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2010年4月の5件の記事

2010年4月27日 (火)

苦難の後には成果あり ?!

拙者ユーザーの皆様、こんにちは

トーナメントに向けて仕掛研究を熱心にやっているばかりに自作仕掛のストックを使い果たしてしまい、呆然自失状態の投人ボビーです

先週日曜は娘の2歳の誕生日でした

その前日、土曜日の親子の会話です。

ボビー…『明日は何が食べたい

息子…『焼き肉

娘…『…。』

ボビー…『お魚は

息子…『お魚いいねぇお刺身食べたい

娘…『たいたいたいたい』 (たいたい=幼児語で魚のことです

ボビー…『よっしゃパパが釣ってきちゃるわぁ

奥さん…『めっちゃ誘導尋問じゃがぁ

て事で、明けて4月25日(日)

起床は4:00いつも思う事ですが、遊び(釣り・ゴルフ)の時にはどうしてすっきりパッチリ目が覚めるのでしょうか

さっさと準備を整えて出発です

本日はしまなみ海道沿いのポイントに向かいます

途中、いつものお店でスナ虫¥400分を購入。

自宅から約60km、およそ1時間半で本日のポイント…

広島県尾道市向島・通称『ケアハウス前』に到着です

車から降りると‥寒っ

天気予報を確認して予想はしていましたが、予想以上です

タックルの準備をしていると手がかじかみます

ここで防寒グローブを装着。本来は真冬用の装備なのですが、準備はしておくものですね

準備を整えて、浜に降ります。

100425

因島大橋が朝日を浴びて輝いています

奥手に見えるのは置竿の投師とルアーマンです。

本日は前回ご紹介した木製エサ箱とnewギアの実釣テストを兼ねた釣行です

100425_2

拙者竿立&木製エサ箱&拙者タオル装着した感じはgoodです

そして本日デビューのnewギアが…

35100425

サーフベーシア35(極細)

SBC用に購入しました

さて、釣査開始です

この釣場は向島と因島との間の水道筋に面しており、潮通しは抜群です

上げ5分程度で本流は左向きに流れています。

初めてのポイントで潮・底向きの具合がつかめないので浜の中央に陣取り、まずはラインメンディングがてらデルナー30号天秤のみ装着して

6時30分…ファーストキャスト

軽めの投躑で4色半着水。

手前に引いてみると、3色から手前は藻場が点在しているようです。

2投目は5色半着水。

1投目に比べてぐっと水深が深くなり、反転流の影響もかなり受けます。錘が右へ右へと流されます

錘が落ち着いたポイントを把握してから引いてみると、シモリ・藻場が点在する危険地帯でした

無事に回収した後、仕掛をセットして実釣開始です

この時点で私は反転流の手前(5色付近)からが勝負所と分析していたので無理な遠投は控え、多針仕掛を装填しました。

仕掛…モトス:ホンテロンGP 1.5号  ハリス:ホンテロンキスsp 1号  針:早掛けキス 7号 6本

第1投…素針

第2投…

ここの鱚達は朝寝坊なのか

左向きに角度をつけて少し潮に流してみようと思い、投躑

ここですっぽ抜け発作が出ました

投げても投げても右方向へ大ファウル

イラッとしてかなり左目に投げ込むとやっと左方向に着水です。

予想通りかなりのペースで右に流されます。

…と、中央やや左でラインが止まりました。予想よりもかなり手前です。

リーリングを開始すると嫌な感じです

『シモリに引っ掛かってる

慎重に巻き取りますが違和感が少しずつ確信に変わってきた残2色…

とうとう本掛かり1色半ほどもっていかれました

ナイロン力糸で仕掛を組み直し、シモリをかわしてやや右目を狙って投躑…

と、今度は意に反して左に引っ掛けてしまいました

まずい左手に大きく移動しながら高速回収すれば助かったんでしょうが‥

左手には投師さんがいました。

迷いながらも回収の手を早めますが…

同じシモリに力糸から先を食われてしまいました

ここで心が折れかけますが、グッとこらえます。

休憩をとって気持ちを落ち着かせます。この間、海をしっかり見渡してこれまで得られた情報を確認し直してポイントを探り直します。

そしてべーシアからフリーゲンに交換です。

30分ほどインターバルをとって再開

慎重に狙いを定めての第1投は概ね狙い通り5色半で着水。

さびきながら潮に乗せて右方向約45度・4色程度で錘が座りました。

当初の分析では、ここから2色くらいの間に居るはず

慎重に引いてくると…

『プププンッ』前アタリ無しで来ました

これは良型アタリの大きさから期待が膨らみます…

が、上がってきたのは16cmほどのキス。

○ボー脱出は良かったのですが期待していただけにちょっと肩すかしをくらった感じです

そういえば、S師匠が言ってました。

『ケアハウス前のキスはアタリが大きいんです

気分が上向いてきたので同ポイントを狙いますが、なかなかポイントにきっちり入りません。潮に流して仕掛を送り込むのでキャスティング・リーリングに精度が要求されるようです。30分ほど悪戦苦闘しますが、アタリを捉えられません

そうこうしているうちに、ポイント付近をフカセ師とちょい投げ師が狙い始めたようです。

オマツリしなきゃいいが…と思った途端に

自分の仕掛をバラしてオマツリを解消させてから決断しました

移動しよう

左手の置竿師のさらに左手が空いたからです。

移動しながら海を見ると潮止まりを迎えたようです。

釣り座を確保してから早めに仕掛をセットし直し、一服しながら作戦を練り直します。

これからの時間は下げに入るのでさっきの逆を意識しつつ、地勢を見てポイントは正面やや左・5色辺りからと分析。

早速投躑します

アタリはありませんが、さきほどの場所にくらべるとシモリも少なめで潮も緩め、かなり釣り易そうです

大きなトラブルもなく、海底や潮の動きがかなり把握できだした頃に‥来ました

大きなアタリから竿先が引き込まれます。

一匹ずつ掛けるつもりで即、回収に入ります。結構な重量感

あがってきたのは…

23cm100425

23cmの綺麗な魚体でした

ここから1投1匹ペースに入ります

時間にして1時間弱だったでしょうか

何が気持ち良かったって…当初分析したポイントに仕掛が入るごとに小気味よいアタリが楽しめたからです

まさに『釣れたキスより釣ったキス』を実感した至福の時間でした

アタリが途絶えてからは昼食を食べたり日向ぼっこをしたり、ノンビリした時間を過ごしながらポツリポツリと追加。

エサが尽きたので15:00に納竿としました。

100425_3

今回、久しぶりの単独釣行でしたが、自分の課題と成長が認識できたのが最大の収穫です。

キャスティングはダメですね投げ練をしっかりしようと心に決めました

キスの居所を探るという事が考えられるようになってきた点は成長したのかなと思います。

まぁ、今回はマグレだと思いますが…

木製エサ箱の改造と大容量ダストポーチは合格ですね

べーシアは…よくわかりませんでしたもう少し使ってみないと、ですね

さて、次回は仕掛に関してレポートしてみたいと思ってます。

皆さん、楽しいGWを過ごしてくださいネ

《釣行データ》

【釣行時間】

5月25日(日)

6:30~15:00

*満潮 8:40  干潮 14:40

【使用タックル】

青キャス & サーフべーシア35・SAフリーゲン

道糸…拙者のこだわりPE道糸 0.8号  よつあみウルトラサーフ 0.6号

力糸…拙者の黒糸 0.8~6号

錘・天秤…デルナー天秤30号・拙者固定てんびんスペシャル&デルナー錘25号

仕掛け…本文中記載を参照方

 

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2010年4月22日 (木)

釣りに行けない休日は…

拙者ユーザーの皆さん、ご無沙汰でございます

先週末からPCの前に座る暇がなかった投人ボビーです

先週末は最近には珍しく土日ともまあまあのお天気で本来ならば絶好の釣行チャンスなんですが…パパ業務がいっぱいありまして

まず土曜日

我が家‥一応、注文建築でして玄関先の造作が少し個性的なんです。

現代的な木造家屋なんですが、私のこだわりで『縁側』をつくりました

ウッドデッキ風のしつらえなんですが、新築して3年以上経過…

100417

塗装が落ちてしまっているので、このGWに塗り替えをしようということで…

専用塗料や小物の買い出しに行って来ました。

購入時の説明によると、予備乾燥から塗装後の表面乾燥までおおよそ5日間は雨が降らないのが望ましいらしく…今年の天候を考えるに…GW中にホントにできるんでしょうか

そして日曜

ここ最近、釣りにばかり気を取られていたので庭が雑草だらけに

よって息子と一緒に草取りに精を出しました

途中、釣行中のS師匠にイタズラ電話をしてみますと…相変わらず渋めのご様子

結構頑張ったんですが半分も出来ず残りはGWに持ち越しです。

【投人の、釣りに行けない休日のあるべき過ごし方】

やっと本題です

家事や家庭サービスで釣りに行けない休日も当たり前にある『パパキャスター』にとって、この《釣りに行けない休日》というのは結構、釣りに対してメリットがあるものだと私は考えています。

メリット①…釣りに対する欲求が高まる。

メリット②…予備作業(仕掛作成や改善・改良・メンテ作業etc.)ができる。

当然、先週末も隙をみてはチョコチョコとやってみました

まずは『木製スペシャルエサ箱ダブル~拙者製』の改良です。

これはオリジナル改良ではなく、拙者HP内にある國さんの商品モニターレポートで紹介されていた事をまんま真似してみました

Ca390193

まずはマグネットを埋め込んで蓋の簡易ロックが完成

Ca390194

そしてシマノ純正パーツ対応ステー(拙者製)をぺタッ

これでメインとしても小出し用としても活用できるようになりました

國さん、猿マネしてごめんなさい

そして次はクーラーの機能アップを図りました。

機能といっても実釣向けでなく、エチケット向けですな

何年もプライベートで使用していたチョークポーチ(ロッククライミングなんかで使う、滑り止めのパウダーを入れるポーチのことです)と百均で見つけた円筒型の容器を活用してできたのが…これ

Ca390192

大容量ダストポーチ

クーラーに取り付けた白いフックですが…これに辿りつくまでには結構ウロウロしました

ホームセンターや百均ショップで目を皿のようにして探しても、なかなか思い通りの品がありません

ダメ元で地元の釣具店に入りブラブラしていると…発見

元々はフカセ師用の『杓ホルダー』…本来は横向きに使うらしく、バッカンにとりつけるアタッチメントがついていました。形状を見て

すぐに購入(¥600ほどだったと記憶しています)してアタッチメントを除去。

強力両面テープを貼ってクーラーにペタッ

これはかなりお気に入りの改良になりました

使用済みのハリス・ラインはもとよりかさばるゴミも結構入ります

帰宅後は中の容器を抜いて処理水洗いができるので清潔です

どちらのカスタマイズも実釣で試してみないといけませんよね

そこでこれを口実にしてこの日曜は鉛弾射撃に行って参ります

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2010年4月12日 (月)

今週も行っちゃいました!

花見が続いてアルコール摂取過剰気味な方々

咲き誇る桜に見惚れる気持ちはよぉぉくわかりますが…

そろそろ…じゃないですか

鱚前線

関西地区ブロガー・アラヒフビギナーさんではないですが、同じピンクなら桜並木より夜のネオン街よりもサーフの女王に惹かれまくってる私、投人ボビーです

今週は金曜まで夜勤をこなし、土曜の休日は昼から家族でトイ○ラスへ行ってきました。

我が家において、4月はある意味特別な月なのです何故か

我が家の子供達(兄5歳・妹1歳)の誕生日が揃ってくるからなんです

お兄ちゃんは15日に6歳、妹は25日に2歳になります

そこで少し早いけれど、バースデープレゼントを買おうてことで家族でお買いもの

子供達に満足してもらった後は、奥さんサービスです

共働きながら、家の雑事を引き受けてくれてる奥さんにもたまには楽してもらおうと帰宅途中に回転寿司に寄り道安くて美味しいお寿司を振る舞いました

そんなこんなで日曜日がやってきました

先週のブログでご紹介したS師匠とお約束してたので、またまた4時起床

釣行前準備の手際がだいぶよくなってきたぁ‥とか、変な感慨に見舞われながら先週と同じ待ち合わせ場所(笠岡・伏越港)に向かいます。

途中の釣具店で砂虫300円分を購入お店のご主人と以下のような会話を交わします。

ご主人…キス、釣れてます

ボビー…先週、北木に行ったけどシブかったんですよ

ご主人…皆さんそうみたいですよ今年はキスが遅れてるって‥

ボビー…桜も咲いたし、この陽気で目覚めてくれないすかねぇ‥

ご主人…頑張ってください

聞きようによってはかなりネガティブに聞こえる言葉を頭の中で振り払いながら、やはり二週連続の30分フライング

あんぱんを頬張りながら携帯サイトで直近の気象情報をチェックすると‥傘マークが続きます

俺は晴れ男なんだと根拠のない強気な独り言を言いながら、装備一式を携えてフェリーの待合所まで移動します。そこでしばし待っていると先方が到着されました

今回はS師匠の釣友2名が同行されるとの事でまずは自己紹介。

Y氏は性格も体格もまぁるくて優しそうな方です

M氏は陽気な性格っぽく、気さくに話しかけてくれます

フェリー出港後の車内で皆さんとお話しているとお二方ともS師匠に負けず劣らずの投匠・強者みたいです

今回の釣行先は前回と同じ、笠岡諸島・北木島

WWGGとした楽しい釣り談義をしている内に到着しました。

お三方の協議により、第一の釣り座はフェリーが到着した豊浦港東側にありカレイやアイナメの好ポイントでもある(らしい)、通称『ゼロ番』といわれる護岸に決定この護岸、東西にそこそこ幅があり、西端から東端に向けて『ゼロ』~『12』まで適当に細分化されている(らしい)のですが、今回は『10』番付近に陣取ります。

Y氏・M氏・私がタックルセッティングを始めたのにS師匠の動きがありません…

実はS師匠、前日に花見酒をしこたまやったらしく強烈な二日酔いだったんです

Y氏・M氏にイジられながら、『しばらく冬眠‥』と苦笑いのS師匠。

そんなS師匠に同情の言葉をかけるわけもなく我々3人は第1投

しかし‥まさか(やはり)のノーバイトおまけに予報通り、雨が降り出します

40分ほどで移動を決めるのですが、その直前に私の回収した仕掛けに本日最初のゲストが…10cm未満のテカミ(イトヒキハゼ)でした当然、海に帰っていただきました…

2ヶ所目は、『鶴石』です。前回、あまりいい記憶がない場所なのでやや後ろ向きな気持ちになりますが、前向きに行こうと竿を継ぎ終わったとたんに結構な雨足でしたが5分ほどでやみますここではY氏に神が降りました愛機・マスタライズで7色以上かっ飛ばし、良型を連続してゲットこれで我々の活性もグンと上がり、キャストのピッチもこの空気を察知したかのようにS師匠も冬眠から起きだして4人揃います結局ここでは1時間半ほど投げましたが釣果アリはY氏のみ朝方の釣具店での会話が脳裏をよぎります。移動先は『矢倉』ここでは前回3匹ゲットしてますので、強気で入場します

私は前回、釣果のあった『ゼブラゾーン』にアタックしますが‥アタリがありません

すると矢倉岩付近にいたM氏が『こっちに居たよ~』と助け舟

お3方の邪魔にならないようにやや距離をおいてアドバイスされた辺りに投躑すると‥アタリしかし乗らずもう一度同ポイントを狙います。すると‥アタリしかしまた乗らず今までならここで凹むんですが、今回は少し学習効果があったのでしょうか仕掛けを変えますそして3度目の正直とばかりに同ポイントへ連続してアタリを逃した5色弱までサビいてきたその時…

『プル‥』

集中していないと見逃すような小さなアタリでした

5秒ほどステイした後、聞いてみますが判別がつきませんそこで少し早めにリーリングしてみると‥

『プルル』乗ってました~

回収すると16cmほどの小型でしたが何とか○ボー脱出

気を良くして同ポイントに狙いをしぼり、今回の為に自分で考えた戦術を実践します

その内容は…①砂虫の頭を必ず取る事 ②針に刺す時には丁寧にまっすぐ ③エサのタラシはやや長めに ④追い食いにこだわらずに早めの回収

そして2投目…まず、明確なアタリ狙いのゾーン(5~4色)内限定の追い食いモードに入った直後に最初の獲物とは違う『モソッ』としたアタリがきました

これは‥ 直感でしたが大きく竿を送り込み、道糸を遊ばせます‥すると遊んだ道糸がスス~と張って『クイィッ』と竿先をしならせました

これは逃すまいと竿を立てた勢いで回収開始かなりの重量感とともに姿を現したのが…

1004112

24cmのメタボキス君自己記録更新ですちなみに写真には入ってないんですが、もう一匹、16cmとダブルでした

この直後、20cm級を一匹追加して前回の本命釣果に並びましたのでここで弁当休憩

休憩明けにしつこく同じポイントを攻めますがアタリが止まってましたここで今回の反省‥アタリが消えるまで手を抜くな

そこでギャンブル覚悟でシモリ付近を狙います。その3投目…

『ガツンッ』大きなアタリです少し竿先を送って約5秒ステイ‥そして竿をゆっくりあおると‥乗ってるリーリングを開始すると今日1番の重量感です。『何』見当がつかないまま2色ほど巻いて残3色辺りまで来た所で『グンッググンッ』下に突っ込む感触がありました。『チヌ(クロダイ)』最後の最後まで確信がもてませんでしたが、錘の先には鮮やかな桜色の魚体

100411

写真だと小さく見えますが、実測27cmのマダイでした季節的にも調理サイズ的にも嬉しい外道でした

この後、雨足が強くなり本降りとなったため、前回に引き続き外道を最後に納竿となりました。帰宅して、調理開始前に撮影した今回の釣果です。

100411_2

ちなみにY氏はキス10匹グチ1匹・M氏はキス7匹・S師匠は6匹と、全体的にまだシブい結果となりましたが、笑いの絶えない和やかな楽しい釣行となりました。

S師匠・Yさん・Mさん…楽しい釣りに参加させていただき、ありがとうございましたそしてまたお願いします

《釣行データ》

【日付】2010年4月11日 7時~14時30分

【タックル】 スカイキャスター30-425 & SAフリーゲン極細

【ライン】 道糸 PE0.8(サンライン)/1.0(ゴーセン)  力糸 NY2~12(サンライン)

【錘/天秤】 デルナー0.8 25/27号 景山キャストシンカー30号&半遊動拙者てんびんスペシャル

【仕掛】 自作2~6本仕掛  モトス FC1.5~2号/ホンテロンGP1.5号  ハリス ホンテロンキススぺピンク1~1.5号  針 早掛けキス(金)7号/キステック(赤)6号/キス競技ヒネリ(イブシ金)5号/投魂T-1(黒)7号

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2010年4月 6日 (火)

家族サービス、そして…師匠誕生!

先週後半の奥さんとの会話です。

ボビー『この日曜、何か用事ある

奥さん『特に決まってないけど、何処かに出かけようよ

ボビー『そうだね最近遠出してないし子供達とも遊んでやれてないしね

奥さん『日曜、釣り行くんじゃろ

ボビー『えっっなんで解ったん

奥さん『パパが日曜の予定聞くときは釣りしかないしぃ…』

ボビー『さ、さすがによくわかっとるな…

奥さん『そのかわり、土曜に姫路行こう

ボビー『姫路確かに姫路城は世界遺産じゃし、城内は桜の名所じゃし、姫セン(姫路セントラルパークの略:サファリパークとして中国・近畿地方では有名です。)もあるけど…なんで姫路なん

奥さん『姫路城天守閣の改修工事が始まるから、その前に行っとこうと思って

ボビー『…てか、結婚してこれまで約7年間、一度も姫路城行こうなんて言わなかったし歴女でもないのに…

奥さん『まぁ、ええじゃん

長い前フリでごめんなさい

先週末はしっかりと休日を満喫しました

《家族サービス》

釣りに行けるのも家族があってのことです

土曜日は家族(私・奥さん・息子・娘)揃って姫路までドライブしてきました

ETC特割日なので渋滞にビビりつつ、意外なくらいスムースに山陽道を東進

姫路東ICを降りてナビの指示通り姫路駅方面に向かいます。

そこにあるのが…

Ca390168

世界遺産『姫路城』

初詣かと突っ込みたくなるような人出です

運良く駐車場がすぐ空いたので、城内に繰り出します

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満開の桜に天守閣大改修前の駆け込み観光が重なって…

Ca390171

天守閣内の見学は入場1時間待ち

1歳の娘を連れてる我々にはちと厳しい

ボビー『並んで待つ

奥さん『もう、ええよ

ボビー『でも、改修前の天守閣、見たかったんじゃ…

奥さん『次行こっ

ボビー『…

姫路城を後にして昼食をとり、次の目的地である『太陽公園』に向かいます

このスポットについてはあえてコメントを割愛します

興味がある方はネットでキーワード検索してみてくださいね

大人も子供も一日しっかり羽を伸ばして帰宅したのは午後7時頃でした

《師匠誕生

4月4日(日) AM4:00のアラームで飛び起きます

前回、ご紹介したWeb⇒メル友さんとキス釣りに行く約束をした日が来ました

昨晩、準備しておいた携行品・装備・財布の中身を入念に確認して朝食をとります。

天気予報を確認すると… しかし、最低気温3℃ちと寒そうです

AM5:00出発24時間営業のスーパーに寄って昼食・飲み物を調達、次いですぐ近くある釣具店にてエサを購入

待ち合わせ場所の港(岡山県笠岡市・伏越港)に着いたのは約束した時間より30分も前のAM5:30でした

Ca390176

気合いが入っている時はいつもフライングするのが私の癖でして

夜明けの空を眺めつつ、待つこと約10分…来られました

やはり雑誌で見たことがあります間違いなくご本人であることを確認してから改めて自己紹介をします

ここからは彼のことを『S師匠』と表記する事にしましょう。

実際にはS師匠、私よりも年下なんですがついつい敬語になってしまいます

釣行先は笠岡市の沖合に浮かぶ笠岡諸島の中の『北木島』です

瀬戸内のキス釣り師の間では魚影の濃さとサイズで定評のある場所で、今回S師匠の提案で北木島のレギュラーポイントを廻ってみようとの事。

無論、異論などあるわけ有りません

フェリーで約1時間の道中、ほとんど私の質問責めキス釣り談義に爆ってる間に北木島・豊浦港に到着です。

まず向かったのが『鶴石』

護岸沿いの道路脇が釣り座となります。

やや、アゲンストが強いですがコンディションはまずまず…。

まずはタックルセッティング

お初の場所なのでオーソドックスな仕掛を、と思い

道糸…PE0.8

力糸…ナイロン2~12号

天秤・錘…デルナー27号

にてスタートします

まずはS師匠から海底地形・潮の動き・ポイントまでの射程範囲・距離についてレクチャーを受けます。具体的で精密な解説に感動しながらしっかりと頭に叩き込みます

そして第1投緊張してたのか、それとも興奮しすぎたのか…完全なすっぽ抜け

ここから1時間くらいは頭真っ白であまり記憶にないです

気がつくと別のキス釣りグループが右手に入り、緊張はマックス

投げるたびに錘は右へ2回ほど陳謝・回収をしていよいよ凹んでいると左手のシモリ場を攻めていたS師匠が大ぶりなキスを片手に戻ってきました

この時のS師匠の笑顔が私を現実に引き戻してくれました

恥ずかしながら、ダメっぷりを報告すると…

『力入り過ぎですね。それからタラシをもう少し長くとって投げたら』とアドバイスをくれました。

タバコを一服して気持ちを落ち着かせ、アドバイスに忠実に仕切り直しの1投

いい手ごたえを残して狙い方向・5色半で着弾

『イイ感じでしたよ~』S師匠からもOKでました

肝心のアタリはないもののキャストがまともになってきたので広範囲に探りを入れ始めて3投目…

『トン・トトン』と竿先を小突くようなアタリ

少し竿先を送って様子見したあとにサビくと…乗ってます

キスなら…と思いながら追い食い狙いで1色ほどサビきますが、最初の獲物が挙動不審です。…こいつ横走りしてやがる

あがってきたのは25cm弱のグチ(シログチ)でした。

本命ではなかったものの○ボーは免れたので安堵

『この季節のグチは美味しいよ』S師匠の言葉に促されてキープ決定

その直後、潮が速く釣りづらくなってきたのでS師匠の提案で移動する事に

第二の釣り場は矢倉岩西側にある、通称『ゼブラゾーン』と呼ばれる、道路脇のポイントです。

Ca390178 

風の当たりが弱く、S師匠の状況判断に感心しますが…時間的に日陰になっておりやや肌寒い

ここでもS師匠の的確な状況説明を頭に入れてからキャスト

実際の感覚と師匠の説明を照会しながらキスのいそうな場所を探ります。

この辺りからキャストに感じが出だし…生まれて初めて7色着弾を経験しました

そうこうしている内に狙い方向によさそうな潮目ができました。

ここは集中とサビいていると5色半ば付近で…

『プルッ

とっさに竿先を送ります。

心臓の鼓動が聞こえそうな集中の数秒間…そそっと竿先を戻すと…

『プンッププンッ』 乗ってるこれは鱚

辛抱たまらずリーリング

あがってきたのは…

Ca390177

20cmオーバーのきれいなシロギスちゃん

青キャス&フリーゲンでの初鱚です

少し離れた場所で投げていたS師匠に大声で報告です

記念撮影もそこそこにエサをリニューアルして同じポイントに狙いを絞って投躑

ほどなく、同サイズを1匹追加です

しかし、2匹とも針掛かりがかなり浅く体も冷たい…まだ水温が低いのでしょうか

悪い予感は当たり、アタリが遠のいてしまいました

釣況はS師匠も同様だったので…自然に雑談モード

ここでも仕掛の工夫やトーナメントの話を伺い、非常に勉強になりました

やはりこういう人と釣りをしてると刺激になるし、進歩もしますね

そうこうしている内に12時になりました。

『時合が来るまで食事して待ちましょう』とS師匠…置き竿に切り替えてお弁当を開き始めます。

私はもう1投して…と断ってキャスト

これが会心の投躑で7色チョイで着弾

糸フケとって7色弱からサビき始めたその時…

『プルル

深みにいた20クラスのキスちゃんゲットです

これで一区切りとして私も昼食の稲荷寿司を頬張ります。

S師匠も『まだ活性が低いしキス自体が散っているのかなぁ』と、予想以上の激シブ状態に困惑気味です。

でも私は…S師匠と釣りができる嬉しさとキスの顔が見られたことに至って上機嫌です

昼食を終えて数投するも状況変わらず、潮も緩み始めたので移動です

時間的に最終ポイントになりそうなのでS師匠も『あっちか‥こっちか』と思案顔。

結局、通称『カーブ』と呼ばれるポイントに決定

Ca390179

帰りのフェリー時刻まで1時間半くらいか、集中して釣りに臨みます。

水道筋の本流めがけてフルキャスト6色~2色までを方向を変えながら丁寧にサビくように心がけます。

かすかなアタリが2、3ありますが乗りません

できる限り遠くへと念じたキャストでまたまた7色着弾

丁寧にサビいて6色弱まで引いてきたところで明確な『プルプル』

本日ミニマム、18cmをゲットです

S師匠にゲットポイントを報告します。

今日のお礼に…と思い、ゲットポイントはS師匠にお譲りして別のポイントを探索…

しかしNO SIGNALそうこうしている内に納竿時間が迫ってきました。

ラスト1投と思い渾身のフルキャストで7色着弾

サビくこと約2色…『トン‥トン』 『ギュイーン

竿先を引き込むアタリが明らかにキスではないアタリですが慎重にリーリングします。

結構な重量感とともに水揚げされたのは…

Ca390180

25cmオーバーのグチくんでした

結局、グチで始まりグチで終了です。

最後にS師匠から『僕の竿‥投げてみます』と勧められて手にしたのが

キススぺBX+&キススぺMg完璧なトーナメントモデル

しかし、全く曲がりません

『精進すれば曲げられるようになりますよ』byS師匠

帰りのフェリー内でもキス釣り談義で港まであっという間でした

素敵な出会いのおかげで、真の意味で私のキス釣りが始まったような気がします。

まさにメモリアルな釣行でした

S師匠、どうもありがとうございましたそして、これからも宜しくお願い致します

《釣行データ》

【タックル】

ロッド…スカイキャスター30-425

リール…SAフリーゲン極細

ライン…道糸:サンラインPE0.8号 力糸:サンラインナイロン2-12号

錘・天秤…デルナー天秤27号 デルナー改天秤25号 拙者天秤スペシャルL固定

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2010年4月 5日 (月)

素敵な出会いがあったんです!

先週から一気に春に向かって季節が動いた瀬戸内…今日はまさに春本番を思わせる陽気になっております

もおおぉぉ我慢できねええぇぇ…てな感じで『プルプル症候群・禁断症状』が全国的に慢性化しているのではないかと要らん心配をしている私、投人ボビーです

タイトルにもある通り、実は最近…素敵な出会いがあったんです

…といっても色恋にまつわるものではありません。

このブログに掲載する以上、当然投げ釣りに関わる出会いなんです

今回はこのエピソードをご紹介しながら、最近私が抱いている投げ釣りへの想いを綴ってみたいと思います

ユーザーの皆さんの中には

『そんな個人的な話題、面白くもなんともない』…と思われる方がいらっしゃるかと思います。

そこはこの春のうららかな陽気に免じておおらかに受けてやってくださいまし

《劣等感とモティベーション》

三月にこのブログを始めて、まず感じたのは強烈な『劣等感』でした

初心者の目線で情報発信しようと意気込んで始め、冷静になって周りを見渡してみると…謙遜こそされるものの他のブロガーの皆さんと自分の『釣り力』の差に愕然としました

もちろん、『釣りが好き』という想いにギアの良し悪しや釣技・経験値などは関係なく、よって私にも『投げ釣り愛好家が情報発信する』という拙者投げ釣りブロガーとしての資格はあるし何も劣等感をもつ事でもなかろう…と思われる方もいらっしゃるでしょう。私も理性的に考えるとそう思います。しかし、この情けなさは偽らざる正直な感想でした

このまま凹んでしまっては何のためにブロガーに応募したのかわからないし、まかせてくれた拙者さんにも申し訳ない…という事で私の負けん気にブーストがかかりました

『もっと上手くなりたい

『もっと経験値をあげたい

『もっと知識を増やしたい

《仲間が欲しいぃっ

負けん気に火がついた私がまず思いついた行動はコミュニケーションをとる事でした。

拙者の投げ釣りHPの掲示板に書き込みをして先輩たちの知識や技能を少しでも吸収しようと考えたのです。

そこでのやり取りは掲示板上に公開されてますので興味がある方はのぞいてみてください

掲示板でのやりとりの中で、骨身に染みる助言をいただきました。

『我流で何十年やるより、上手な人に教えを受けた方が確実に進歩できる

『一人で釣行してても得るものは少ない。投げ釣りクラブに入るなりして身近な仲間を増やす方が釣りをする上での引き出しが増える

親身に率直な助言をくれた方々に、この場を借りてお礼を言わせてください。

本当にありがとうございました

《友達作りをしようっ

拙者ファミリーの方々に背中を押されるように、私は地元での『投げ釣り友達作り』にとりかかる事にしました。

さて、どういう作戦でいこうか

単純に思いついたのはネット検索でした

拙者の投げ釣り専門釣具店HPと出会ったのもネット検索がきっかけでしたから、私的には常套手段

まずは代表的な投げ釣り愛好家団体から絞り込んでみましたが、あまり手ごたえを感じません

そこで岡山県に限定して投げ釣り・キス釣りがらみのキーワードでコツコツと探ってみます

…すると、3件ほど気になるサイトを発見しました

それぞれのサイトにアクセスしてみますと…いずれ劣らぬ『キス中毒』な方ばかりです

そこでそれぞれのサイトの掲示板・ブログ記事にコメントを送りました

『キス釣りにハマりつつあるんだけど、身近に釣友や師匠がいません。よかったら仲間にいれてもらえませんか』といった内容にして、返信を期待して携帯メアドをトラックバックしときました。

サイト上ではどの方もウェルカムな対応をしてくださり、とても好感触です

個人的な返信は期待しすぎだろうと思っていましたが…

《出会い

Web友とのやりとりを始めて数日後、携帯に思わぬメールが入りました

Web友のおひとりが個人的に連絡をくれたのでした

『一緒に釣りに行きましょう』との事です

あまりの嬉しさに興奮気味にレスを返します

メールでのやり取りは3~4件/日くらいでしょうか

会話の中でお互いの素性が少しずず明らかになります。

先方さん…実は地元岡山では結構有名なキストーナメンターでした

ご本人はいたって謙遜されてますが、地元の釣り情報誌の釣行取材を受けたりされており昨年はG杯全国大会に出場されています

これ以上の出会いが望めるでしょうか

一途に想いを貫き、欲得心なしに素直に行いを起こせば何かしら良い結果が導かれるようです

ちなみに私が拙者ブロガーであることも解ったみたいで、

『全国区のキャスターと知り合えて光栄です』とメール文にありました。

この誤解は早々に訂正しないといけません

正味、5日間…15往復ほどメールでやりとりしてから、先日

一緒にキス釣りをさせてもらいました

非常に有意義でメモリアルな釣行になったのは言うまでもありません

当然、釣行記としてアップさせてもらいます

が…今回、結構長話になりましたので次回アップとさせていただきます

乞う、ご期待

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