今年はやはりおかしい…東京湾？！

大地震後、釣果が伸びていません。

3月一杯は計画停電の影響もあって生活や業務にも支障がでて釣りどころではありませんでした。

4月になって少し落ち着いてからカレイ狙いで東京湾に出撃しましたが、成果は芳しくない。珍しいホシガレイの46cmがめぼしい成果でした。

結局5月になっても戻りカレイの華々しい成果はなく、地震前まで大物がよく出ていた東京湾のカレイシーズンが幕を閉じました。

5月末からのキスはまずまず。鎌倉近辺の浜から良いサイズも出ましたが、東京湾は相変わらず。特に真鯛は全然ダメ。チャリコばっかりです。親がいない。ずっと東京湾側で釣果が上がらないままです。

地震当日、たまたま横須賀で釣りをしていたのですが、やはりあれ以降間違いなく何かがおかしくなった気がします。東京湾岸一帯に幅広く液状化が見られましたが、海底にも大きな変化があったのでしょう。

色々な方のブログを拝見しますが、離れた日本海側や他地方の方々のブログでも「何かが変だ」「今年はおかしい」という文章をよく見かけます。そういう巡り合わせのトシなのか、それとも地震をはじめとする今年の気候等が影響しているのか。

今年の東京湾でいえば、いつもなら消えるはずの海草や藻がＧＷ以降もなかなか消えなかった、5月6月に強い南風の日が多かった。そして7月に入って早々に梅雨明けしたものの、台風をきっかけに今度は夏はどこへやら。強い北東風が吹いたりお日様を何日も拝めない肌寒い日が続いたり。

そんなこんなで今月に入って全然行かなくなったのですが、美術館へ行きたいという家族を伴って久々に少しだけ観音崎で竿を出してみました。14時過ぎに現地到着、どんどん雲が切れて猛暑。というかすごい湿度。しばらく待って雲が出てきてから2本出してみました。

結論から言うと全然ダメ。

チモトのずっと上までコキ上げた極太チロリや青イソメ房掛けさえ数分で消え去ってる。ベラやトラギス、ミニガッチョの類か…。エサ取りは賑やかですが親の顔が見えない。

色々探りましたが、地震かそれとも台風の影響か底の状況も変化してる。まったく根掛りのなかったポイントでゴツゴツ引っかかったり。なんだろう、なんか変です、本当に。

毎年梅雨後半から夜釣りだとサメ、エイ、そして虫エサにはゴンズイかアナゴ、これらのオンパレードになりますが、今年はまだ1匹のゴンズイも釣れてない。天敵と憎む相手ですので釣れないのは嬉しいのですが、本命もこないのでは本末転倒。これほど外道の活性も低いのはやはり異常です。

昨日は日没前に早々に切り上げましたが、次回は夜も粘ってみるつもり。まだ諦めることはできません。

カレイマニアの自分としては夏はまだダメでも諦めますが、もし今秋のカレイにも影響が出たらどうしようかと。早い場所では9月から姿を現すので、今秋は集中してカレイを追ってみます。

＜データ＞

プロサーフ425EX-T＋06スピンパワー　ナイロン4号＋ナイロンテーパー

半遊動自作天秤＋自作フロートオモリ25号

ハリス5号　カレイイレグ15号、エンマスピニング12号　各1本針

青イソメ、極太チロリ　微風　濁りあり　大潮　満潮17時頃