2011を振り返って
拙者ブログをご覧頂いている皆様、明けましておめでとうございます。
怒りや諦めさえ通り越した不毛な政治、悪くなる一方の経済情勢の中、今年も厳しい1年でしょうが、何より被災地の復興を切に願う次第です。
まずは安全な釣り。無理をしない釣り。
職業漁師ではないので、今まで以上に釣果は二の次とし、安全と楽しみを追及したいと思っています。
さて。
「2011年は釣れなかった」の一言です
特に、期待していた春の戻りカレイ、震災以降はさっぱりでした。秋に入ってからも型は悪くないものの数が揃わず。いろいろな方に話を聞いても、またコメント等で教えていただいた情報を加味しても、少なくとも東京湾のカレイは間違いなく不作だったといえるでしょう。
震災当日は横須賀のうみかぜ公園にいました。
排水溝堤防にいたのですが、やはりただ事ではない揺れでした。すぐ横のショッピングセンターもかなり揺れて人が飛び出し悲鳴も聞こえました。揺れた当初はそこまで深刻に考えておらず自宅に「夕方までやるよ」とメールをしようと思っていたぐらいです。
しかしすぐに事の重大さに気付きました。付近の信号がすべて消え、携帯も通じなくなったからです。やがて海保の船がやってきて「津波の危険があります、すぐに海岸線から離れてください」と。
これはマズいと考えてすぐに帰宅。しかし既に道路が大渋滞で全く動きません。横須賀中心部は既に信号も消えて大混乱。高速も閉鎖。結局普段なら30分程度のところを4時間ほどかかってやっと帰宅できました。
それ以降、暫く釣りどころではなかったですが、4月に入って観音崎で希少なホシガレイを1枚。結局1年を通してこの1枚程度でしたね、これといった釣果は…。
あとは5月に上げたこの黒鯛。
しかし東京湾では狙いのサイズのマダイは出ませんでした。
マダイを狙って沼津や伊豆へも繰り出しましたが、風が強く釣りにならなかったり、思っていた場所には入れなかったりで、大した釣果はなし。
秋になって一番熱の入るカレイのシーズンになったわけですが、10月に野島であげたカレイ以降、イマイチ調子が上がらず、周囲も同じ。時折45センチオーバーのニュースが飛び込みますが、それも単発。何より、毎年11月には爆釣のある野島防波堤でも大したニュースはありませんでした。
結局、年の瀬までこれといったピークは無く、カレイがボチボチ釣れる程度で1年を終えました。
震災のこともあって、昨年は殆ど近場でのみ竿を出してきました。今年もその傾向は変わらないと思います。今まで竿を出さなかった場所、投げ釣りポイントと認識されていない場所の開拓などに勤しみたいと思います。
皆さまの安全で楽しい釣りを祈っております。
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