18年知床カラフトマス釣行
お盆休みがやってきました、今年も知床でのカラフトマス釣りに行ってきました、年に1回の投げ釣り以外の釣りです!
★1日目(8/12)★
札幌の自宅を3時半に出発、前日気が付いたのですが高速道路の休日割引が11&12日0(土日)から9&10日(木金)に変更になっていて、深夜割引を活用するため札幌ICを午前4時前に通過しなければなりません。この変更に気が付かないドライバーは結構多いような気がします、NEXCOさんも渋滞解消という名目のようですが酷いことをしますねぇ~!
途中仮眠を含めて2時間おきに休憩を取りながら、斜里には10時過ぎに到着、丈夫な厚めのビニールで出来ている鮭袋とハラコを入れるケースを購入しウトロ方面に向かいます。
まずは何時ものように遠音別(オンネベツ)川の偵察です、ここを見ると現在までの遡上の程度が大体把握できる場所です、国道の橋の上から河口方面をみると、かなりの数が群れているのが確認で来ました、ここ最近は偶数年が良いとされていますがマズマズの感じ、でしょうか。
初日の入釣場所は幌別川河口、ウトロ市街の外れの有名場所です、ここはヒグマの出没でも有名場所で釣り師にも十分注意が必要です、荷物はコンパクトにまとめて身に付けるとか、内蔵の処理は専用の袋(100円)で専用の処理ボックスに保管するとか・・、今年は昨年にプラスして、ルールを理解している釣り師は腕章の着用義務が課せられました。 色々と細かいですが釣りができるだけ幸せですね。
今回も釣り方は「フカセ」オンリー、飛ばしウキにタコベイト、エサは紅イカにソーダカツオの小さな短冊を付けるパターンです。 これにスプーンを付ける「ウキルアー」も以前流行り、最近復活の兆しですが、自分はスプーンは付けません。
河口左岸から河口中央に30mほど投げ、超スローリトリーブ、流れは河口本流から左右に分かれるので左岸であれば左に流されます、廻りの釣り師に気を使いながらキャスト&回収を繰り返します。
3投目くらいでしょうか、着水数秒後にフカセウキがフゥと沈み込み、合わせを入れるとフッキング、1年振りの横っ走りを楽しみながら1匹目ゲットです、開始数分後で幸先良すぎです。
カラフトマス釣りの醍醐味は最後まで抵抗して走り回る獲物を上手く制することにあります、途中でバレる可能性も結構あり、スリリングでドキドキします!
釣り始めたときは5~6人だった釣り師が、日が傾くにつれ夕マヅメ狙いで少しずつ増えてきます、1匹目が開始直後に釣れたので「今日は楽勝!!」なんて思っていましたが、それからアタリ来ず、時計の針は17時を回った頃にようやく2匹目ゲット!少し体高のあるオスでした。
★2日目(8/13)★
2日目の朝マヅメ狙いは、斜里方面に15kmほど戻り知布泊海岸に向かいます、廻りが完全に明るくなっていた4時半過ぎに到着するも河口付近はもとより、かなり離れた場所しか残っておらず暫し見学しました、時折入る小さな群れは左の漁港テトラ方面から回って来るようでパタパタという感じで釣れています、移動された釣り師の後に入りましたが
アタリなく2時間経過した時点で終了、無念のBzを食らってしまいました・・・。
昼の部はやはり幌別川河口です、昨日は左岸に入ったので本日は右岸で勝負することにしました、時計は10時を回ったところでちょうど朝マヅメ部隊が完全撤収した時間で釣り師は少なくやりたい所に入り放題です。
自分の右側に釣り師はいませんでしたので、本流側に投げ右に流されるもそのまま流し、かなり右側にいったところで回収、5分位は放置したままでウキの沈み込みのみチェックします、アタリが出たら直ぐに合わせられるようにラインは張っておきます。
お昼前にかなり流された右の浅場で1匹GET、14時前に本流近くの沖側で本日2匹目、その後小さな群れが回ってきて追加し、今日の幌別はマズマズ調子がいい感じです、沖にはボートも来ていましたが、河口から離れすぎであまり釣れている感じはありませんでした。
17時を回って夕マヅメ時には釣り師が増えてきたので移動、運良く河口中心部が空いており移動、真っすぐ遠投で攻め始めるとアタリが出て、元気なオスが掛かりました、走り回るのを必死に抑えて何とかGET出来ました、かなり楽しいですね!
夕マヅメ終盤戦、流していたウキに反応ありで合わせると乗った感じはしますが抵抗感はイマイチ上げてみるとガヤ(エゾメバル)さんが付いていました、イカやカツオに誘われて根魚が出てきたようです。
2日目の幌別川河口の釣果は、オス1、メス3でした。 魚の処理をしつつ地元ベテラン師に話を聞くと、今期はここ数年の中で一番良くないとのこと、そういえば型が小さな魚体が多い様な気がします。
★3日目(8/14)★
3時半前起床、最終日の朝マヅメはウトロ市内手前のフンベです、浅めのワンドになっているポイントで昨年全然ダメでしたが、朝が満潮で潮位もソコソコ高く期待ができるかなと思って入釣を決めました。
ここも人気のポイントなので満員御礼を予想して、端のほうでマッタリとやる予定で現地に到着しましたが、釣り師は全体で20人くらいとかなり少なめ、近づくとメインの流れ込みの中央が空いていました、急いで準備してその場所に入釣します。
第1投、沖合30m付近を流していると、すぐ右のウキルアーのお兄さんにヒット、竿を大きく曲げ格闘している横目で見つつでしたが、自分にもアタリ、まだ薄暗かったので完全にお隣さんとのお祭りアタリかと思っているとお隣師の魚は手前、自分のラインはまだ沖きですから、お祭りではなさそう、自分のにまだついているのを確認しリーリング開始、程よく1匹目GETでした。朝マヅメ1投目で今日も幸先がよさそうです。
全体的にもポツポツとアタリが見られて、廻りがGETすると自分の竿に集中しますが、次のアタリは30分後、型の良いオスが掛かりました、河口付近は釣り師が密集していて早めに上げないとヒンシュクの視線を浴びますので、引き味を楽しみつつ手際よく上げます。
朝はこの2匹で終了、朝一の小さいほうはメスかと思いきや腹を開くとオス、オスメスの区別は自分なりにほぼ出来ていると思っていますが、今回の釣行で自信がなくなりました。
昼の部ラストは、昨日朝マヅメのリベンジで知布泊海岸に9時過ぎに入りました、当地も朝の部が終了し釣り場は閑散としています、当然河口に陣取ります。
居そうな雰囲気はありますので気合を入れていますが、今回の釣行ではすでに8匹GET、少し余裕をもっての最終釣行になります。
沖から手前に向かってスローリトリーブしているとウキがフッと消えてアタリ、元気なオスが上がってきました、慎重に針だけ外しリリースです。
自分が釣れたのを見て地元の若者たちが河口に寄ってきました、素のスプーンルアーでフル遠投して早めのリトリーブ、自分も昔はこのスタイルでやっていた時期もありますが、すぐに疲れてしまいますね、エネルギー効率はフカセ釣りに軍配が上がると思っています。
1時間後にもう1匹追加、完全に余裕の釣りで、アタリが出てからデジカメをお隣さんに渡して写真を撮ってもらいました、こんな感じで格闘しています。(笑)
11時半までやってオス3匹の結果、出来すぎですね!
結果的には10年ぶりくらいの二桁結果の大満足、お天気にも恵まれて最高でございました。 夏の間は知床に住みたいです(笑)
<釣行データ>
場所:北海道網走郡知床ウトロ方面 日時:2018年8月12~14日(日~火) 天気:晴れ時々曇り 釣果:カラフトマス55㎝程度11匹(♂:8、♀:3)
<タックル>
竿:シマノCARDIFF 83ML リール:シマノSTELLA
C3000、フカセ仕掛使用
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