事件続発の三保釣行（後）

予想もしなかったハプニング…と書いたので、まさか大物が上がったのか！と期待してくださった方もきっと全国に15名ほどいらっしゃったかもしれませんが・・・
釣果ではなくまさしくハプニング、事件でした。前後編などと引っ張ってすみません

以下2枚の写真を比べてください。前日と2日目。

右が2日目明け方。

まだ上げ5分か6分程度だった夜中3時ごろ、前日の左の写真より潮は引いていてまだ先に波打ち際はあったのですが、はちべい氏やその向こうにたくさんおられた方々が波状攻撃で押し寄せた大ウネリの波を被って道具や竿を流されたというハプニングです。

本当に「何かあったのか？大きな船でも目の前を通ったのか？」と言いたくなるような突然の大ウネリでした。

駿河湾トラフ…思わず怖い想像をしてしまうような波が何発か連続して押し寄せたのです。
水は怖い、海は怖い。実感しました。

自分はプレデターだらけの暗い内は竿を出す気はなく、明け方まで眠ろうと、朝6時の満潮潮位を想定して最初から皆さんより高い位置にいたので助かりました。

前日夕方はウネリはそれほどではないものの、押し寄せる波の何度か毎に定期的パターンでやってくる独特の大波攻撃を受けていたので、最初から高波を想定して一段高い場所にいて助かったのです。

事件のあった時間帯は「寒いなあ、、、」と思いながらも椅子の上でウトウトしていたので最初の大ウネリには気付かなかったのですが、どっぱーんという大きな波音で目を開き周囲を見回すと、足元のブロック下にまで波が迫っている
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
向こうを見ると、暗闇の中ですが、皆さん波に道具をもって行かれたり浸水したようで大慌てで上に移動しています。

その内、数名は波打ち際でザワザワした雰囲気。波打ち際の少し先に緑のケミホタルが。竿が流されているのです。大波で行ったりきたり、それでも徐々に沖へと。
仕掛を投入して回収を試みているのは釣り友はちべい氏流されたのは氏のスピンパワーのようです。

起き上がって青竿をつかみ回収を手伝おうと向かった時にちょうどラインに掛かって回収に成功した様子。

とはいえ、荷物も下半身もずぶ濡れのはちべい氏、完全に戦意喪失。
気を取り直してもらって1時間だけ粘ってみましたが、ウネリのせいか魚の気配はなく、1匹だけ珍魚が上がってジエンド。7時に撤収しました。
完敗です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
写真を撮ったこの時間帯はかなり穏やかになっていたのが皮肉です。荒れた様子はシロウト写真では再現しにくいですね

皆さんも安全釣行を…


＜データ＞
プロサーフ425BX-T　フリーゲンTD
道糸アトミックスライダー8号、力糸なし、オモリ全遊動30号
ハリスアトミックスライダーホワイト8号通し
針丸セイゴ14号孫針（イワシ）＆丸セイゴ16号（サンマ）
大潮、18時＆6時満潮、ウネリ、潮濁り、南西の風やや強し
塩イワシ、塩サンマ切り身