ようやく夏っぽくはなったのですが、釣果はイマイチ…
今年のニュージーランド、今いるオークランドはどうやら冷夏の気配です。
こちらは南半球ですので、赤道は北側に位置します。
ですので、『北向き日当たり良し』『冬は南極からの南風、夏は赤道方向からの北風』になるのですが、12月になっても南寄りの強風が続いていました。
そのせいか、いつもなら盛期に差し掛かっているはずの真鯛やシマアジの接岸が遅いように思います。
少し前の釣行ですが、ほとんどイベントらしいイベントもなく、もちろん雪もそれらしい気配もない夏のお正月です。1日早々に釣りに行きました。
場所は街のフェリーターミナル。郊外ではなく街の真ん中へ。
行楽シーズンのためどの近郊のビーチも混雑してます。主に釣り以外の人々で。
ですので、都市部の方が空いてるからです。
東京でいえば芝浦ふ頭、大阪なら南港のような場所です。日本でも外海やきれいな浜より、案外こういう場所が釣れるんですよね。
エサはアンチョビ。水深は10メートルほど。見た目ほどありません。
奥まった湾のため干満の差が上下で3メートル以上、だから潮が速い。
流れないよう工夫したフック付きのオモリを使います。
大型船が出入りする場所で、底はやや泥混じりの気配。なのでエイやサメも多い。ホウボウも釣れます。あとはひたすら真鯛真鯛真鯛…。
なかなか日本の釣り仲間にも信じてもらえませんが、オークランドで投げ釣りすると「また真鯛か、勘弁してくれ…」という気持ちになります。もはや邪魔ものです。
真鯛が多いというより真鯛しかいないという感じなのです。それも小物ばかりが。
30センチ-バーならまだいいのですが、大半が手のひらサイズから25センチぐらい。このチャリコ達、とにかく食欲旺盛というか、完全に迷惑なエサ取りです。
どんな大針でも大エサを付けても平気で食ってくる。
ただ、このサイズでも大きなアタリを出してくれるし、釣り味は悪くないんですよね。
この日も退屈しない程度に上がりましたが全部リリースサイズでした。
毎回毎回変わり映えしません…日本全国、きっと5名ぐらいの方は大真鯛が釣れたぞ~!という報告を心待ちにしてくださってると思うのですが、申し訳ありません
次回は、正月明けにちょっと遠征したのでその時の様子を…
先端が無塗装のスケルトン、昭和の頃のグラスロッドみたいでシブい…
<データ>
ロッド: SHIMANO NZ VORTEX SURF 13,6ft(4.11m)並継投竿
リール: 03パワーエアロ、OKUMAサーフキャスティングリールTXS-60
仕掛: 道糸PE3号通し、ハリスフロロ7号、針カン付き丸セイゴ20号~24号、サーフ真鯛L
エサ: 塩漬けアンチョビ
そろそろ大真鯛釣らないとマズいな・・・
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コメント
NZ号さん、今年も宜しくお願いいたします!
小型の真鯛がエサ取りとは、所変われば魚変わる・・でしょうかね!
アンチョビがエサというのもなかなかシブいですね、自分ならワインも持って行って飲んでしまいそうです(笑)
大型真鯛期待しています、焦らず頑張ってください!!
投稿: 見学人 | 2017年1月15日 (日) 09時18分
⇒ 見学人さん
隣国オーストラリアは、エサも岩イソメなどイソメ系、ボケ(カメジャコ)など日本で馴染みのものが普通に流通してるのですが、海を挟んだ対岸の島国NZにはイソメ類はまったく流通せず(いないからか…)、魚もオーストラリアでは投げ釣りでメジャーな白ギス、クロダイ、マゴチ(コチ系すべて)などの主要対象魚がいません。
NZはひたすら真鯛なんですよね…。飽きますよ、さすがに(汗)。
今週末、また挑戦します。
2月からは日本に戻りますが寒そうですね…。
投稿: nz | 2017年1月16日 (月) 08時06分