夏はまだ続く ～ 大畑崎釣行記

さて新学期も始まり名実ともに秋になった・・・はずですが、京都では9月観測史上最高の猛暑。39.9度？なんですかそれ？温帯列島日本の気温じゃありませんね、これは。

空気をクリアにしてもらうためにも！海の状況を変えるためにも！野菜がしっかり生育するためにも！ここは一雨欲しいですね・・・。

尺ギス以来釣りは見合わせていました。行っても釣れないし、明るい時間に釣りが出来ない。某研究センターのサイトを見ても東京湾入り口にあたる観音崎の水温が29度前後。先端部三崎港周辺で27度前後。少なくともあと2度ほど低くなって欲しい状況ですね。

「夕方から数時間やりましょう」とはちべい氏と意見がまとまり、土曜、前回入釣を断念した三浦半島の大畑崎へ行きました。

走水ではちべい氏を拾い、そのまま三浦方面へ。まだ海は賑やかで海沿いの道路渋滞も夏休みと変わらぬ気配。海の家や関連産業にとっては良い夏でしたね。

予想以上に時間が掛かり現場到着は17時ぐらい。駐車場には他県ナンバーの車も何台か。磯釣り、キャンプでしょうか。初場所でそこそこ歩くのでしっかり背負子に荷物をセットして釣り場へ。2名ほどウキ釣り師がいたのでさらに湾奥へ進み、一番平べったい出っ張りに2名入ります。右外側に自分、左湾奥がはちべい氏です。

日没前、背後の山で日陰になり快適です。足場は「磯」ですが、淡い色の部分は非常に脆い砂岩で、ゴツゴツした本格的フジツボ系とは趣が異なります。東京湾向反対側、内房館山の先にも同じような地質の磯があったことを思い出します。

それぞれ2本出し、僕はチロリと岩イソメ、はちべい氏は1本をユムシで。明るい間虫エサにはすぐにアタリが来ますが、合わせるほどでもなさそうで様子見。ユムシもフグでしょうか、齧られてる様子。

日没前にキスやカワハギを期待していたのですが、初場所でポイントが分からないせいもあって苦戦しました。

やがて穂先ライトをつけるような時間になると目立つアタリ、予想通りアナゴです。それから先はアナゴのオンパレード。他に魚がいてもその前に食われてしまうといった感じ。左のはちべい氏はブイ周りのロープのせいか何度か高切れでかなり心が折れてる様子。干潮過ぎて反転するまでは頑張ろうと粘りましたが、ずっとアナゴだけ。21時に片付けとなりました。

潮が高い時は道中も歩き難そうで、真っ暗の帰路は踏み跡が見えず迷ったり。数時間の釣りでしたが、夏の夜に狙うより、どちらかといえば秋冬の朝夕にカレイ＆カワハギを狙うのに適した場所ではないかという気がしました。ゴンズイ出なかったのは幸いですが（これが釣れるのでガキ時分から夜釣り嫌い）長いのばかりで夜はもうやりたくない、という感じです…。

＜データ＞

プロサーフ425BX-T×2　＋　ブルズアイ遠投9050×2

道糸PE3号　＋　力糸PE5号

全遊動天秤30号＆拙者砂ズリ（全遊動）＋エックステック真鯛ハード6号　カレイイレグ15号　1本針

スーパーシグナルⅡ30号＆拙者砂ズリ（固定・半遊動）＋トルネード5号　ササメ大キスM　1本針　

チロリ、岩イソメ　　17時半～21時　　20時過ぎ干潮　南風微風　気温29度前後