猛暑日の沼津釣行 ～ 魚も人間もダウン！？

月曜お昼過ぎ、沼津へ向かって出発。

盆明けの月曜でも道路は週末並み。相模大橋付近から西行き大磯花水川迄は毎度のことで慣れっこですが、西湘バイパスから箱根新道に入る分岐が動かない。本当に動かない。厚木道路からの合流車と湯本へ向かう1号線の大渋滞が重なってこの有様。慌てない道中とはいえ、割り込み車の横行や進路が分からないのか路上で立ち往生（高速上ですよ！！）するあり得ない身勝手ドライバーにイラつきながらながらの忍耐タイムです。それにしてもバックミラーやサイドミラーへの視線を全く確認できない「状況に関係なく自分のしたい事する＝前しか見ない自己中」運転手を横暴に感じるのは私だけ？！せめて高速上で教習の真似はやめていただきたい、と…。

箱根新道に入ってからは道路もスムーズに。三島のコンビニに立ち寄り、隣の釣具屋で伊豆らしい石鯛関連の充実に驚いたり。そのまま沼津三津方面から海岸線へ。

はちべい氏は沼津が初めてですので、木負からは各ポイントで車を暫時停め偵察。この暑さの中でも各堤防は結構な混雑です。各所偵察しながら走りますが、投げ釣りは誰一人としていません。カゴ釣り、ウキ釣り、そしてヤエン。初場所で竿を出したかったのですが、先客がいるか2名では狭い小場所ばかりだったのでそのまま16時過ぎに江梨へ到着、とりあえず二手に分かれて竿出しです。

コーナーにヤエンの方がいたので、声を掛けて少し横で2本出し。はちべい氏はちょうど写真で日が沈んでいる手前の出っ張り磯に入りました。

予報ほどの風もなく岸壁の上は灼熱地獄。あまりの暑さに仕掛セットどころではなく1時間ほどダラダラと時間を潰していたのですが17時過ぎた頃からチロリ仕掛で1本だけ出し、夕焼けが始まった頃にもう1本をユムシで投入。しかしエサ取り含め反応が薄い。ヤエンの方に聞いても「朝方に一度アタリがあったきり」とのこと。6月に来た時は夕方以降はドラグがジャージャーと鳴ったのですが、今日は日が沈んでも特に反応なし。はちべい氏に確かめても海ヘビだけ。相談の結果日没と同時に移動決定、大瀬崎に向かいます。

ここは著名なダイビングポイントが各所に点在するので、釣りをする場所としては不適格らしい。それでも夜限定であればなんとか釣りが出来ると聞いたので、初場所挑戦です。

民宿やダイビングショップが軒を連ね結構な賑わいです。浜にはブイが並び海水浴場になっています。確かにこの状況では明るい時間帯に釣りが出来るとは思えません。夜明けまでということで小堤防に陣取ります。

狭い堤防に各自2本。チロリと岩イソの虫エサ仕掛とユムシ＆ビッグ本コウジの大物仕掛で投げ分け。

20時過ぎ開始でしたが、最初に大アタリが来たり竿先を押さえ込まれたり短くドラグを鳴らされたり。結構大忙しの状況が1時間ほど続きますが、まったく針掛りしません。正体を確かめたくササメキスMの仕掛に変えてみたりもしますが、乗らない。21時過ぎて潮止り後は徐々に反応も薄くなり、夜中過ぎから潮位も下がって反応がなくなりました。

4時過ぎに潮止まり、ちょうどその頃はちべい氏にモンツキダイ（？）。いい引きでマダイかと思ったのですが残念。明け方になって潮が上がってきました。ラインが流されますが、オモリは着水点とあまり変わらぬ位置で2枚潮のような感じでちょっと釣りにくい。無風で潮目や潮の流れがきれいに目視できるような状況です。エサ取りのみが活動全開で賑やかですが、持ち帰り対象は上がりません。

僕の竿にもミノカサゴや海ヘビ。虫エサには派手派手トラギスのオンパレードです。

6時過ぎて既に猛暑。すぐ後ろのショップでダイバーの方も準備を始めた様子でしたから納竿。

陽のある内は言うに及ばず夜中も暑くて辛い釣行でした。そこそこアタリや引きは楽しみましたが、クーラーの中は空っぽでの帰宅でした。

猛暑釣行は難行苦行。私程度の釣りへの情熱ではとても耐えられません。しばし「閉店ガラガラ～」です。カレイ季節は寒ければ着ればいいわけですが、この気温＆湿度は適応できないレベルですね。

＜データ＞

プロサーフ425BX  06スピンパワー　2台

道糸：PE2号＆3号　　力糸：PE5号　30号全遊動天秤

ハリス：　ユムシ大物用8号フロロ　虫エサ用6号＆8号フロロ

ユムシ、コウジ、チロリ、タイムシ、岩イソメ

が！！

最後の最後に思わぬ収穫。

帰路、伊豆長岡を通過している時（8時にもなっていない早朝）、「温泉饅頭」の看板が。昨年家族で沼津三津の「Y田屋旅館」（太宰治逗留で有名）に泊った時に出されたまんじゅうがよほど旨かったらしく、「見つけたらよろしく」と言われていたわけですが、温泉街の土産物屋にあるような品は賞味期限も長く皮が硬くてダメだと。で、はちべい氏も興味があるようでしたので、バックして駐車場へ。店は既に営業中。

賞味の結果は大満足。はちべい氏の奥方も絶賛だったとか。

終わり良ければすべて良し。