久々に砂浜へ出てみるが…
長い春です。夏でも30度にならない街ですからとにかく春が長い。今年は特に暑くなるのが遅いようでその分真鯛の乗っ込みも遅れ気味です。
オークランド近郊の海は遠浅が殆どで、まだまだ遠浅の砂浜から真鯛が釣れるような雰囲気ではないのですが、とにかくトライすることにします。
時々とんでもない大物が出るので細糸は使えない。サーフキャスティングといっても力糸を使う発想が存在しない。遠投にこだわる人もほとんど見かけない。だから、日本のように繊細な仕掛けもないし、そんな細い道糸を使わないのです。
そして日本のような天秤は存在しない。何より虫エサが一切存在しないニュージーランド、エサと言えば魚の切り身かイカしかない。だから飛ばしたくても飛ばないわけです。
自分は日本人ですので、同じ切り身でも塩漬けにして少しでも遠投が利くようにしたり、イカを使う場合でもちゃんと短冊に切って少しでも飛ばしたい、と工夫を重ねるのですが。
ということでオークランドから北へ高速を20分、下道を15分の風光明媚な海岸へ。
暖かくなったので(ちょうど日本の10月ぐらい)釣り人が増えました。
しかし最近ずっと強風続きで、今日もダメ。普通なら竿を出さずに帰るぐらいですが、とにかく試してみることに。
写真写り以上の爆風で、道糸PE通し4号にサンマエサではさっぱり飛ばない。それでも魚影は濃いのでアタリはあるが狙いの30センチ越え真鯛ではない。
この後、どんどん風が強くなったので早々に退散です。
日本に帰国後、年末年始はまたニュージーランドで過ごすので、その頃にはかなり気候も落ち着いて、真鯛やシマアジなどが盛期を迎えつつあるでしょう。
釣れなくても景色がいい、空気がきれい、浜には吸い殻なんかはもちろん、ゴミ一つない。
釣れても釣れなくても、快晴の、夏に向かう南半球の浜で竿を思いっきり振るとなかなか爽快です
今週末からいったん日本へ。次の釣りは東京湾でのカレイになりそうかな?
<データ>
場所:ニュージーランド北島・オークランド市北部ワンガパラオア半島先端北岸
竿OKUMA(アメリカブランド)カーボン並継4m、リール03パワーエアロ、道糸PE4号通し
自作片テンビン、オモリ六角25号、ハリスフロロ8号、針丸セイゴ20号以上
エササンマ塩漬け切り身
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コメント
NZ号さん、お疲れ様でした
ニュージーランドで最近地震が有りましたが、大丈夫でしたか?
きれいな砂浜と海、いいですね!これから夏になる感じが写真からも分ります!
釣り師が少ないのは、人口に対する釣りをする人の比率が少ないのではなく、そもそも人口が日本より少ないのでしょうね!お魚が濃い筈です!!
ヤッパリ、虫エサを持って行って見たいな、ニュージーランドですね!
帰国されたら、東京湾のカレイ情報も、宜しくお願い致しますm(_)m
投稿: 見学人 | 2016年11月16日 (水) 12時41分
→ 見学人さんへ
震源とは東京ー北海道ぐらいの距離があるので大丈夫です。こちらの地域は地震がありません。
はい、日本から九州を取ったぐらいの面積の中に、静岡県の人口ですからだいたい30分の1程度ですね。
そうなんですよ、虫エサでやってみたい。カレイは何種類もいるのですが誰も釣りでは狙わない。魚屋にはヨンマル超えのカレイも売ってますから。何エサで狙えばいいかわからない。
ちなみにお隣のオーストラリアは虫エサが何種類もいて、巨ギスが釣れます。キビレチヌや、マゴチもいて、そちらの方が日本の投げ釣りに近いですね。
投稿: nz | 2016年11月17日 (木) 04時53分