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2010年11月 7日 (日)

素人の素人による素人のための投げ釣り研究…キス引き釣り編:第一章…投げ釣りに関する論理的解析

『釣り』…この言葉の中にあらゆる釣りのメソッド(手法)が含まれていると思うとかなり窮屈な気がしますね。

それくらい多様なメソッドの中で、『投げ釣り』ほど矛盾を抱えた手法(釣り方)はあまり無いのではないでしょうか

そして、考えうる限り最も遠くに居る最も小さな獲物を狙う釣りともいえないでしょうか

今回は投げ釣りに関して論理的に解析してみようと思います。

先に挙げた投げ釣りの特性については後述しますので宜しくお願いします。

①機能的分類

投げ釣り全体をぼんやり眺めてると特に気にならなかったのですが…

注意深く観察するようになって気付いたことがあります。

『投げる』ことと『釣る』ことが明らかに矛盾してる

この事実は投げ釣りのシステムを機能的に分類するとわかりやすくなります。

体に近い方から分類していきますと…

『ロッド&リール』…投躑装置・送受信装置・回収装置

『道糸』…投躑装置・送受信装置・回収装置

『力糸』…緩衝装置

『天秤』…投躑装置・送受信装置・バネ装置・緩衝装置

『幹糸』…送受信装置・緩衝装置

『ハリス』…送受信装置・緩衝装置

『鈎』…捕獲装置

このように列記してみて、あることに気がついたんです。

天秤を境にして人間側と魚側では求められる機能的特質が全く違う

ロッド・リールは『より遠くまで仕掛を届けられる』投躑性能が求められます。

その結果、剛竿の穂先は固くなり…伸びないPEラインを通しての魚との『力学的接触』は極めてソリッドなものとなります。

『投げる事を極めるほどに釣りにくい条件となっていく』

これが投げ釣りの本質なのではないか…現在、私が感じていることです。

この矛盾を解決するには

この問いについてもさきほどの機能的分類がヒントになりますね

機能的要素が最も多く、『釣る』為の機能を鈎以外で唯一与えられた…天秤こそが投げ釣りのもつ『矛盾』を『合理性』に変えてくれる魔法のアイテムだったんですね

大概の釣りは視認できない所にいる魚に鈎を咥えさせ、それを知る(アタリをとる)ことで鈎掛かりさせる(合わせる)わけです。

例えばウキ釣り…この釣りは魚に対して極めて有利な釣りと言えるでしょう。

ウキの浮力分しか抵抗がないので極めてナチュラルに食い込ませることができます。

投げ釣りは大きく分類すれば『探り』系の釣りになりますね。

魚の挙動をライン・ロッドに伝達された振動で感知して後の処置を行うわけです。

例えばメバルの探り釣り。特に至近距離のメバルを相手にノベ竿を使ってやる釣りでは穂先でアタリをとるのは素人だと言われます。目印としてラインに取り付けた発行体の挙動で『前アタリ』を感知し、『掛け合わせる』のが上級者とされます。

これも投げ釣りに全てあてはめるのは無理がありますね。

投げ釣りの特殊性はやはりその『距離』にあるようです。

どれだけ『遠く』に居る魚を相手にしているか

自分に置き換えて冷静に考えてみました。

ウキ釣り…ウキの挙動を視認できる距離=十数メートル

探り釣り(ノベ竿)…最大約13メートル

探り釣り(磯竿+リール)…数十メートル

船釣り…瀬戸内なら数十メートル

投げ釣り…最大約180メートル

圧倒的に投げ釣りが遠いポイントを狙うわけです。

そして狙う魚が10センチ程度のキスだとすると…

かなり厳しい条件の、難しい釣りをしていることになります。

だからこそ、いい大人を虜にできる魅力があるんでしょうね

今回の解析により、私にとっての『理想のキス釣り』とは…

『出来うる限りの遠距離を範囲として、獲物に違和感を与えず捕食するように仕向け、その挙動を出来うる限り高感度に感知、捕獲できる釣り』とういうことになります。

この理想を実現するべく、次回はタックルに関して考察を進めていきたいと思います。

『お断り』

この文章は素人釣り師がその主観のままに独りごとのように吐き出したものです。読後の感想は色々あると思いますが、どうぞ寛容に受け取ってやってください

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