真鯛だらけの海?
今日もここオークランドは快晴です。
ハイウエイを北上し、付近では一番大きなマリーナの護岸へ投げ釣りに行きました。
この国は港の護岸さえも芝生ですさすがオールブラックスの国。
こちらの人は投げ釣りの際、こんな風に垂直に竿を立ててアタリを待つのが一般的です。
僕はサーフ三脚を持ち込んだので、こちらでも日本風に
三脚は存在しないのでいつも注目を浴びます。こちらの道具はとてもシンプルで、日本は本当に道具大国ですね。釣具屋にある商品数や品数がまったく違う。
エサはサンマの切り身。針は丸セイゴの20号。ちょうど季節が逆で日本でいえば1月初旬の冬ですが、さほど寒くはありません。最高気温が15℃前後、最低でも5℃から10℃ぐらいです。
さすがに真鯛は期待してなかったのですが、どうもこの海の真鯛の魚影は半端じゃないようで。ほぼ入れ食いです。三脚に置いた竿尻を跳ね上げる勢いでアタってきます。
こちらで買った竿ですのでかなりの剛竿なのですが、ぐいぐい真鯛特有の左右に首を振る暴れっぷりで上がってくるまでサイズが読めません。
ちなみにオークランド近郊の海はどこもたいていは遠浅で、ここも港なんですが3色投げても2-3メートル程度の水深しかありません。船道以外は本当に浅い。浜など干潮になると100メートル以上海岸線が後退する場所もザラです。
この国はほとんどの魚種でサイズ制限が厳しく、真鯛に関しては30センチ以下は無条件で放流しなくては法律違反で高額の罰金を取られます。
たぶん一番旨いはずの25センチから28センチ前後ばかりがひたすら釣れ続けます。
これでもちょっと足りない。弱らせないようにしてすぐに放流。結局最後まで尺越えは上がらず。
真鯛とヒラマサの世界記録は確かNZで釣れてるはずでとにかく真鯛が多い。いくらでも釣れます。さすがに真冬の今こんなに釣れるとは思わなかったのですが。
潮や海の状況、地理的な環境面でもきっと日本の方が海は豊かだとは思うのですが、やはり漁獲制限や日本ほど魚を食さない、人口が少ないことで資源が守られているのだと思います。
今回は別の魚種狙いだったのですが、次回はエサや仕掛けを変えるなど少し策を練って40センチ越えだけに的を絞ろうと思います。
<データ>
竿:NZで買ったNZブランドの4,05mの並継、リールパワーエアロ03
道糸PE4号通し、ハリスナイロン7号1本針、針がまかつ丸セイゴ20号、自作天秤使用
快晴微風、大潮満潮時前後、エササンマ切り身、澄み潮
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