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2018年3月 5日 (月)

夏の南半球で投げ釣り ~ ここでカレイを釣るのは夢で終わるのか?

週末仕事上りに近場へ。

しつこくカレイの可能性を追いかけたいので。少しでもいそうな場所で塩イワシと、日本から持参したマルキューのパワーイソメと併用です。

すぐ近くのコンテナ埠頭横へ。潮通しが良く、水深はあまりないけど、砂底。日本的感覚だとカレイがいそうな場所ではあります。

実際、ニュージーは日本と並んで世界で二つだけの温帯の島国です。

だから魚種は日本の半分以下でも、暖流と寒流が交差してカレイもかなりの種類は水揚げされてる。いることは間違いないのですが、誰も釣りの対象魚にしてないだけ。

みんなヤスで突くんです。
夜に浜から膝ぐらいまで水に入ってライトで照らすとカレイがいるのでそれを突くという。そんなにうじゃうじゃいるなら釣りでも狙えるはずだと踏んでるんですが、未だに釣れたためしがない。
Img_9886
うーん、イワシでやってもパワーイソメでやっても上がるのはこれ。チャリコしかいない。
Img_9889
これではキリがないので場所移動。

住宅地の裏手にマングローブが広がる場所があるので、投げ釣りができる場所はないかと歩いてみる。
Img_9898
奥まった内海で、泥底、明らかにカレイがいそうではあるけど、マングローブが広がってる場所は難しそう。今は干潮だが潮が上がると戻れそうにないし。
Img_9896
ということで、内海側は諦めて表側へ移動することに。
移動途中、似たような浅場に地元の人は半ズボンで入り込んで投げてました。
少し見てたら40cm越えの真鯛が上がってました、こんな汽水域のような奥まった場所でも真鯛が釣れるのか。日本ではあり得ない気がする。


20時過ぎて、間もなく日没。どうせなら大真鯛狙いも兼ねて少しだけ夜釣りも。
Img_9921
30分投げてみたけど事件は起こらず。人間の方が空腹になったので撤収しました。

横で釣りしてた白人の兄ちゃんが話しかけてきたので、ついでに「日本だとね、カレイが人気なんよ」「だからここでも釣りたいんよ」と話したら、やっぱり釣りで狙う人は誰もいないよ、聞いたことないよ、と。

彼自身は、すぐ近くの遠浅の浜で満月の満潮の夜なんかに突きに行くよと。
みんな言うことが同じ。カレイは突くものだと。

ただ彼がカレイは小さなカニ食ってるよって。カニなら釣れるかもというご意見ちょうだいしました。

浜辺の石の下にいるカニを拾ってやってみるしかなさそうですね。


夜釣りはまた日を改めて挑戦の予定です。何か化け物がいそうなので…。


<データ>
場所:ニュージーランド、オークランド市
NZ SHIMANOグラス混並継ぎ竿3,6m+03PAスピンパワー
道糸PE2号、力糸PE4号、ハリス5号、がまかつカレイ17号、オモリ六角25号
快晴、塩イワシ切り身、マルキューパワーイソメ


チャリコじゃなくってせめてこのサイズなら・・・

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