連日の猛暑‥ハンパないですねぇ
拙者ブログをご覧の皆さん、こんにちは
熱中症とキスバカ症を天秤にかけてキスバカ症を取ろうとしている命知らずな私、投人ボビーです
さてさて…お話の続きです
いよいよJC九州大会当日がやってきました
お世話になった旅館を後にして大会本部駐車場に到着したのは午前4時。
既に20台くらい先客がいました。
すぐに『赤竿☆のぎたん』氏ご一行を発見
Kハンター氏・なお姫だんな氏と再会(SBC弓以来です)を喜びます
そして大阪から旅行がてら参戦のアラヒフビギナー氏も到着
そうこうしてるうちに前日、下見釣行で意気投合した『ほしちゃん』氏も登場
これが3回目のトーナメントなんですが、気がつくと『釣友』が爆発的に増えました
この雰囲気にやられて皆さん、トーナメントにハマるんでしょうね
あいさつと楽しい雑談ばかりしているとあっという間に受付時間
今回引いたゼッケン番号は…142番
『1回戦で死に』ってことですか~

今回は『ほしちゃん』と協議した戦略を実践する事にしました。その戦略とは…
『釣り場に精通した地元の強豪トーナメンターをマークしてポイントを外さない
』
他力本願なようですが、ある意味合理的でしょ

受付が終了して競技説明をしている時に、突如腹痛が…
競技スタッフに断ってトイレへダッシュです
そして『運』を落としてしまいました(爆)
そんなこんなで私にとって今年のBIGトーナメント最終戦はスタートしました
狙いのポイントは奥目にいる地元強豪トーナメンター集団
勿論、波打ち際をランニングです
まだまだ走れたのですが、ほしちゃん氏が追いつくのを待って合流、ポイントの相談をしながら早歩きで移動します。
…すると
強豪トーナメンター発見
BOZU氏です
本人が何と言おうと彼はバリバリのトーナメンター、そしてここ新松原にも精通している『強豪』です。
そのBOZU氏の両脇が広く空いていたので即決
ほしちゃん氏と2人でBOZU氏を挟撃する事にしました
早速タックルセッティングに取りかかります。
前夜、愛機(青竿)が帰ってきたのでかなり悩みましたが、S師匠と一緒に戦いたいと思い、ロッドは競技SP29を使用する事に
リールはフリーゲン。PE1号にナイロンテーパーの組み合わせを採用です。
そして仕掛。1回戦は近場を攻めると決めていたので…
【錘】拙者・カイソウウッドシンカー20号Mサイズ
【天秤】L固定拙者天秤SP
【仕掛】拙者・競技モデル50本仕掛2色ミックス金玉付・アスキス茶3.5号10本針仕様
この組み合わせを手早くセット、暴れる『マスオくん』にややてこずりつつえさ付けまで済ませて競技開始の合図を待ちます。
…だいぶ段取り良くなったなぁ。でも慣れた頃にはまた来年、かぁ。ちょいと淋しいなぁ…
てな事を考えてる時にホイッスル
我に返って第1投
近場のキスを散らさないように4色くらいに投入、狙いは2色未満です。
のっけからアタリはありますが‥ピンサイズを予感させるかすかなサイン
ふと横を見ると…BOZUさんが『鯉のぼり』状態になった仕掛を回収してます
さっすが強豪、スタートダッシュですね
ペースを乱されないようにマイペースに徹して回収した仕掛には3連
まずまずか
手際を意識しながら打ち返します。
素針はほとんどなかった(はず)ですが…
①サイズが極小 ②連掛け数が伸びない ③外道が多い
これをマイナス要素としてポイント移動を考え出したのが1時間ほど経過してからでした。
周囲を見渡すと適当な移動候補地が見当たりません。
遠投への切り替えも頭に浮かびますが、時折来る連掛けに心を惑わされダラダラと同じ釣りを続けていた時…気分を変える珍客が
ビミョーなアタリのあとにズシリとした重量感‥カニでも掛けた
と思って回収すると舌平目ゲット
サイズが25cmほどあり、あまりに美味しそうだったのでお持ち帰りする事に
これで気分を変えて、時間いっぱいまで近場を探った結果…20尾くらいは釣れたでしょうか
自分のトーナメント戦歴の中では一番の釣果です
サイズに不満がありますが、まだ勝負できそうです
今回は競技時間を最大限に使おうと思っていたのでギリギリまで粘りました
拙者さんが『まだ釣るの~
』と言いながら背後を通り過ぎていきます
自分の右側(奥)に誰もいなくなった時点で納竿、大会本部に向かいます。
競技スタッフからも『急がないと失格しますよ~』と心配されたのでランニング
なんとか最終グループで時間内に帰着できました
二回戦までのインターバルで情報交換をします
のぎたん氏は口上とは裏腹にかなり釣っているような気配
釣果を聞かれて正直に答えると、『結構釣ってるやない
』とのコメントもあり、気合が入ります
二回戦は遠投での釣果がポイントになるとS師匠からアドバイス頂いていたので、早めのスタート順を活かして再び奥狙いが順当なのでしょうが…
①一回戦途中の豪雨で全身びしょ濡れ
体力消耗が激しくなりそう
②下見の際、近場に気になるポイントを発見していた
以上の理由から、近場の有望ポイントを狙い撃ちする事に
二回戦のスタートが始まりました
私は速歩で狙いのポイントへ向かいます…と、狙いの『そこ』には先客が
なんと、team SESSYA の『じーじ3』氏ではありませんか
嬉しいやら悔しいやら…狙いの一等地は逃しましたが、すぐ横に入ることができたので良しとしてタックルセットに取りかかります
二回戦は遠投を視野に入れてのセッティングに変更です。
【道糸・力糸】よつあみウルトラサーフ0.6+拙者の黒糸0.8~7
【錘】拙者オリジナル・タングステンデルナーウッドシンカー25M
【仕掛】拙者・競技モデル50本仕掛2色ミックス金玉付・F1キス3.5号8本針仕様
準備中にふと横を見ると…な、なんと
のぎたん氏が準備を始めてるじゃあありませんか
そして、その2人ほど向こうには『アラヒフビギナー』氏も
2010G杯ファイナリストに関西の腕利きトーナメンター、このお二人と戦うと思うと緊張してきちゃいました
近場の優位性で準備完了の後はしばしの談笑タイム
のぎたん氏はやる気マンマン、アラビギさんは観光モード…とお見受けします(あくまで私の勝手な推測です
)
時計を見ると間もなく開始時間
エサ付けを済ませて投躑準備の態勢でホイッスルを待ちます…そしてスタート
1投目は軽く4色付近から2色を狙ってサビきます。アタッてきたのは1色を切ってからでした。それもマイクロピンを連想させるかすかなアタリです
結果は一匹。
2投目は遠投
6色手前から4色までを探りますがアタリがなく、そのままサビいてくるとやはり波口でマイクロピンが一匹
6色より遠くを探るスキルが無い自分にはかなり厳しい状況であることが判明しました
それに対し、のぎたん氏は確実に連掛けで回収しているようすです。遠投して拾っているみたいですから、6色より遠くには確実にキスの群れがいる
とても悔しいけど自分の能力の中で全力を出すしかない私は小移動を交えて近場をきっちり拾うことに徹します。この時、心の中で誓いました…『来年のトーナメントでは必ず7色エリアを攻めてみせる
』
二回戦も素針はほとんどありませんでしたが、一回戦に増してサイズが小型化しておりかなり厳しい状況です。重ねて二回戦に入って風が強まり、雨で濡れた体が冷えて震えが出るほど
最後は集中力がなくなってほぼギブアップに近い納竿となりました
それでも今までの中では一番の好釣果だと思っていました…検量までは。
検量結果…38匹・190g 
5g/匹とは
舌平目がクーラーに入っていた為に錯覚(妄想
)に陥っていた自分が笑えてしまいました
それから後の事はあまりはっきり憶えていません…それくらい悔しくて悲しくて、そして疲れてもいたように思います。
でも、戦い済んで皆で健闘を讃え合い晴れ晴れとした気持ちで新松原を後にしたのはハッキリと憶えています
新松原でお会いできた皆さん、本当にお世話になりました
心よりお礼申し上げます。
来年も再来年も新松原で戦うことが年中行事になる事はほぼ間違いなさそうです
今後ともよろしくお願いします
