番外編その2 拙者のウキ釣り!? ~今期初の大物ゲット♪~
拙者ブログを読んで頂いている皆さん、こんばんは。
九州ブロガーのBOZUです。
今回は番外編その2、鹿児島でのチヌ釣りの報告です。
チヌ釣りの道具一式を車に積んだままになっているBOZU、鹿児島でいっぱいチヌが釣れた場所で気になるポイントがありました。
以前に釣りに行って、全く釣ることが出来なかった「片浦漁港」です。
釣り雑誌の記事で、3人で50オーバーのチヌを40枚近く釣ったとか書かれていてビックリしたことを覚えています。
そんなに魚影濃いなら、素人に近いBOZUでも一枚位は・・・、と思って行って撃沈でした。
今回も淡い期待をもっての釣行で、釣れたらラッキー的な感じでした。
ただ、遠いなぁー(苦笑)
チヌ釣るだけなら別にどこでも良いんですが、これが釣れた場所があると聞いたらそこに行きたくなるのが釣り人の性ですからねー。
漁港の見下ろす丘を走りながらポイントとなる堤防を見ると、やっぱり結構な人が先に竿を出しています。
これじゃ間に入るのもNGっぽいなぁー、と思って反対側の堤防を目指します。
マキエを準備して、道具をまとめていざ!堤防へ!! ってとこで行きたかった方の堤防を見ると、なんと先端部分にいた人が片付けを終えて帰ろうとしてるじゃないですか!!
急いで道具を積み直して、行きたかった堤防の方へまっしぐら!(笑)
運良く目的の堤防に入れました。
帰っている方に「どうでした?」と聞くと「小さいのだけ」との答えが返ってきました。
うーん、やっぱり記事と話が違うなぁ・・・。
疑っても仕方無いので、早速釣りの準備に入ります。
マキエを打ってポイントを作り、その間に仕掛けの準備です。
今日は雑誌に倣って、棒ウキ仕掛けで狙います。
そんなに潮通しが良い感じでは無いため、棒ウキで釣りやすい状態です。
底は竿3本程度、まずは第一投。
幸先良くウキが入り、釣れたのが20cm位のアコウ(キジハタ)。
これは煮付けで美味しいし、大きければ高級魚なので嬉しい外道です。
次も同じサイズのアコウが釣れ、この調子でいけばチヌは釣れなくても美味しいおかずはゲットできるなー、と感じてました。
しばらく釣った後に、ウキがスゥーと入り、アワセを入れた瞬間にタマミを思わせるような豪快な引きが襲いました。
竿は根本から曲がるし、ドラグは止まらないし、巻けども巻けどもラインは出て行く一方です。
こりゃチヌじゃないなんか凄いのが釣れたなー、チヌなら60cmはあるんじゃないか? って感じですが、はっきり言って防戦一方です。
堤防根本に相手は入ったみたいで、全然動かなくなりました。
根掛かりと同じ感じで、引いても応答ありません。きっと、積み石の中に入っちゃったんでしょう。
周囲のおっちゃん達も「なんじゃ?」って見に来ますが、「潜られちゃいました、切るしか無いでしょうね」と言うBOZUの言葉に「騒がせやがって~」みたいな感じで戻っていきます。
さてさて、正体は何か見たかったなと残念に思いラインを数度煽りますが、やっぱり動きません。
以前、ここでアラカブを狙った時も、アラカブとは思えない豪快なアタリがあり5号ハリスを一発で切られたことが思い出されます。
そいつがこの先の針に掛かってるのかなー?
最後に煽った矢先、またしてもドラグが鳴りラインが出て行きはじめました!
「出た!出た!!」と叫んだ? 気がしますが、もう根に入らせないことで頭がいっぱいでした。
巻けるだけラインを巻いていたら、魚の方が根負けしたようで徐々に浮いてきます。
水面に上がってきた魚はなんと、デッカいホウセキハタでした。
すでに暴れる力も残ってないようで、すんなりタモに入りました。良かったー、取れたー!!
周囲のおっちゃん達がまた集まってきて「こんなのがよく取れたな」とか「おるんやねー」とか。
いやー、こんなのが釣れるなんて夢にも思ってませんでしたってのが本音です。
だって、ハリス2号です。チヌ釣りには太すぎる号数ですが、ハタ系の魚に2号ハリスって髪の毛で釣るようなもんです。
運良く、口の際に針掛かりしてました。口の中だったら一発で切られてましたね。
それに、根に入ったときも瀬ズレしなかったのも運が良かったです。
思いも寄らぬ高級魚ゲットー!
嬉しい気分で釣り再開です。
その後はしばらくアタリは出ず、エサだけ取られる状態が続きます。
そのうちに、付けエサが取られずに残ってきました。これ、チャンス到来のサインなんです。
エサ取りが逃げていくような大きな魚が近づいているため、エサが残ってくる、と言われてます。
次の投入で、案の定アタリが出ました!
アワセを入れると、結構な手応えと鯛族特有の首を振るようなアクションが伝わってきます。
これはチヌでしょう! って思った瞬間、フッと竿が軽くなります。
ゲゲッ、バレた!!
針掛かりが甘かったんでしょう。針外れで痛恨のバラシです。
でも、あのアタリはチヌだったので、近くに寄ってきていると思い、気を抜かずに再度狙います。
程なく、次のアタリが出て、あわせると結構な勢いで手前に走ってきます。
元気な魚だなー、と思っているとこれもフッと軽くなります。ゲゲゲッ、またバレた!!
しかし今回はハリスがスッパリと切られています。
むむむ、これはきっとチヌじゃなくハタ系の良型では?
チヌじゃこんなにスパッと切れることは考えられないので・・・。くっそー、高級魚取り損ねた。
しかし、周囲は全く釣れていない状態なので、いやでも注目されてしまいます。
そんな中でのバラシなので、ちょっと恥ずかしい気も・・・。
そろそろ夕暮れで釣りも片付けに入ろうかなって時間帯になって、アタリが出ました。
首を振る感触が伝わってきます。これはチヌだ!
今度は逃げるなよー、と願いながら巻き上げます。水面に浮いた魚は大きくはありませんがチヌです。
やっと一枚、チヌを釣り上げることができました。
有名ポイントでしたが、釣るまでが長かったー!!
サイズは40cmそこそこですが、嬉しい一枚でした。
まだまだ釣りたいと思いましたが、薄暗くなってきたので終了としました。
思いも寄らぬ大物が釣れたし、やっぱり鹿児島は何が釣れるかわからないところが面白いし驚かされます。
楽しかったー!!
今度は投げで狙っても、それなりに魚は釣れる感じはします。
でも根掛かり多いだろうな・・・。
ホウセキハタは半身を刺身としゃぶしゃぶにして頂きましたが、刺身よりしゃぶしゃぶの方が身がしっかりとしていて美味しいと感じました。
アラやクエが鍋の高級魚って、わかる気がしました。
残りの半身は仕事で出張のため、食せません。
小さいアコウの煮付けも食べられません。
くそー、仕事めーー!!!(笑)
さて、今回は番外編その2でした。想定外の大物が釣れた、嬉しい釣行でした。
次回は何を釣ろうかなー。
ではでは、皆さん、良い釣りを~。
11月15日 曇り 釣行時間 :13時 ~ 17時
タックル 鱗海スペシャルRB 1.0-530
BB-X デスピナ 2500DXG
仕掛け 棒浮きフカセ釣り 道糸3号 ハリス2号
餌 オキアミ
結果 チヌ 1匹 ホウセキハタ 1匹
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