今季カレイ釣行記その2~マダイの攻撃に屈す!?福浦
先週の金曜に、今季2回目のカレイ狙いに行く予定が急な仕事で叶わず。
週末は仕事にあてることが普通で、わざわざ混雑する週末に釣行することはめったにないのですが、日曜はたまたま出る用事があったので、そのついでに既にヨンマル越えも出てる八景島前を目指しました。
ところが…。
久々の日曜釣行、大事なことを忘れていました。
ちょうど良い気温、快晴、行楽シーズンの日曜。そんな日の八景島シーパラダイスの混雑ぶりを…。
まず、駐車場へ通じる道路から渋滞。シーパラの駐車場前は大行列。海に近い駐車場はとっくに満車。もちろん、付近のコインパーキングも全滅。
明け方からの釣行ならともかく、お昼前からではぜんぜん駐車余地がなくダメでした。
仕方がないので東岸へ。
やはり天気予報通り北東の強風。だから風裏の八景島前へ行きたかったのですが。
厳しいコンディションですが、夕方にかけ徐々に弱るという予報なので開始。
これは少し弱まってから撮った写真ですが、シロウト写真だと強風感が全然見て取れませんね。
ところどころの白い波頭が強風を物語っていますが。
今日は、いつもの青イソメに加えて岩イソメを少々準備。これが後で起こる事件の主役になるのですが、、、。
ここはカレイ狙いだと3色前後の溝になってる周辺のカケアガリに仕掛けを置くのがいいのですが、向い風で青イソメの房掛けだとそこまで飛ばすのもやっと。しかも最近の青イソメはどこで買っても太過ぎですごいエサ団子になってしまう。もっと細いのを5本ほど房掛けにするのがベストなんですが。
ということで、遠投でも問題ない岩イソメの登場です。
カレイ狙いの青イソメ房掛けはほとんどそのまま戻ってきますが、なぜか岩イソメには反応があって、何投かの後にその正体が判明。
この子でした。
かなり湧いてる様子で、これではなかなかカレイの口まではエサが届かないですよねえ
この子は本当に何にでも食らいつく貪欲さですから。特に岩イソメが好きなようです。
このサイズだと、釣ってはリリースの繰り返し。
その後もカレイのアタリはなかったのですが、14時過ぎたあたりから潮が効きだしてかなり仕掛けが流れるようになるにつれ風も弱まって、時合到来の気配です。
横のカゴ釣りの爺さんが何かと話しかけてくるのでお相手してると、視界の隅っこで竿が引き込まれていく。僕はほぼナイロン道糸使用ででドラグを緩めない真っ向勝負スタイルですから、この時も竿尻が浮き始めて危機一髪でした。
竿が浮いたその瞬間にリールをがつっと掴んで竿を握り直し、竿置きから立てたとたん、パチンと投げミスで高切れしたような乾いた音を立てて道糸からブレイクしてしまった
え、今のなに~?
一瞬の出来事でかなり高速の引き込みでした。あの速さは何やろう?
アトミックスライダーオレンジの3号、そんなに弱いわけないのに。
釣り人は皆さんそうでしょうが、とにかく得体の知れないアタリに出くわしたり、高速ドラグジャーのバラシや、仕掛けを切られたりと、魚の姿を拝めないことが一番悔しい。
取り込めないまでも、せめて獲物が何だったか本当に気になる。姿だけでも拝ませてくれよとなる。
何十年と大物狙い専門で投げ釣りしてれば、そんな経験は幾度となくあるわけですが、今回のそれも派手でした。本当に一瞬。やり取り以前に切られてしまう無念。
きっと道糸に傷でも入っていたのでしょう。文字通りの高切れ、ガイドの中で切れてたので。今夜、すべてのナイロン道糸巻き直しますわ。
その後、もう1本を上げるとこちらも重い。なんと、その切れたラインが引っ掛かって付いてきた。オモリまで引き上げてみるとハリスはきれいになくなっていました。
あれは何だったのかな…。
で、これを書いてる本日月曜、福浦ベテランのお仲間まーちゃんさんからゴーマル黒鯛と45マダイを仕留めたとのメールが。きっと氏もご自身のブログでアップされるでしょうが、ちょっとお写真拝借。
こやつの60センチ級の奴だったのではないかと。まあ、そういうことにしておきましょう。
それにしてもきれいですねえ、やっぱり。NZで色の薄いマダイばかり釣っていたのでやはり日本のマダイは美しいと再認識できました。
南半球のマダイ。これは色の濃いやつ。やっぱり日本のとそっくりかな。
色の薄いのはこれ。
カレイだけじゃなく、今期の東京湾はマダイにも備えないといけないようです。
<データ>
NZ SHIMANO並継投げ竿+13PAスピンパワー
道糸ナイロン3号+力糸、ハリスフロロ5号、針がまかつカレイ専用13~15号
中潮、晴れ、北東強風、青イソメ&岩イソメ
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