雨の合間を縫って ~ 夕方の観音崎で狼少年アゲイン
沼津で掛けながら目前でバラした大物・・・ユムシエサでドラグを鳴らしたのに掛からなかった大物・・・そんなネタばかりでこのままでは間違いなく狼少年。前科だらけですので帰宅して家人に話しても「どうせサメ?」程度で信用してもらえません。あれは間違いなくマダイやったのに(泣)。
昔々、オーストラリアで大きなマゴチを釣り上げ「80センチ近くあるで~!」と携帯で大騒ぎで報告し、帰宅してから計ったら60何センチか。「えーそんなはずはない、もっと大きかった」と抵抗したわけですが、で、その時の落しどころは「じゃあ死後硬直で縮んだわけね」と…イヤミな結果に。それ以来どんな大物報告をしても、バラした獲物の話をしてもいつも狼少年扱い、すべて「フィッシュストーリー」でございます。風邪を引いたら肺癌や!頭が痛いと脳腫瘍かも?腹が痛くなれば胃癌に違いない、と普段から騒ぎ立てるのですから無理もないか!?(でも大袈裟は健康の秘訣です・・・)
とはいえ、針に掛けるだけでなくここら辺で陸に引っ張り上げてこないと、家人の冷笑どころか、読者の皆さんや仲間にも冷笑される寸前です、きっと。
で、脈絡はないのですが、ちょっと息抜きにキスでも、と週末いつもの観音崎へ出かけてきました。
時折パラパラと雨が落ちてくる中、17時前に戦闘開始。2本出しでそれぞれキス仕掛けの1本針。チロリと岩イソで投げ分けました。斜め右、4色越え辺りにある海草帯に入った仕掛にキュウセン。入れると同時にアタリが来ますが殆どベラです。藻の少ないエリアを探してそこで待つとキスのアタリは来ますが、いずれも小さい。キープサイズの23センチには全く満たない20センチ未満だけ。慎重に針からはずしてリリース。
18時少し前、上げた1本にチロリを付けている最中に、左側4色で置き竿にしていたもう1本の竿尻が吹っ飛び、パワーエアロが三脚に引っかかって辛うじてストップ、ドラグを締めていたにもかかわらずジッ、と短く唸った時に飛びついて竿をホールドしましたが、既に手応えなし・・・またかいな・・・無念、フロロ5号ハリスが針の上でスパッと切られていました。
「なんでよりによってキス狙いの時に明るいうちからそんなのが掛かかんのや?あり得へん!」怒っても仕方がないのですけどねぇ。アタリがあったヨロコビとまたバラしかよ、という嘆きが交錯してしばし興奮状態。釣り師は辛いよ。
くやしいやらなんと言っていいか情けないやらで19時まで粘りましたが雨がひどくなり店仕舞い。岩イソを使う以上、場所柄あの時間帯でもマダイやクロダイの可能性があると考えなかった自分が悪い。ハリスの傷や針先の鈍りは上げるたびに調べて万全を期したはずですが、それ以前。どうせキス釣っても海に返すんですから最初から大物仕掛でいけばいいものを「キスのアタリも楽しいやんか、27センチ越え出るかもしれんやんか」という欲ボケが今回の失敗に。僅か数日前の失敗から学習できてませんなあぁぁ~。
近いうちに同じ場所でリベンジ確定。現実にマダイや50オーバーのクロダイが出てる場所なので結果を出さないとダメですね、こりゃ。沼津も行かないと…。
<データ>
スピンパワー425CX-T + 03パワーエアロ × 2セット
よつあみ パワージーニススリムPE1.5号 + ナイロン4号~12号テーパー
岩イソ仕掛 ・・・ 5号フロロ1本針 自作砂ズリ直結スーパーシグナルⅡ+30号景山キャストシンカー
チロリ仕掛 ・・・ 4号フロロ1本針 自作砂ズリ直結スーパーシグナルⅡ+30号六角オモリ
雨模様、南寄り風強し、潮濁り気味、小潮満潮21時過ぎ
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コメント
nz号さん、こんにちは。
大物は不意にやってきますよね、私も何度もハリス飛ばされた時は「いやー、獲れてれば・・」って言いますモン。
大物狙いでは来ない、小物狙いでは大物が。
これは永遠のテーマなのかも。
私も今年は夜釣り置き竿での大物デビュー予定です。
あ、釣りにデビューってだけで、大物ゲットデビューではありませんので。
投稿: BOZU | 2010年7月 9日 (金) 10時41分