やっと1枚… ～ 野島＆福浦転戦記

日曜がオープンカレイ大会なので、前日の土曜、下見がてら夕方にうみかぜ公園～観音崎と転戦しましたが、相変わらずエサ取りもなし。希望の光すら見えず日曜本番を迎えました。

お昼前から西ないしは南の強風（釣果が出ない風と言われていますが…）予報でしたが、大会検量時間の関係で午後の帰船時間までは粘れないので、正午の船まで3時間限定での野島防波堤行きとなりました。

現場ではちべい氏と合流。はちべい氏は渡船釣行が初めてですので爆釣予感で興奮を隠せない様子！？

渡船場に着くと常連さんの野島名人「浜っ子Hさん」と某名門サーフの「Ｋさん」が先客としていらっしゃいましたが、快くスペースをずらしていただき4名並んで竿を出すことになりました。Ｈさん、Ｋさん、ご厚意本当に感謝します！

渡堤時は穏やかな北寄りの風でしたが、10時を過ぎた頃だったか、いきなり西寄りに変わり、一気のブロー開始。最近の予報はなかなか精度が高い。徐々に南寄りに向きを替え風は強くなるばかりです。空気が澄んで富士山が綺麗に見えるのは癒しですが山頂には笠雲が見られ、天気悪化を予想させます（案の定今日は雪まで降りました）。

新月大潮の下げですがいつものようには流れません。潮が効いてないという感じ。下げの激流の中で一発大物を、と考えていた目論見は外れました。

潮的には地合はお昼前の潮弛みから上げに変わる1時間ぐらいかという気配ですが、11時45分頃までしかやれないのでそれまでになんとか1枚をと頑張りますがダメでした。

全員ボーズかと諦めそうになりましたが、11時回ってからＫさんが40センチクラスを1色付近の際で1枚、Ｈさんも35センチを1枚。僕は大きなサメのみ。はちべい氏にはアタリも無しという結果になりました。貯金は増えていますがいつになったら下ろせるのやら、トホホ。

定刻通りやってきた船で渡船場に戻り、そそくさと態勢を整え、そのまま福浦へ。風が強いとはいえ天気はいいのでなかなか場所が空いていませんでしたが、いつものエリア付近でようやく2名分のスペースを確保します。南風は相変わらずでしかも潮が同じ方向に流れるため右に投げてもすぐに左30度までという状態です。

時間的に15時半頃が限界なので後ろが決まっているということで珍しくギリギリまで粘ったところ、あと1、2投で、という頃、左の青竿に微かなアタリ。一度だけ軽く竿先を鋭く押さえ込みますが、カレイが釣れる、という自信を失った後ですから「ま、フグでしょ。でもエサ取りでもアタリはうれしいな」とかなんとか考えながら5分ほど放置、竿を手に持つと重みは伝わります。ただし風と潮の加減もあるので魚信というのは伝わってこない。

4色ほどラインが出ていたのですが、半信半疑のまま2色付近に来た頃から下へ潜る魚の気配です。さっきのサメとは違う感触。テーパーになってもまだ下へ潜り魚影は見えません。潮が低くしかもタモのセットもしていなかったので急いではちべい氏にセットしてもらい、届かない高さですのでテトラ経由で潮位が低い時にだけ出る出っ張りまで降りてもらいようやくタモ入れ完了！はちべい氏、本当に有難うございました。感謝。実際、タモから出したとたんポロッと針から外れたので抜き上げようとしていたらサヨナラだったかも。

後ほど大会の検量で41.2センチでした。サイズ的にはどうというサイズではないですがとにかく久々の大判、しかも諦めた後にやってきた1枚で感激でした。

現場で写真を取り忘れたので帰宅してから捌いた画像で失礼します…

＜データ＞

プロサーフ425BX-T ＆　03パワーエアロ　2セット　道糸フロロ3号＆4号　

自作スーパーシグナル天秤＋景山30号

ハリス5号　カレイイレグ15号段差（野島）1本針（福浦）

青イソメ・岩イソメ・チムシ　大潮　11時半頃干潮　西風のち南風かなり強風（ブロー）