シマノ ジャパンカップ投げ 関東A・B大会中止に関して
6月11日(土)開催予定だった「シマノジャパンカップ投げ(キス)釣り選手権 関東A・B大会」は『砂浜の緊急工事のためいったん中止…』とシマノホームページに掲載されています。
A大会参加に向けて宿を取って前日10日(金)から現地入りした仲間の「ノンボ氏」からの報告を以下に記載します。
今年度もシマノJC関東大会のレポートを予定しておりましたが、残念ながら前日携帯電話にシマノより急遽中止の知らせが入りました。
前日より現地入りしておりましたので今回中止の原因となった砂浜の緊急工事を含めた現地レポートをお送りします。
本部予定地だった場所には重機が二機入り、5名ほどの作業員が崩れた石畳の補修作業をしています。
また、近くには砂崩れを防ぐ柵用の竹材
も積み上げられ、広範囲に渡り修復にはかなりの時間が掛かることが見て取れます。
やはり三ヶ月前の東日本大震災による影響は平砂浦も例外ではなく、砂浜から防風林にかけてのえぐれ等の被害は所々に見受けられました。
ただ、二週間前に釣行した際も含め、2kmに渡る砂浜自体は実釣が可能です。
そんな現地視察中、昨年度関東A大会覇者の松田さん(右側)らお二人
に現場で会うことができました。
大会中止については既にご存知だったようで、前日試釣予定そのままに大会本部から1km離れた昨年の爆釣ポイント「ドカン」まで満遍なく探っていらっしゃいます。
お二人とも早い手返しで良型を二連三連。
翌日もし予定通り大会が開催されていたら、2キロ越えの争いになりそうな釣果です。
お連れの田中さん(左側)はカレイ釣りの名手でもあるらしく、常磐では50cm超えも多数上げられてるとか。
夏はキス、冬はカレイと僕と同じサイクルなので、また関東のどこかでお会いできますね!
松田さんは今月下旬に出場予定のダイワSBC神奈川大会では表彰台狙って頑張ってください。
ご健闘を心からお祈りしています。
とのことです。
私が思うのは、ノンボ氏のように現場でこれらの事実確認ができない予定者の方々にとっては、震災の影響しか思い浮かばずシマノからの通知だけで終わっていたでしょう。
しかし、千葉県によれば1ヶ月近く前には既に工事予定は分かっていたのですから、これが『緊急工事』かどうか疑問は残ります・・・。
A大会当日は午前中けっこうな雨になり、天候不順にシマノは救われたかもしれません。好天ならもっと多くの方が現場入りしてからの中止通達になった可能性もあります。
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コメント
こんにちは。初めまして。
今回の「中止」は非常に残念でしたね。
でも前々から思っていたのですが、各釣具製品の価格設定等も含めて
釣り業界のメーカーは胡坐をかき過ぎているように思えます。
このような歴史と知名度がある大会の中止案内が前日になるなんて
他の業界じゃ考えられないですね。
シマノの関係者が「中止」に至までどれだけの事をやったのか不明ですが、正直私が出場者だったら「ばかやろう!」と叫びます。
どんどん外資企業が投げ釣り分野にも進出してきて、古い企業体質・業界体質が崩壊する事を切に望みます。
投稿: しゃけ | 2011年6月13日 (月) 19時55分
>しゃけさん
はじめまして、コメント有難うございます。
仰る通りだと思います。
現場入りしてから知らされた方々の驚きと落胆は想像に難くありません。主催者が前日まで現場を見ていなかったということの証明ですね。
私はエントリーもしてないし、過去の参加経験さえありませんが、この一件だけで今後参加する可能性は限りなくゼロになった気がします…。
投稿: nz | 2011年6月13日 (月) 23時11分