謹賀新年 ～ 反省と展望

明けましておめでとうございます。

「来年こそは景気が良くなる！」、と密かな期待を抱きつつもどこかジリ貧傾向のわがニッポン、2011年の今年は新たな10年～New Decadeの開始年です。個人的には波乱万丈、色々あった21世紀最初の10年でしたが、この先10年はジリ貧ながらも何とか穏やかに生き延びたい、ささやかに…と願う次第です。

昨年は12月中旬に想定外の赤い奴＆平たい奴を同じ場所から引っ張りあげてまずまず良い締めくくりでしたが、その後がいけない。若干の気力低下もありましたが、それから年末にかけいつもの三浦東岸、そして西岸にも繰り出しましたが結局本命おさかなの顔を見ないままの幕切れ。年明け以降もなんだかんだとバタバタで今日まで竿出しはまだ。初釣り未達成です。

初釣りはこの週末を予定していますが、果たしてこの時期、カレイは三浦のどこにいるのか？

2年に満たないキャリアながら最近思うことは「釣りたい場所に行く」のか「釣れている場所に行く」のか、という二者択一である、ということ。もちろん後者の「釣れている場所・・・今釣れる場所」が分かれば苦労は無い。しかしそれを可能にするのが人脈、情報網なんだなと。趣味の世界だって仕事の世界だって同じ。どれほど大きくて正確なアンテナを持っているか、ということだと…。

同時にそれが分かってもそこは当然人出も多い。場所取りだって発生する。トラブルも増える。横浜～三浦半島一帯は投げ釣り可能ポイントが少なく、駐車事情も厳しい。必然的に数少ない場所に人が集中する中で、極寒の夜半から場所を取るとか、そういう「気力」も要求されるわけで。自分にはそういう器量が欠けてるなあ。そこまで熱心な釣師ではないのかもしれない、と自覚はしていますが。

そう考えると、これまで自分の釣りはほぼ99％「行きたい場所」「楽な釣り場」に行っていたに過ぎないな、ということなんです。その結果「たまたま釣れた」のか「予想通り釣れなかった」のか程度の差であって、結局釣れてもそれはマグレに等しいのではないかと。いくら趣味とはいえ、それなりの投資をし、考え抜き、多少他のことを犠牲にして釣り場に向かう以上、やはり今年はもう少し自分の釣り思想というかスタイルを確立してみたいな、という気がしてるわけです、はい。

以前も書きましたが、漁師ではないので竿を5本も10本も並べてまでおさかなを必ずしも持ち帰る必要は無いわけですが、やはり「楽しい釣り」の必要条件第一は釣果になります。「ちゃんと狙って釣りたいっ！」と以前以上に思うようになったわけです、今年は。

個人的には釣ったおさかなを食うことにはさほど重点を置いてないので、自分の場合やはり数よりサイズ、数釣れる対象魚より数は釣れないが…という対象を中心に狙っていくことになります。そのスタンスだけは変わらない1年になると思ってます。

時間が多少自由になる生活スタイルであっても年間50回以上の釣行となるとなかなか大変。しかも行く先の殆どが半径50kmのご近所、東京湾～三浦半島界隈の行付けポイントとなれば季節や自然条件をしっかり考慮した上で、データの蓄積を図らないと毎度毎度小ドライブで終わってしまいますからね。。。

理屈はさておき。

何にもまして安全で良い釣りをしたいものです。皆さんにも良い1年でありますように。