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2020年1月31日 (金)

1月、釣りはお休みで…

結局、1月はどこへも釣りに行けないままでした。タイミングが一度狂うと気持も萎えてずるずると。トシのせい?

で、毎年恒例の出張で夏の南半球にやってきました。

暑い。真夏。気温は24度から27度程度なので風が吹くと爽やかだが陽射しが強い。
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この写真の海、リゾート地でも田舎でもなく、都市部のすぐ横。ビル街から1キロもない場所です。付近は海沿いの住宅地が広がります。

だから、溶岩の間に砂浜が点在するビーチは近隣に住む人々の海遊びや散歩で賑わう。釣り人は見かけない。
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こちらでは海釣りといえば船。釣りにもなんとなく階級差があって、陸から釣るのはどちらかといえば移民や貧しい人。
船と言っても日本のような乗り合いじゃなく、99%は自前の船。クルーザーを持ってます。ちょっとした勤め人や自営の人でも釣りが好きならマイクルーザーを持つのが当たり前のような街です。

だから、高価な投げ釣り道具というものもほとんど存在しない。おかっぱり向けは安物ばかり。船用だとステラもソルティガも売ってるのに。

遠投という概念がないので岸から釣る場合はやはり岸壁や桟橋になるが、仕掛けは胴突きオンリー。人気は日本のサビキ仕掛け。
日本で投げ釣りに使う天秤はまったく存在せず、いわゆる吹き流し仕掛けもない。

都市部のコンテナふ頭やフェリー乗り場などを除けば、防波堤や埋め立て地がほぼ存在しないので釣り場に困る。
また、日本だと全国各地に点在する漁師町や漁港というものもない。
ほぼすべての漁業が大型船による遠洋なので(そもそも岸近くの漁は稚魚保護、資源保護のために禁止されてる)、大都市の港から船が出るだけで地方都市にはそういう漁村や漁港がないのです。

だから基本的に防波堤というものが国中どこへ行っても存在しないのだ。コンクリートとテトラで固めた防波堤というより桟橋。遊びのために税金で自治体が建造してる。

そのため、釣りをしたければ岸からでも釣れるような場所を探すか、ある程度飛ばして魚のいる場所まで仕掛けを届けるしかない。
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ということで明日からは2月。仕事の合間にどんどん出撃したい…と皮算用中。
真夏の今、投げでの狙いは真鯛、シマアジ、ホウボウ、マトウダイ、そしてヒラマサです。

 

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