19年GW北海道クロガシラカレイ釣行<室蘭編:満足の釣行でしたの巻>
27日羽田発朝便で実家に戻り、イソメを〆て釣り道具を積み込み、お昼過ぎに室蘭港に向かいました。
本来なら北海道の釣り仲間「大日本クロガシラ同盟」の釣り大会が本日~明日の予定で苫小牧西港で行われ、皆さん集まっておられるのでそちらの方に出席したかったのですが、如何せん昨年の良い思いが忘れられずに室蘭にしてしまいました。 同盟の皆様、申し訳ありません。
かといって室蘭は最近良い情報が全然無い様で多少不安がよぎります・・・。
★1日目(4/27)★
マイポイントは車ベタ付け足場の良い埠頭で地元釣り師にも人気があり、本日は見学して先客がお帰りになるのを待って場所を確保する作戦でしたが、現地に到着するとなんとガラ空き、釣り師は若干一組という寂しさでした、早朝にみぞれ交じりのお天気だったようですが、これほど少ないと拍子抜けしてしまいます。
埠頭右端のベストポイントに入り、まずは4本出し、並継と振出を2本ずつ出してまだ〆が甘いイソメさんを付けて14時には実釣開始しました。
小雨が降ってきて南東からの強風も結構キツく車中から竿先を見つめます、近くの釣り師もついに撤収して広い埠頭は自分だけ、とても寂しい釣行です。
結局17時半までアタリが無く、情報通りの嫌な予感が漂いますが、まずはタックルを片付けて車中晩飯、あまり深く考えないで寝袋の人となりました。
★2日目(4/28)★
2時半頃大きな地震で目が覚めますが、疲れも手伝って2度寝し目覚ましが鳴る3:15に起きました。 星が出ていてお天気は良さそう、風も収まっていてコンディションは最高そうです。
お隣に車が止まっていて三脚が置いてあるのが見えていましたが、その向こうはガラ空き、GWのこの時期は釣況が悪くても地元シニア師や札幌遠征組が必ず朝は居るのに少なすぎ、マスマス不釣の不安がよぎります。
暗い中、準備を始めるとお隣の地元師とご挨拶、なんとこのブログをご覧になっているようで何やら照れくさかったです。
日の出を待ち4時半前に第1投です、右に振出3本、うち1本は2本針仕掛けでポチャ投げ専用、左の並継2本は中遠投で攻めていきます。
投げ終わって一服していると一番右の振出1本針仕掛けに糸ふけが出ました、投擲10分後でアタリとは嬉しい限りです! 合わせを入れるとズシリと重い感触、刺さり込みはそれほどなく上がってきたのは勿論クロ様、型が小さそうなので抜き上げました、まずは34㎝、チョット小さめですが幸先よく嬉しいですね!
そのあと7時くらいまでアタリポツポツで35㎝前後を2枚追加しました、ガラ空きの左側にご夫婦釣り師が入釣、タックルと格好からかなりベテラン風のようです。
最初の事件が起こったのは、9時半過ぎ、ポチャ投げの2本針仕掛けにアタリ、一服していると竿先が大きくお辞儀してその後糸ふけ、アワセを入れるとガッツリ重い感触、リーリング中も凄い抵抗感です、期待をもって真下から上がってきたのは中型サイズ?おや~と思ったら下針にもクロ様が付いていました、セルフタモ入れは見えている上針のカレイをネットに入れましたがこれでは下針の獲物はネットインできず、一度離して横に流し下針のクロ様からネットに入れ2枚GETで来ました、37㎝と35㎝ですのでナナマルですね!
11時半過ぎに一番右の振出に大きなアタリ、一服の後リーリングするとかなりの重量感でしたが、沖から浮いてきてカジカの42㎝でした、長年ここで釣りしていますがカジカを挙げたのは初めて、いろいろなことが起きますね!
その後3枚ほど追加しますが最高で39㎝、隣の隣の奥様が42㎝を上げていますのでこのままでは終われません。
考えてみれば右側の振出にばかりアタリが集中し左の並継には一向にアタリがありません、回収するとエサ取りが少ない筈なのに、エサが取られていることが多かったので、派手系仕掛けから、地味系仕掛け(写真下)に変更しました。
打ち返しを頻繁にして15時過ぎに並継竿に41㎝が来てくれました、作戦成功かなとも思いましたがはその後はアタリなく本日の釣果は30㎝台が中心の9枚で終了となりました。
お隣の地元釣り師はそのまま夜戦に突入されたので、三脚を見ていてもらいお風呂&晩飯に向かいました。 白鳥大橋の基部にある日帰り温泉「ゆらら」で汗を流し、グーグルマップで探しておいた居酒屋「小舟」でラーメン&焼き鳥(室蘭は鶏ではなく豚です)で晩飯となりました。
★3日目(4/29)★
昨日と同じく目覚ましで起きてタックル準備です。本日は風がやや強めですが釣りには問題ないレベル、5本セットして第1投です。 お隣は昨日からの地元師、その横には夜戦していた地元シニア師にその横には数名の投げ師が入釣しています、結構にぎやかですね!
1投目でアタリはなく、5時ちょうどに最初のエサ替えを始めると、ポチャの2本針仕掛け回収中に生体反応、下針に35㎝のクロ様が付いていました、さすがにクチビル一枚、エサを加えた瞬間だったのでしょうかね!
中央の2本針仕掛けをポチャ投げで打ち返しして、振出左の1本針仕掛けを投擲し道糸を張って、右側の振出をエサ替えのためにリーリングし始めると、1分前に投げた左側の振出にアタリ、それも引いたりフケたりのにぎやかなアタリ、アブラコ(アイナメ)の目の前にエサが落ちたのだろうとリーリングすると42㎝のクロ様、本日は活性が高いようです。
埠頭全体ではポツポツと良型交じりで上がっており良い雰囲気です。
8時に41㎝を追加してマッタリしていると9時半過ぎに事件発生、地味系仕掛けに変えて調子が上がっている並継の右側にアタリ、アワセを入れてリーリングするとこれまでとは違う重みと抑え込み、期待を膨らませて上がってきたのは49㎝!一瞬ゴーマル達成かと思いましたがそんなに甘くはありません、おまけにメンテナンスを殆どしていないタモの外枠がグンニャリ曲がってしまいました、お釈迦です。
その後アタリなく11時にすべて新しいエサに付け替え気合を入れます、それでも1時間以上アタリが無くクロ様はお昼寝に入っているようでした。
本日2回目の事件は13時過ぎに発生、一番左の並継に大きな糸フケが出ました、タモが無いのでお隣釣り師にタモを借りるお断りをしているとガードレール下にいたカラスが飛び立ち糸フケしている糸に絡んで落下、お隣釣師の右側の道糸も絡ませてもがいているではありませんか!
竿を持って煽っても外れる気配がなく、タモでカラスを取り抑えてもらい絡んだ道糸を弛ませ岸壁に引き上げタオルで目を塞いで絡んだ道糸を解くことに・・・何とか外れてカラスさんは帰っていきました。
長いこと投げ釣りをしていてカモメ(ウミネコ)にヤラレタことは幾度もありましたがカラスは初めてでした、お隣釣り師さんとの共同作業で難を逃れました。
絡んだ道糸をチェックし異常がないことを確かめてリーリングすると35㎝のレギュラーサイズでした、エサを付け替えているともう一方の並継竿の道糸が大きく左に動いていました、一応リーリングすると重い感触、抑え込みも結構あり46㎝をGETしました。
マッタリ気分から一転、色々なことが起こるものですね。
その後風が強くなりそろそろ終盤戦、お隣さんと話し込んでいると目の前の並継にアタリが出てレギュラーサイズのクロ様、本日9枚目でした。
お互い15時で終了することとして粘りますが後が続かずthe endとなりました。
今期のGW室蘭釣行は最初ダメかと思いましたが、終わってみれば満足の釣果、室蘭港のクロ様とお隣の地元釣り師のご親切に感謝感謝でした!!
<釣行データ>
場所:北海道室蘭港マイポイント 日時:2019年4月27~29日(土~月) 天気:曇り→晴れ 釣果:クロガシラ(クロ)カレイ49~33㎝18匹
<タックル>
竿:シマノSP-SF405CX、SP-425CX-T リール:ダイワZ45C、シマノSA-XT 計5セット
道糸:フロロ1.5号 仕掛:サーフ天秤1or2本針仕掛け 針:丸セイゴ14号
エサ:塩イソメ