今期のHG港へは4回目、懲りずにまた出掛けて来ました。「釣れて行く 釣れんとなお行く 投げ釣り師」by u-chanさん(拙者川柳:2006年) でございます(笑)
同港の情報に詳しいエサ屋さんで青イソメ150gを購入しながら暫し店員さんとお話し、「港奥で常連さんが少し上げたようです、外防は風が強く常連さんは最近あまり行きません」との事、自分流に訳すと「抱卵マコはまだ釣れる、湾奥以外は竿出しされていないので可能性はある」・・・釣り師は皆さん同じ感じでしょうかね(笑)
日の出前の第1投は、先週と同じ港内中央付近の角地から攻め始めます、この場所は港内の釣り状況が見渡せます。 8時頃に2回目のエサ替え、相変わらずフグの攻撃に会っていますので粛々と作業を続けますが、今日は外防にも港奥にも投げ釣り師の姿が見えません、皆さん諦めたのでしょうか。
自分も10時過ぎまで粘りますが、状況は改善せずに移動を決断しました、車ベタ付けの港奥も良さそうですが、風がPMも弱そうなので外防に向かうことにしました。 9時過ぎからポツポツ投げ師が現れ、ソコソコ賑わっている先端エリア、先端のお一人分のスペースに入れて頂きました、すべての竿は船道狙いで攻めます。
ここもエサ取りが激しく、外海側の船道は10分と持ちません、忙しい作業が続きます、12時過ぎに外海側捨て石際を狙っていた釣り師に40㎝位の抱卵マコちゃんが上がりました。鉄板ポイントにはやはり居るようですが、自分はやりません、当然フグも濃いので頻繁なエサ替えが必要なのと、根ガカリのリスクが高いこと、でも一番の理由はカレイ釣りの醍醐味である引き味を長く楽しめないことですね、カレイを手に入れたいのではなくて、カレイ釣りを楽しみたいという事、皆さんと一緒です。
14時頃にかなり疲れ果てていましたが、エサ取りは船道程煩くなさそうな港内側を狙っていたお隣さんが撤収作業を開始しましたので、三脚を少し移動するために3本のスピンを回収、外海胸壁に乗せたクーラーに立てかけエサ替えし、三脚を港内側に移動、仕切り直しの第1投目に事件が起こりました。
砂ずり長め仕掛けのkengakunin2号を投擲するために竿先部は外海に出してシンカーを垂らしオーバーヘッドで少し強めに投擲しましたが、なんと目の前の海にkenngakunin3号が天から降って来て海上に落下、みるみる沈んでいきます、何が起こったのか把握できずに持っていた2号を三脚に掛け、傍にあったタモ網で3号の回収を試みました、完全に水没していましたが、何とかリール部に網が掛かり慎重に上げて無事回収することが出来ました。 たぶん2号の投擲時に仕掛けの針が3号のガイドか何かに引っかかったのでしょう、本当にビックリでした、飛んだ3号は防波堤に接触することも無かったので無傷ですが、QDⅡは補修入院となりますね。
気を取り直して5本全部港内側に投げて暫くすると、問題を起こした2号の竿先が2度ほど大きく食い込みました、マコちゃんのアタリとは少し違う感じ、多分大型のフグが付いたのだろうと思いましたが、念のため一服し様子を見ると大きく糸フケしていました、大きくアワセを入れたらズシリと感じる重さ、大型フグが膨らんだのかもしれないとまだ半信半疑、1色分巻いても浮き上がりはないし、ゴンゴン下に下に引き込まれる感じでマコちゃんを確信、それもかなりの良型の筈。
ここの港内側の海底の特徴は、堤防から7~8m先にケーソンが入っており、ある程度浮かせておかないと力糸の結び目が竿先の2m程前で必ず根ガカリする油断のできない場所なので、必死のリーリング、力糸が竿先を通過する感触でひとまず安心、真下から大きな魚体が現れた時は至福の喜びですね、タモ入れして上がってきた魚体見てゴーマルを確信、実測したら51cmありました、お腹パンパンの抱卵モノ、いやはや最高に嬉しいです。
追加を狙い日没まで粘りますが、その後はアタリ来ずで終了しました。
今季初の良型抱卵マコちゃんをGET出来、満足な1日となりました。
<釣行データ>
場所:見学人HG港 日時:2018年1月13日(土) 中潮:満潮12時半頃 天気:晴れ 釣果:マコガレイ51㎝ 1匹
<タックル>
竿:シマノSP405CX(新:2本→Ⅰ、Ⅱ号、旧:3本→1~3号) リール:シマノKS-SD、ダイワTS QD-Ⅱ 計5セット 固定天秤1本仕掛け ハリス:フロロ黒4号 針:丸セイゴ14号、エサ:塩イソメ、生イソメ