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2017年5月18日 (木)

四国遠征記~はじめての宇和島 1日目

昨夜宇和島から戻ってきました。

月曜の夜、出張先の大阪から仕事後に神戸に向かい、有名ブロガーでもある名人Kさんと合流。全日本サーフ重鎮の一人でもあります。
そのまま車で一気に宇和島へ450km、目的地の渡船屋さんに到着。2時間ほど車中で仮眠して5時前に出船です。

目的地には他に釣り人はいません。
Img_5781

Kさんから勧められたポイントに陣取ってはやる気持ちを抑えながらいつも通りの2本出し。誰もいないような場所や数を出しても問題ない場所でも自分は4本、5本と出しません。出したとしても3本までです。これは本数による確率アップを追求するより、多本数出しでは上手にさばく自信がないからです。とにかくせわしなく手返し優先するのが自分のスタイルです。ルーティンを守らないと失敗しますからね。

世代も近い氏とは話も弾みます。40年以上前の投げ釣りが花形でアツかった時代の話、今はなき名門オリムピック(植野精工)の釣り具の話や、氏の数々の大物記録の話、古き良き時代の全サレジェンド釣り師の話などで片道5時間の道中も退屈せず大いに盛り上がりました。

ところがここで少し事件が。。。

実績のある波止場外側、斜めの船筋沖がどこへ投げてもすべて根掛かりでオモリが戻ってこないのです。何度も来てるK氏によれば根掛かりなどない場所とのこと。少し前に来た仲間が数々の大物を上げていると。

しかもその原因は間違いなく「根」ではないのです。
引っ張るとゆるゆると伸びてある程度の部分で止まり、そこで動かなくなる。根のような自然の障害ではなく、恐らくですが、長大なロープや漁網のような人為的なゴミか何かでしょうか。それもかなり広範囲です。防波堤の外側一帯、遠投も近投もアウトなのです。

これでは持参のオモリが底を尽くのもあっという間です。何せ離島ですからオモリも買えないのでなくなった時点でジエンドになりますから。やむを得ず二人の竿すべて港内側に集中させました。

港内には真珠養殖棚があるし作業船も通るのでちょい投げ程度ですが、それでも軽く水深は30m超え。いつもじゃぶじゃぶの浅い海で釣りしてるのでそれだけで遠征感満載で嬉しい。

とにかく20カウントしてもまだオモリが着底しない。すごいな、ラインがほぼ真下から出る。
Img_5796

ここではカワハギ、イトヨリに加えて本命のアマダイも登場。大型のエソや名前の分からない深海魚風も出て楽しかったのですが、本命ポイントに投げられなかったのは本当に残念でした。

13時半に迎えの船が来て今日の釣りは終わり…のはずでしたが、これでは不完全燃焼。

K氏は今や幻の魚になりつつある大型のガッチョ(ヨメゴチ、テンコチ、メゴチ)狙い、自分はカワハギということで、宇和島市内を通過してそこからさほど遠くない氏のオススメポイントへ。

宿入りまで2時間ぐらいでしたが、ガッチョは出なかったものの何とかカワハギは釣れて今日はおしまい。

宿に戻って風呂に入って復活、さて明日はどうしようと作戦会議と妄想の開始です。
釣りって、この時間が楽しいんですよね…。


その2に続く。

<データ>
プロサーフ425BX-T、フリーゲンTD
道糸ナイロン3号、ハリスフロロ5号&ナイロン4号から6号、針スピニングBS11号~13号
スーパーウイング付全遊動天秤、景山オモリ30号
エサ岩イソメ、青イソメ、16日は曇り、気温かなり低め、中潮


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