完封負け！ ～ 今シーズン二度目の野島防波堤

裏山の紅葉もその色付きを濃くし始めています。皆さんお元気ですか？

夜半の雨も上がり予報は晴。風は凪に近い。野暮用が多く行くかどうするか悩んでいたのですが今月は出張もあり、満足に釣りが出来たのは前々回記事の野島だけ。一部を除いて少し吹けばすぐに潮を被る非常に足場の低い沖堤防だけに、他所以上に天気と風に左右される場所です。こんな天気の日に釣りに出られるならチャンスといえばチャンス！

時間的なこともあって道中も「福浦あたりで2時間ほどやったら帰ろかな？」と躊躇っていましたが、結局迷う気持ちを振り切って思わず野島に行ってしまいました。これが後でドツボだとは知らずにね…。

いつもより到着が遅かったので既に駐車場も満杯状態。顔なじみの常連さんがドック堤防に入られるとの事でしたので、せっかくの凪と引き潮タイミング（船が出てからもグズグズと悩んでいましたが）結局『ハナレ』に入ることに。ただ、渡船時はまだ潮が高くハナレは潮を被っており、青灯で降ろされます。

ルアーマンや黒鯛師は軽装ですからどんどんハナレへ歩いていきますが、こちら投げ釣りはそうもいかず、青灯から少し離れた場所で戦闘開始となりました。

比較的高いこのあたりでも大潮満潮だと水没寸前です。今日は凪でしかもお昼過ぎまでずっと引き潮なので安心。大潮後の中潮、そして程よい風と波。どう考えても釣れない方がおかしい！というコンディションです。

しかし・・・結果は野島歴6度目にして初完封負けとなりました。

お昼過ぎまで粘るも嫌になるほど気配がなく、潮位が下がったのでかなり歩いてハナレ方向へ移動。常連さんにご教授いただいた実績ポイントに入るのですが、さっぱり気配なし。一度派手にドラグを鳴らしたサメ。時々鋭角なアタリを送ってくるフグ、上がってきてもベラ、エソ子・・・

「釣れたらお昼の船で帰ろう！」計画はまるで民主党公約のようにきっちり反故にされ、15時まで粘りましたがさっぱり。途中、防波堤全体を歩き投げ釣り師に声を掛けましたが皆さん同じ。何が原因か？昨晩の雨？当然ですが分かりません。

帰船中、ドックに入られた常連さんに聞いても同じ。結局本日は全体でカレイはゼロ。7名ほどの投げ釣り師が実績のある各所でせっせとエサを投げ込んだのに、結局誰にもカレイは釣れませんでした。盛期の今、きっと滅多にない珍事ですね、これは。

朝の何ともいえないモヤモヤグズグズした感覚はこの結果を予感していたから？競馬でも株でも後で「あの時そう思ったのに」と気付くことは多いんですけどねぇ。『自分の中の自然』を信じないとダメですな。

近日中にリベンジ必須。

＜データ＞

プロサーフ・スピンパワー　＋　03パワーエアロ・06スピンパワー

フロロ5号＋ナイロンテーパー　　

ハリスフロロ6号　＋　D-MAXカレイマルチ14号　＋　毛鉤・ビーズ装飾　

青イソメ・岩イソメ　中潮　8時半満潮　13時半干潮　北東微風　気温やや高し