2ヶ月ぶりの野島防波堤

週はじめ、2ヶ月ぶりに野島防波堤に渡ってきました。

「繁忙期の前に1日休み取れるよ」という仲間のナベ氏と「もうエサ取りも減ったでしょ？」と野島渡堤を決行した次第。

シーズン前は「今冬はもっと野島を攻めよう」と考えていたのですが；

・陸側の福浦でもそこそこ釣れていた

・11月にポツポツ大判は出たもののエサ取りの猛攻が話題に

・全体的に例年より釣れていない気配

ということでこの時期まで見合わせることになってしまったのです。

当日は北風予報ですが「凪倒れが続く今シーズン、凪よりはマシでしょう」ということで氏の希望でドック堤へ。

当日ドック堤に上がったのは珍しく投げ釣り師ばかり我々を含めて計6名。それぞれポジションをとって、ほぼ18本近い竿が並びます（野島は投げ釣りは竿3本までのルールあり）。

おひとりは福浦でもよくお見掛けするベテランの方。色々教えてもらいいつもありがとうございます。氏はエサ取り対策として赤コガネの塩締めも持参されていました。もう1名のベテラン投げ師の方は段差針を同じ長さにするアピール大の2本針仕掛けで臨んでおられます。皆さん工夫を凝らしていますね

若潮。14時ごろまで上げ潮です。

9時の第１投時にはかなりの潮流、まずまずの速度で仕掛けが北に流れます。

さほどのエサ取りはいませんが、徐々に大きなアカメフグ？ヒガンフグ？ショウサイフグ？これらにハリスごと持っていかれるケースが多発。

押さえ込むアタリの後に糸フケ、という興奮状況に二回遭遇しますがいずれもデカフグ。フグのくせに糸フケさせんなよー！マメにハリスや針交換が続きますがカレイのアタリは来ません。

お昼前後になって、水路側のベテラン氏に35cm級が出ました！

「カレイはいる！」

これだけで十分その気になりスイッチが入ります。

やがてナベ氏にアタリ。

「たぶんカレイでしょ、ようやく来たね！」

巻き込んでいくとそれほどの抵抗無く浮かんできたのは本命！やや小ぶりのカレイ。

思わず

「タモいらんかな、抜き上げられそうやな～」

と僕が声をかけてしまいナベ氏も思わず抜き上げようとして…空中から水面にポトリ…

やってはいけないことをさせてしまった！

１枚出たことは事実ですが責任感じますね、こういうのは

帰りの船は15時半。片付けを考慮すると実質15時ごろまで。

14時から竿を2本に減らし手返し優先でどんどん投げ返します。ヘチ狙いで近くを攻めていたのですが、反応が無いので遠投していた竿にナベ氏が

「アタリ来てるよ」

「どんなアタリ？」

「けっこう押さえ込んだよ」

「じゃ、しばらく待ってみる」

待つことしばし、最初は手応えありませんでしたが糸フケのせいで、ラインが張ってからは本命の手応えです。

浮かんできたのは大きくは無いがまあまあサイズ。今回ばかりは念入りにタモ入れしてもらい、ようやく堤防上に。

潮も悪くないし、そこそこ波っ気もあって気配もよい。

それでも6名で（落としたのも含め）カレイは3枚。35cm前後のアイナメ2本。フグ多数。他所で40cm超えが1枚出たようですが、当日全体でも5枚だったとか。

とにかく今年は数が出ない。野島に関しては平均サイズも全体に小さい。殆ど45cmオーバーが出ていない。パンパンの抱卵個体が出てるので、今ちょうどノッコミ盛りであるとは思うのですが。

厳しい戦いが続きます。

＜データ＞

プロサーフ425BX-T サーフランダー405BX＋フリーゲンTD

道糸フロロ3号、ナイロン5号＋ナイロンテーパー

ハリスフロロ6号　がまかつカレイ専用16号　改良カレイイレグ15号

岩イソメ、青イソメ、若潮、14時ごろ満潮、晴れ、北東風後東風やや強し