほどでなんと3本GET! 最高の気分ですね!
15時を過ぎると小雨が降ってきました、廻りでも殆どヒットせず撤収することにしました、5本釣れば釣果としてはマズマズでしょう。
★3日目(8/13)★
前日と同じく3時過ぎに起床し外へ出ますが、かなりの雨、北からの風も強い感じです、気象庁レーダーを見ると1時間以上は雨がやまない予報、部屋に戻って30分おきに天候をチェックしますが雨止まず、本日の早朝釣行は断念することにしました。
朝飯を食らって8時半に出発、昨日好釣した幌別川とも考えましたが、昨年の最終日に楽しめた日の出漁港横の流れ込みに行きました。
当地は波高く正面からの風も強く、おまけに濁りも入っており最悪に近い状況、居られた釣り師に話を聞くと、日の出からやってアタリは1回のみとのこと、厳しそうなのでここは断念することにしました。
その釣り師の話によると港の中に群れが入り込み一時釣り堀状態になっていたとのこと、港を見に行くと釣り人数名で祭りの後の状況でした。
沖のマス網が上がり港内に群れが入るということは港の入り口で待ち伏せすればきっと釣れる筈・・との推測をもとに、港の入口の内防波堤先端で開始します。
北からの強風と小雨が時折降って来る悪天候で1時間半探りましたが群れは来ず、モチベーションが一気に低下して撤収、今年のカラフトマス釣行は終了となりました。
予報通り悪天候で早朝出撃も出来ず残念ではありましたが、終わってみれば6匹釣れたのでマズマズといったとことでしょうか。
釣行3日間、最高気温は20℃に届かず、長袖ジャケットが欠かせませんでした、知床は本州とはやはり別世界ですね。
<釣行データ>
場所:北海道網走郡知床斜里・ウトロ方面 日時:2019年8月11~13日(日~火) 天気:曇り時々小雨 釣果:カラフトマス55㎝程度6匹(♂:3、♀:3)
<タックル>
竿:シマノCARDIFF 83ML リール:シマノSTELLA C3000、フカセ仕掛使用
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コメント
見学人さん、北海道知床の樺太マス釣行楽しかったようですね。読んでいてよくわかります。
関東、北海道、九州と釣り渡り、「飽きない」所か、益々 精進される姿は凄いですね。
お身体も大切になさってください。Blog楽しみにしています。
投稿: Ichikawa | 2019年8月16日 (金) 18時51分
Ichikawaさん、コメントありがとうございます!
ここ数年は何か年間釣行予定が決まっていて、それをトレースしている毎日のような気がします!
ほぼ投げ釣りばかりですが、カラフトマスはフカセ仕掛けで狙っています!
珠には嗜好を変えて違う釣りをするのも楽しめますよ!
夏本番を迎えてお互い体調に気を付けて楽しみましょうね!
投稿: 見学人 | 2019年8月17日 (土) 21時58分