大震災

11日に発生した東北関東大地震により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様、ご家族の方々に対しまして心よりお見舞い申し上げます。国を挙げての復旧復興をお祈り申し上げます。

11日は横須賀に釣りに出ていました。揺れました。二度三度と大きく揺れ、やがてパトカーや消防車が走り回るようになり、津波警報が出されました。対岸の千葉方面で炎と黒煙が見えました。同行したノンボ氏のワンセグで「三陸沖で大地震らしい」となり撤収。15時を過ぎていましたが既に信号機も消え、渋滞が始まっていました。

普段なら30分のところを3時間近くかけて帰宅。すべての信号が消え街はすべて停電していました。最初は通じていた携帯もやがてメールも遅延するようになりました。

仲間のはちべい氏が津波警報後に付近の高台に避難した際撮影した走水港付近の2枚の写真を提供していただきました。

上が地震後約2時間経過の16：43撮影。下がその約20分後の17：04。

上の画像は見たことのないような干潮潮位。津波襲来前の引き波だったのでしょうか。そして2枚目も今まで見たことがないマックス潮位。上下差は優に2メートル以上に達していたと思われます。沖に普段では絶対出ないような潮の流れと白波が見え（津波到達の様子か）対岸の火事や黒く立ち込めた雲（黒煙）もくっきり写っていました。

今日から関東は輪番停電。福島原発の問題も予断を許さずしばらく平常には戻れません。神奈川では電車も殆ど走っていません。

ここは釣りブログですので場違いかもしれませんがあまりに呆れたのでひとことだけ書かせていただきます。

何を言いたいのかさっぱり分からず危機管理面でお話にならない原子力保安院というお役所組織？？の記者会見。

とても利用者の利便や心情を考慮、配慮したとは思えない、二転三転する東京電力の不遜にさえ映る会見態度と発表内容。

トップがこれでは現場で頑張る人たちも怒っているでしょう。本当にすべての情報がきちんと開示されているのでしょうか？

被災地はもちろん、関東全域でもパニックになってもおかしくない状況の中、被害者被災者の気持ちと状況を慮って冷静に忍耐強く耐え忍んでいる日本人像を改めて再認識しました。