湘南キスの近況 ＆ ＜番外編＞シマノJC関東A大会参加の釣友からのコメント

週初、稲村ガ崎での夜明けから数時間のキス狙いと、本日夕方の結果報告です。

その１） 　　　　　　　　　　　　　　　　　 キスをやりたい、という大物師の釣友「まーちゃん」さんがスピンパワーを入手したから投げ練を兼ねて明け方から稲村ガ崎に入るというので僕も便乗しました。

ウチの近辺では「通勤前に波に乗る」というサーファーサラリーマン、サーファーオヤジがフツーに存在しますから「仕事前に早起きしてちょっと投げに」というのもアリですね。

拙者さんから頂いたシールを貼って晴れて拙者号を拝命した銀竿で慣れぬキス釣りです。こちらのブロガーになった以上、キスも頑張らないとね…　　　

とはいえ、老眼のせいで小さい針の仕掛作りが大変（言い訳・・・邪魔臭いだけ？）なので針は最高でも3本、針サイズも流線型換算で最低12号程度な上にヘタクソですから数釣れないのは事前に織り込み済み。　

今日も2本針、ササメ大キスのSです。エサはジャリメと先週末偶然手に入れた初使用のエサ「ストロー虫」です。まーちゃんさんは青イソメのようです。

先月は天候不順と低気温でキスの寄りが悪かったようですが、入梅直前になってようやく初夏の気配。キスもきっとかなり岸に寄ってるのではといつも以上に期待が高まります。ただし、長潮、そしてちょうど朝7時前が干潮で今日は潮周りとしては最悪の部類。フグなどの餌取りに悩まされそうな予感です。

5色前後に投げ込んでゆっくりとサビきますが「群れている」という気配はありません。ただ、小さくてもキスのアタリはあり、いることは確認できますが、小さいアタリは仕掛に乗ってきません（当たり前か）。狙いは常に23センチ以上なのでそれはそれでＯＫですが、なぜかフグはちゃんと針に乗るのが不思議というかイヤミというか。

まーちゃんさんもかなりの太仕掛のようで1本針仕掛でサビいてらっしゃいます。ポツポツとキスが上がり始めまずが小さいのはいつものように素早く針をはずしてリリース。藻場が交錯するポイントですので、時折サビかずに置き竿でも待ちます。そんな時に押さえ込むアタリ。上げると23センチほどのキス。しかし第一週の釣行時よりキスが濃くなったと言う実感が湧かない程度です。西湘方面ほどの遠投をしなくてもキスが釣れるポイントとは聞いていますが、やはり僕の距離では大漁は難しいのかもしれません。

そこそこで竿を収め、まーちゃんさんと雑談後、8時に帰還しました。あとでまーちゃんさんからの報告で昼前に24センチが出たとの事。その後入ってこられた地元ちょい投げ釣り師も近くで同じようなサイズを上げていたようで。ようやく本格化したのかもしれません。早く27センチ越えを上げなくては！

その２）

3日後の本日は夕方4時過ぎの満潮狙い。仕事を切り上げ夜に回して2時間ほど晩メシ前の稲村ガ崎通いです。

長らく使っていなかった黄色スピンの登場。軽くて使いやすいが、どうもハイスピンダーガイド仕様というのが個人的には好きではないのですが…細いPEを使うとキャスティング時のトラブルが増える気がするからです。どうなんでしょうか？

夕方の満潮、高めの気温。強くない風。きっと釣れるな、と思って4色半あたりに投入。今日もササメ大キスSの2本針。エサは青イソメ。針先からやや長めに垂らして大キス狙いです。

一投目から4色弱付近でブルブル。でも乗りません。推定15センチ程度という感じ。実際乗って上がってくるキスもその辺のサイズ。上空を旋回しておこぼれを待つトンビにさらわれないよう海に返します。

何度か投げ返すうちに明確なブルブル。キスではない？黄竿がかなり曲がります。何？グングン抵抗して上がってきたのは大きくは無いですが舌平目（黒ウシノシタ）です。我が家の好物、嬉しい外道です（写真撮り忘れ）。その後もフグやイシモチが上がります。ただキスは相変わらず濃いという気配は無い。何投かに一回は明確なキスアタリが来ますがリリースサイズ。やがて3色切ったあたりで竿先を引き込むようなアタリ。上がってきたのはお目当ての23センチ越えのキスです。ちょうど潮が下げに変わったとたんに来ました。

その後、アタリが途絶えたので場所を少し移動しましたが、全くアタリがないまま。5投ほどで切り上げ帰路に着きました。

余談ですが、月曜、まーちゃんさんが釣ったキスは噂の「カルキス」だったようです。かなり匂ったといいます。こちらのキスにはそのような匂いはありませんでした。ところで「カルキス」、僕はまーちゃんさんに教えられるまで全く知りませんでした…検索すると結構話題になってるようで…。

＜データ＞

スピンパワー405DX ＆　365FX　＋　フリーゲン

PE1.0号　＋　テーパーライン　　篭定天秤、デルナー天秤

ササメ大キスS×2　　ハリストルネードSV1 1.5号

ジャリメ、ストロー虫、青イソメ

番外編）　ノンボ氏のジャパンカップ関東A（6月5日）参戦記

投げ歴1年未満のノンボ氏、つい先日初めて買った並継竿を担いで果敢にもジャパンカップに参加されました。後日氏から届いたメールには…？

何よりも直前のデータ収集・体力の温存が必要と感じました。
優勝者は前日より現地入りし、競技エリア全体をくまなく下見。当日はスタート順こそ遅かったようですが、しっかりポイントまでの片道2kmを2往復されたようです。

背番号11を引き当てた私ですが、3週間前の下見データでは古過ぎ。片道700mほどしか歩かず、というか歩けず、前半釣果が良かったのをいいことに、後半もそこでいいやと陣取る始末でした。

そのポイントもラスト1時間半は3色～4色でフグに悩まされ、釣果もまったく伸びず周りも釣りになってなかったようです。

前後半のインターバルが30分ありますが、本部に戻ったのも束の間、後半逆からのスタートがすぐ始まります。
晴天の中、皆さんヘロヘロ状態の中でも、上位の人はポイントめがけて一目散でした。
大会当日までにコツコツと体力をつけ、人よりキスのいるポイントを当日に早く見つけ、後半も着実にピンでも拾う粘りが必要です。

私は次回も出るつもりです。今はいつか上位入賞したいと思う気持ちが強くなっていますが、当分は関東の色んな砂浜で楽しみたいと思っています。

との事・・・見上げたものです。結果は21匹・497グラムで146名中40位見当だたっとか。マトモに浜からのキス釣りさえしたことの無い人にしては立派なものですよね？頭が下がります。新たな中年キス師誕生の予感です…

　　来年はここにノンボ氏の名前が…