初釣り連敗 ～ 横浜～三浦半島漂流記

年明け7日にやっと釣りに行けました。とはいえ夕方の3時間ほど。近場で、となればカレイの可能性が多少でもあるのは福浦しかない。

当日は風もさほどではなく良いコンディションでしたが…結果から言うとヒトデもフグもエサ取りさえ一切いない完敗。見事に毎回エサがそのまま戻ってきました。

釣りもそうですが、実は年末に新調したシマノの『コールドウェザースーツRB-161H』の試着と威力の確認も兼ねておりました。「STRV＋9」は、シマノではダウン仕様の＋10スーツを除けばゴアテックス中最強…その着心地と暖かさ…まずは満足。ライナーが取り外し可能で陽が照って気温が上昇すればファスナーをはずし＋6～＋7仕様に早替りできるのでこれはグッド。

細かいことを言えば特にデザイン面で相変わらず「釣り着はこうあるべき」的なメーカーの一方的な思い込み（？）や、股上の深すぎるパンツ、案外モノを入れにくいポケット、意味不明な折り返し、マジックテープなど機能的な使いにくさも無くはないですが。ユニクロの上級品ダウンでも十分極寒期の釣りに耐え得る性能を持っているので、要は好みとセンスの問題になるんですけどね…。

気を取り直して！翌日は本番。朝の7時過ぎにはちべい氏をピックアップし、一路西岸へ。

まずは油壺の地磯へ。最初に入った場所は根掛りがあって釣りにくい。初場所ですからまずはポイントの概要と雰囲気を今後のために確かめる目的もあって1時間ほどでさっさと移動。

次に少し湾奥へ戻り入った場所も案外浅い。着底2－3秒ほど。、雰囲気からカレイというより夏場のキス、という感じのポイントです。きれいな富士山に見とれているとドラグが一気に！カレイ？何？上がってきたのは…グレ（メジナ）です。なんでまたこんな子が釣れるのか不思議ですね。初獲物がカレイじゃなくてなかなか今年も波乱の予感です。

はちべい氏にもアタリはなく、しかも北面の崖下で陽が一切当たらないのでとにかく寒い。で、また場所移動。今度は駐車場から車を出して諸磯へ。テトラ堤防、防波堤ともに先客がたくさん。手前の磯も目の前にびっしりとブイが並んで釣りができない。さて困った。3連休初日でどこも混んでる中、特に三崎港は混んでるだろうと思ってましたが、もう付近で他に行く場所が思いつかない。北岸でも多少は竿を出せる場所に心当たりがなくはなかったのでそちらへ向かいます。

今まで竿を出したことはなかった護岸で各自2本ずつ。穏やかでまずまず、さっきの北面磯に較べてこっちは南面岸壁、まぶしくて暖かくて、、、しかも車横付けで別世界。

しばらくして波止際に投げ込んでいたはちべい氏の竿にアタリ。吹流し仕掛けの先に上がってきたのはメバル。また上モノです、変な投げ釣りDAYになってきました。

ここもカレイの気配なく、最後にもう一回移動、製氷所前へ。角は先客がいましたが2人入れる場所はあったのでとにかく各1本出すことに。夕方からは予報通り南西の風が強くなり始め今度は寒さが厳しい。

湾奥側にもずらっと投げ釣り師が並んでいますが、釣れている気配はありません。釣れない日ばっかりわざわざ選んで釣りしてる気がしてくるね、こうなると。釣れる気がせん。わざわざ上がらん株や通貨ばかり買ってしまう勝負下手、悪循環と同じですな。

はちべい氏に穂先ライトを借りて18時前までやりましたが寒さも限界。＋9を着てたって釣れんかったら心に冷えが忍び込んできて気力崩壊。これにて連荘初釣りはお終い。

＜データ＞

スピンパワー425CX-T ＋  03パワーエアロ

道糸フロロ3号・4号　ナイロンテーパー　拙者スペシャル半遊動天秤＋30号

ハリス5号　カレイイレグ14号1本針＆段差2本針

中潮　青イソメ＆岩イソメ