久々の大物 ～ リハビリ釣行で尺ギス出た！

引き続きの猛暑ですね。お盆WEEKは終わりましたが皆さんお元気ですか。

前回沼津釣行はよりによって各地で猛暑日を記録する熱暑の日でしたが、少し緩んだ気配ですね。夕方の空気にもどことなく秋の気配。アキアカネも群れを成して飛ぶようになっています。

暫し釣行は見合わせようと思っていましたが、土曜、はちべい氏からお誘いを受けたこともあり、リハビリを兼ねて観音崎へ。いつもの時間に家を出ましたが、道中の渋滞も軽減気味。現場には16時過ぎに到着。はちべい氏に借りたチャリに乗り換えチャリ釣り師2台で観音崎へ。

日没前後数時間の予定でしたので、エサははちべい氏にお願いしていた地掘り岩イソメと釣具屋の岩イソメ、青イソメ少々です。はちべい氏はユムシも投入の様子。陽が背後の山に掛かって斜め背後から吹く南風も確かに熱風ではなく前週に比べれば涼しげです。久しぶりの観音崎で週末の宵をのんびりしようと、きわめてユルい気分でのリハビリ釣行にはもってこいです。

竿も本日は遠投バージョンではなく釣り味重視のスピンパワーEXとプロサーフEXの2本立て。久々の軟調子が小気味良い。

潮は下げ始めで小魚やエサ取りのアタリは頻繁。予想以上に活性がある様子です。

17時過ぎ、岩イソのプロサーフに派手なアタリでまずはチャリコ。この浅場でこれが釣れると俄然意気上がります。その後、ピンギスを追加、これはすぐにリリース。フグのアタリやハリス切れに悩まされ、日没が近付いた辺りからはサメの入れ食い状態。

サメのアタリは極めて美しく、上げてくるまでの引き味もいいので、毎回素針を上げるよりは楽しいかもね、という感じで、横の磯に入ったはちべい氏と「あ、サメや」「今度はアナゴか？」と声を掛け合いながらそれなりに忙しく楽しい時間帯です。やがて完全に暗くなった頃に少し違うアタリと引きですが、鯛系のそれではない。上がってきたのはエイ。アナゴと友に夜釣り三兄弟の揃い踏み。

19時過ぎ、沖の大きな根の周辺で潮がぶつかってキレイに潮目が出ている2色付近に入れていたプロサーフに同じようなアタリ。少し間を置いて合わせると今度はどうも引き味が違う。頭も振らず、潜りもしないが感触がいい（結果論？）。

ヘッドライトの範囲まで来ると、かなりデカいキスです。はちべい氏はこの付近で26センチオーバーを2匹ほど上げていますが、目視でもずっと大きい。

ギリギリ尺サイズのキス。期待せずのんびり楽しみながらやるとこの結果。ポイントはごく手前の根際。潮もキレイに動いていたし僕自身からも殺気が出てなかったからキスも寄ってきたんでしょうかねえ…。

エサは輸入物よりずっと柔らかく黒光りする地掘りの岩イソメにヒットしました。ちなみに本日は青イソメには殆ど反応なし。外道含めほぼ岩イソメの独断場でした。日によって当たりエサが異なる場所です。

帰宅予定を1時間だけ延ばし、干潮前の20時過ぎまでやりますが、キスや真鯛の鼻先に届かないのか、それとも潮位の低下と凪の始まりで本命たちは沖へ散ったのかサメの入れ食い状態。

エサ切れとともに納竿。はちべい氏はその後暫く粘ったようですが、デカフグだけで終わった様子。

さすがに今後も狙って出るようなサイズではないと思いますが、釣り荒れ観音崎でもまだこういうおさかながいたんやなあ、という驚きがありました。実際、この1年そこそではちべい氏や知人間だけでマダイ65センチやクロダイ50センチ、スズキ70センチ、カレイ40センチ越えなどの大物が出てるわけですから、近場といえど侮れないですね。

秋には更に仕掛や釣り方にも拘って新たなポイントと釣れるパターンを探ってみたいと思っています。

＜データ＞

スピンパワー405EX-T＆プロサーフ425EX-T　＋　06スピンパワー

道糸PE2号＋ナイロンテーパー5号～12号

スーパーシグナル＋25号フジワラ　ハリスフロロ5号＋カレイイレグ14号1本針・ササメ大キスM1本針

地掘り岩イソメ、輸入岩イソメ、青イソメ

中潮　16時半満潮　21時半干潮