« まだキスには早いか? ~ 景勝地・稲村ガ崎にて | トップページ | ネタがないので画像集 ~ 出張先のNZより »

2010年5月17日 (月)

活性上昇?なんとかキスを確保 ~ 観音崎釣行記

皆さんこんにちは。

5月に入ってから様々な事情でなかなか釣りに行けない、というか行く気が起こらないような状況に悩まされ、そんな中出掛けた近所の釣りでも本命の顔は拝めずじまい。年頭の妄想では「5月は最後の大物戻りカレイと早場大キスで絶好調」だったのですが、現実は正反対。上がると思って買った株ほど下がるものですね…。

そんな悶々とした日々ですが、観音崎在住、自転車釣り師の「はちべい」氏と一念発起、夜中からの釣りを決行しました。休みの日ともなれば(真冬以外は)場所入りするのも一苦労な有名釣り場でいつもお昼過ぎからののんびり釣行でしたが、今回は同行者ありなので初の明け方前出陣です。

自宅から交通の便が良く、風光明媚。一帯は一番好きな「磯投げ」気分を満喫できる近場では稀少なポイントですので、現地ご在住のはちべい氏とヤフオクの砂ズリ取引で知り合ったこともあり観音崎はマイポイントの一つです。ただし釣果はいつも大したことがない結果に終わって余り相性は良くない。

地の利を生かしいつも単身夜釣りに没頭するはちべい氏も「灯台下の単身夜釣りはちょっと…」でしたので、一緒に行くならと互いの意見が一致。というのもここ観音崎灯台下周辺は「見えてはならぬモノが見える」とちょっとした評判の心霊スポットらしく…。灯台下の山腹を貫くトンネルにも「生首が飛ぶ」伝説があって、なかなかひんやりした穴場なんです。実際、灯台下までの遊歩道脇にぽつんとお墓があったり、いわくありそうな洞窟があったり…。夏の夜釣りならきっと良い夕涼みになる場所であることは確かですが。

さて現場に到着すると、はちべい氏は既に竿出し完了されています。その時間でも各磯には既にスズキ狙いと思われるルアーマンがわんさと展開中。なんとか竿出し出来そうな場所に入れてもらい、2本セット。エサは岩イソメ。

Img_0984 夜明けの早いこの季節、ゴソゴソ準備をしているうちに朝マズメです。切れたアマモの漂流が激しく釣り辛い。潮も激流。灯台下の各磯は水深が無い三浦一帯の中で投げで狙える稀少な深場です。マダイやクロダイが狙える場所としてファンも多いようです。

ただ、自分の経験では投げても変化のない砂底が続いているようで、回遊が無い限り魚のいない不毛の海ではないかと。というかここで釣ったことが無いのでその結論しか導けないのが残念ですが。ベタ砂底になる遠投一本槍より各所に伸びる複雑なハエ根や藻場周りをしっかり狙わないとなかなか魚群に遭遇は出来ないのでは、と想像しています。

当日は大好きなベタ凪(釣りが楽だから)。気温も数日前よりは少し上昇。自身にとっては悪くは無いコンディションです。しかし絶好タイムにもアタリは無い。エサ取りもいない。本当にこの場所でトラギス以外釣ったことが無いので、期待はずれにも至らず、という状況です。暫くして先端でずっと頑張っていたルアー兄ちゃんにヒット。60センチ越えのスズキです。スズキに興味のない自分には特に感慨も無かったですが、彼は非常に嬉しそう(当たり前か)。

Img_0985 左隣に移ってきたはちべい氏にもアタリなし。引き潮の激流でオモリが止まらず、かなり離れているのに仲間内でオマツリしたり釣り辛いことこの上ないので、移動を決断です。いつもの「ホテル裏」へ戻ってやりましょう、と。チャリの氏が先遣隊で出発、場所の確保をお願いします。当方は重い荷物を背負って若干歩き辛い石畳の遊歩道をバック。かなりの道のりを歩いてホテル裏の、今度は大変歩きやすい板張りの遊歩道に差し掛かった辺りではちべい氏に遭遇。「どの磯も先客がいて場所が無いですね」と。やむなく人が滅多に入らないベンチ前の小磯に二人分かれて陣取ります。

Img_0986_3 釣りを午前9時までに終えて帰宅しないといけない用事があるので、二箇所目での時間は2時間弱。右隣の磯に入っていた人がカレイを上げたのが確認できたので最初はカレイ狙いの仕掛を投入。すると糸ふけを取ると同時に小刻みなアタリ。間違いなく小メゴチか何かのアタリですが、アタリは無いよりあるほうが楽しいのは言うまでもない。ただ針に乗らないので、すぐに仕掛をササメ大キスSの仕掛に変更。細い岩イソメを針先から垂らさず付けて5色付近に扇状に広がる狭い砂地に投入。竿を置かずに手持ちで少しさびくとひったくるようなキスのアタリです。少し送り込んであわせるとフィッシュオン。上がってきたのは22センチちょっとの体高体幅のあるいいサイズのキスです。非常に浅いポイントでどんどん潮が引く中、狭いエリアですからサイズも最初の22センチだけ。あとはピンかキュウセン、メゴチ。朝方は殆ど無くならなかったエサも着底と同時にアタるような状況だとあっという間に消費して納竿です。岩イソメには頻繁にアタリがありましたが、なぜか青イソメの反応はイマイチ。鮮度の低いエサだったからかもしれませんが、カレイシーズンが終わればやはりチロリや岩イソメがこの場所ではベストのようです(キス専ならジャリメか)。

<データ>

プロサーフ425BX-T + PAスピンパワー × 2セット

PE2号 + ナイロンテーパー

自作砂ずり直結スーパーシグナルⅡ + フジワラ弾丸30号

前半>ハリスフロロ5号 カットビッグサーフ15号

後半>ハリスフロロ3号 ササメ大キスS

岩イソメ、青イソメ

大潮・東~南微風・晴天・気温平年並

<番外編>

当日夜、再出陣されたはちべい氏から携帯メールが。そこには…

Hi3a00500001_2携帯から送られた画像ですので、やや不鮮明ですが、サイズは52センチ。エサはユムシだったそうな。

昨年釣りを始めた若葉マークのはちべい氏、40オーバーカレイ、70オーバースズキ、26オーバーキスと並んでこれでまた1つ目標達成。あとはマダイですね、、、いやはや大したものです。

おめでとうございます 

|

« まだキスには早いか? ~ 景勝地・稲村ガ崎にて | トップページ | ネタがないので画像集 ~ 出張先のNZより »

by NZ号」カテゴリの記事

コメント

nz号さん、こんばんは。

岩場での釣り、なんか底物とか来ちゃいそうな雰囲気ですね。
チヌ、マダイ、釣ってみたい!w(゚o゚)w

しかし、ユムシとかでっかいエサ、触れるやろか・・(笑

投稿: BOZU | 2010年5月19日 (水) 21時33分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« まだキスには早いか? ~ 景勝地・稲村ガ崎にて | トップページ | ネタがないので画像集 ~ 出張先のNZより »