真夏の南半球で真鯛釣り
長期出張で、南半球の島国に来ています。こちらは季節が逆でちょうど真夏。
仕事の打ち合わせも、こんな景色のオープンカフェで…。
これは海ではなく湖です、ビル街のすぐ近く。トラウトが釣れるらしいのですが。
仕事後、付近の海を視察。
前日まで季節外れの長雨、豪雨があって海が濁ってる。浅い場所は無理ですね。
今こちらはサマータイム制なので、20時過ぎても明るい。仕事あがってから釣りに行くことも可能です、釣り場まですぐですし。
こちらに出張の際は一昨年から留学してる息子のアパートに居候させてもらってるのですが、それがちょうど港の目の前。釣り可能なポイントまで徒歩10分ですから日没前の1時間、釣りをしてみようと。
こと投げ釣りに関しては、日本のような優れものがなく、ロクな道具はないのですが、リールだけは妥協できないので日本から持参したものを置いています。
現地の釣具店。殆どが日本ブランドか、メイドインジャパン製品です。
パワーエアロさえあれば、ほぼ遠投がいらない釣り方や釣り場ばかりなんで、竿さえある程度の長さと頑丈でさえあればなんとかなります。
街の港でも5キロ以上の真鯛が出たり、50センチ級のシマアジやホウボウ、時には海の王者ヒラマサ(こちらでは英語でキングフィッシュと呼びます)も釣れるのでそれなりの竿は不可欠です。
ぶらぶら歩いて10分、フェリー波止場へ、シーズンなので世界中からの観光客がいっぱい。日本語も聞こえてくる。岸壁の上ではドバイなんかでも流行してる空中レストランが。
あ、日本からのピースボートも寄港してました。大きな客船です。
カレイにこだわりがあるので、日本から持参したパワーイソメも使用します。
ただし仕掛けは胴突き。真鯛がうじゃうじゃですが、今日は晩飯のための釣り。どちらかといえばマアジやサバ、ホウボウに狙いで。
パワーイソメを下針に、イワシの切り身を上に。5本針に付けて投入。
アフリカから来たお兄ちゃんが興味津々です。
頻繁にエサ取りのアタリ(ほとんどがチャリコ)が来るので竿は1本で十分。それに日本の三脚なんかに乗せてると、いつ化け物に竿を引っ張り込まれるかかわからないのでドラグフリーか、画像のよう穴に差して固定しないと要注意です。
この国にはイソメらしいイソメ類がいないせいか、やはりイソメは完無視される。何も食わない。イワシにばかりかかってくるのがアンダーサイズの真鯛。投げた瞬間からアタリまくり。
投げても投げてもチャリコばかりで、陽が傾いた頃にようやく本命アタリ。ぐいぐい走って頭を振ります。さすがに良く引く。
持ち帰り可能な法定サイズが尾ひれの真ん中までで30cm以上。旨いのはそのサイズなんで少し大きめですが釣り味は抜群です。まあ、この国ではこれでもまだチャリコ同然ですが。
日本の真鯛との違いはブルーのアイシャドウが薄いぐらいでほぼ見た目同じで見分けがつきませんね。良く引くし釣って楽しい魚。この国でも一番人気の獲物です。
週末も仕事ですが合間を縫って出かけてみようと思います。
<データ>
場所:ニュージーランド、オークランド市
NZ SHIMANOグラス混並継ぎ竿3,6m+03PAスピンパワー
道糸PE3号通し、ハリス5号の5本針サビキ仕掛け/胴突き、オモリ六角20号
快晴、塩イワシ切り身、パワーイソメ
次はこのサイズを!
にほんブログ村
| 固定リンク
「by NZ号」カテゴリの記事
- 夏枯れ、、、にしても暑過ぎです。。。(2024.08.13)
- ようやく狙いのカワハギに出会えた観音崎(2024.07.15)
- 本格的な梅雨入り前の最後の釣行に?走水の地磯(2024.07.01)
- 痛恨のバラシ、、、観音崎堤防~旧京急ホテル裏の地磯(2024.06.25)
- ようやく潮色が落ち着いた観音崎ですが(2024.06.18)
コメント
NZ号さん、こんばんは!
南国の釣行記、楽しく拝見させてもらいました!
流石に真夏!空の色が違いますねぇ~!!
街の港で良型高級魚が釣れるなんて素敵ですね!
釣ったマダイさんはお刺身?塩焼き?でしょうか、一度自分もやってみたいです!
投稿: 見学人 | 2018年2月20日 (火) 23時10分
→見学人さん
ご無沙汰しております。
はい、この季節、真鯛だけはどこでやってもたいてい釣れます。
ただ魚種が日本と比べて圧倒的に少なく、その点ではちょっと。
日本の海の潜在力はすごいと再認識します。
お造りにするほどの包丁の腕がないので、塩焼きでいただきました。しっかり塩をしオーブンでゆっくり30分、ふんわり焼き上げました。
投稿: NZ号 | 2018年2月21日 (水) 11時47分