第32回がまかつG杯争奪全日本がま投げキス選手権 四国香川大会 参戦♪
拙者ブログを読んで頂いている皆さん、こんばんは。
九州ブロガーのBOZUです。
今回はG杯争奪全日本がま投げキス選手権 四国香川大会の参戦レポートです。
前週のSBCは悪天候で一回戦切り上げ。運良くブロックの権利を獲れたものの、有明浜の状況を掴むには至りませんでした。
ただ、キスは釣れるってことがわかったので、福岡より活性は高いってことは明らかです。
昨年のG杯四国予選は準備不足もあり、情けない結果に終わっています。(過去記事参照)
今年は数釣り勝負に勝つためには何が必要かを考え、自分なりに準備を整えました。
・針数を増やす
数を獲るためには必然的に針数を増やすことになると考えました。今回は13本で臨みます。
・竿立てをクーラー一体タイプではなく、一脚を使う
仕掛けが長くなるので、背が低いクーラー一体タイプではなく一脚を使うようにしました。
ただし、エサ箱はクーラーの方の竿立てに付け、一脚には何も付けないようにしました。(移動時に気にしなくて良いと考えた)
・エサの種類を多く持つ
チロリ、青ムシ、メインで使う石ゴカイ「マスオくん」も極小とMサイズを準備。
釣れるキスのサイズに合わせてエサを使い分けるよう考えました。
前日の土曜日が2010JCセミファイナルで、それに参加されている拙者さん、國さんが今回は四国入りしてくれます。
これも物凄く心強いことです。
昨年は一人きり、しかも初のG杯だったのでメチャクチャ不安な心境でしたから。
前日が仕事だったため、土曜の22時に福岡を出発し有明浜へ向かいます。
トイレ休憩を挟みながら、午前5時に現地到着しました。
手前のトイレがある駐車場には誰もまだいません。
会場となる広場へ行くとスタッフの方が準備中でした。ご挨拶をして、本日の参加人数や海の状況を確認させてもらいました。
人数は80名位とのことです。ダイワSBC中国大会が同時開催なので分散されたんでしょうね。
海は干潮からのスタートなので、二回戦の方が良く釣れるでしょうとのことです。
去年も干潮からのスタートで、波打ち際まで走った記憶があります。
今年も同じって事かな。
奥の駐車場に行くと、ABE組の方々がもう到着されています。
しばし談笑をさせてもらっていると、拙者さんと國さんが到着です。
3人で本日の準備を行います。
拙者さん、國さんは昨日もJCセミを戦ってきているので疲れていると思うのですが、準備が早い。
BOZUがもたもたしている間に戦闘準備完了されてました。
昨年と同じジーシスXとフリーゲンで参戦します。今年はちゃんとフリーゲンの換えスプールを持ちました。
G杯でしか使う出番が無いので、初見のBOZU仕様キンキラキンメイキングのジーシスXに「派手!」と指摘が入ります。
でしょーねー。マスタライズも同じキンキラキン仕様ですしー。
自分のってすぐわかるようにしたってことにしておいてください。
受付に並び、引いたゼッケン番号は「7」。ラッキー7です。
國さんがゼッケン奇数で予選は同じエリア、拙者さんは偶数で他のエリアでの試合になります。
競技エリアは決勝戦の範囲を真ん中に取り、そのエリアから海に向かって左側のエリアを奇数、右側のエリアを偶数と分けて釣るようです。
しかし、案の定海は干潮時刻で大きな砂浜になってます。
浜の真ん中まで全員で移動して、クーラーチェックを受け、競技開始です。
とりあえず、一番端を取ることを作戦として走ります。
砂浜に洲と凹んだ水の通り道が出来ているので、最初に満ちてくる凹みの部分が良いかな? とも思ったのですが、一番奥の旗際を取ることでエリア外から入ってくるキスを一番に狙えることを考えて奥に入りました。
試合開始まで30分程ありますが、目の前では貝堀している方々がいます。
手前には結構大きなゴミもあるので、自分の周囲だけでもと思いゴミ拾いをして釣りやすくしていきます。
開始10分前位には潮もだいぶ満ちてきて、貝堀の方も帰っていかれました。
でも、自分の前にある中洲は一番大きな洲のようで全然水被ってません。
ふと、エリアの真ん中付近を見ると、多分國さんでしょうか。最初に入った地点から開始前に移動をしている選手がいました。
人が集まっている部分は先ほどの凹みの部分で、今は結構水が入っています。
BOZUのエリアは自分の目の前に凹みがあります。1色~4色まではまだまだ砂浜の状況です。
と言うことは、釣れるのは5色より先か、1色となります。満ちてきた場合ですけど。
ただ、目の前の凹みはエリア外からも水が入ってくる状態です。キスが入ってき始めれば、きっと良い状況になるはずです。
競技開始前にちょっとしたアクシデントと言うか、偶数エリアの選手が洲の波打ち際まで進んでいることに質問が飛んでいます。
奇数エリアは満潮時の釣り座(洲に出てはいけない)で釣りをすることと説明されていたからです。
結局、ルールはそのまま変更無しで釣る事となりました。
一回戦開始時刻になり、ホイッスルが鳴ります。
が、周囲は誰も投げません。
だって、目の前はまだ砂浜ですから。6色投げても多分、20~30cm程の水深じゃないでしょうか。
BOZUが試しに投げてみると5色付近に着地。
そのまま回収です。
当然、仕掛けは上の針から順に砂上に落ち、ドンドン積み重なっていく(水中じゃないため)状態になっているのでグチャグチャになってきます。あーあ。
仕掛け絡みをほぐしても全然時間的余裕があります。二投目も同様にグチャグチャ。水深が無い状況では13本針は非効率と判断し仕掛け交換です。
時間的に一時間程度、洲が水没するまで待ち、9本針に変えて釣り再開です。
自分の隣にいた方も水がある方へ移動してしまい、ぽつんと一人釣っているって感じです。
手前を引いてもアタリはありません。
エリア境界審判の方は「15匹位がボーダーかな」と教えてくれます。
えぇー、一匹も釣ってない状況でそれはきつい。
手前にいないなら、奥をと思い6色程度まで遠投します。
その結果、5色程で2匹のキスが食ってきました。
しかし、後が続きません。時間は残すところあと一時間。時間内に競技エリア真ん中に帰着する必要があります。
潮がかなり満ちてきたので、波打ち際のゴミが右に流されていってます。
ゴミが流れる、ってことは・・。その中にあるエサ等を狙って魚も来るはず・・。
ここで賭けに出ます。2色以内の狙い撃ち。1色付近が凹んでいる場所でキスが回遊してくるのを待つ作戦です。
仕掛けを止めて待っていると、小さいけど連続したプルプルッとアタリがあります。
この賭けが良い方向に出て、3回連続で2匹ずつキスが釣れました。その後、1匹ずつを2回で計10匹を釣った時点で集計に向かいます。
ただ、15匹のボーダーには全く届いていません。他の方の釣果が非常に気になります。
國さんが「何匹釣った?」と聞いてきてくれました。10匹と答えると、大丈夫やろ と教えてくれます。少しホッとしました。
周囲を見ると、sioさん、キス釣りおやじさん、キスまにあさんと、いろいろお世話になっている方が目に入りました。
ご挨拶と状況確認を兼ねて、お話させてもらいました。
集計の結果、拙者さんと國さんはエリア第二位の好成績で二回戦へ。BOZUも運良く二回戦へ進めました。
team SESSYA3名参加で3名残りは嬉しかったです。
時間は繰り上げられて12:10~14:10が競技時間です。
二回戦は未使用だった真ん中の競技エリアで戦います。
拙者さん、國さんが迷わず右に向かったのでBOZUも「右に行こうっと」と考えましたが、右に向かう選手が多くいる状況でした。
もし右に行って魚がいなかったら・・・、team SESSYA3名が共倒れしてしまう。
そう思って、わざと左に行くことにしました。左のBOZUがダメでも、拙者さん國さんが勝ち残るはず!
ただ、スタート順が後発だったため、一番端はすでに取られています。
BOZUが直目したのは打ち上げられているゴミと海の色。海岸に一律に打ち上げられているゴミですが、ゴミに変化があるところは海流や地形に変化があるはず。
そしてその変化のある場所の正面の海の色が濃い場所は深くなっているところ。その部分は水の通り道のはず。
そして最後に、海面に潮目が出来ている場所。
その条件に当てはまる場所が見つかったので、そこに入ります。特に特徴ある地形でも無いので、周囲に入ってくる人はいませんでした。
が、端の旗からすごいメンバーが入っていることに気が付きます。
Y村さん、N島さん、I川さん、Y木さん、BOZU。 なんじゃこのメンバー!? 勝てるわけ無いヤン。
もう緊張しまくってます。とりあえず、この方々の仕掛けに引っ掛けてはいけない、と自分に念を押します。
二回戦は満潮時刻なので、13本針を投入します。一回戦のキスの大きさから、秋田狐の4号を使いました。
試合開始され第一投。2色でグンッ!っと良いアタリがありました。久々に感じる大キスのアタリです。
隣の方が4連で上げています。自分も回収してみると17,8cmのキスを含む3連です。
同様に第二投するとアタリが続きます。どうやらポイント選択は正解だったようです。
しかし、運が悪いことに数回のアタリがあった仕掛けに大きなゴミ袋が引っかかります。根掛かりのような感触でしたが、ゆっくりと岸際に引っ張ることができました。
波打ち際まで仕掛けが切れないように引っ張って、海に入ってゴミと共に仕掛け回収しますが、数匹のキスが落ちていくのが見えました。あーあ、運悪いなぁ・・。
この件で2~1色を探ることは諦めます。キスは散ったと思ったからです。
周囲はまだ2色程度を攻めています。ならば沖のキスをもらおうと思い、4色に投げ4~3色をさびきます。
確実に3色でキスがアタってきます。2連でしか付いてきませんが、ほぼ素バリ無く釣る事ができてます。
しかし、隣にN島さんが移動されてきました。それにI川さんも近くに移動して来られます。もう緊張MAX!
逃げるように、空いたエリアに竿だけ持って行きました。その場所では1色で良いサイズの2連を取れました。まだ運が残ってた?!
その後もサイズは微小ながらキスを釣る事ができました。
3色程の凹みに仕掛けを止めておくことでアタリが継続したので群れがいると考え、その作戦を通しました。
しかし、匹数のカウントなんて緊張して出来ていませんでした。
多分、10匹は釣ってると思うけど、わかりません~ と言うのが正直な気持ちです。
Y木さんやN島さんからは「見てるだけで10匹は釣ってたから、20匹位釣ってるんじゃない」と言われますが、ホント数えてないんです~。
競技時間終了のホイッスルが鳴りました。
二回戦終了まで釣りきることが出来て、それなりに魚も釣れたのであとは結果がどうなるか。
仕掛けと道具を片付けて、集計場所に向かいます。
小さいキスも含めて23匹。あ、そんなに釣ったんだ、と思いました。國さんが「どうやった?」と聞いてきてくれたので、23匹と伝えると「俺は21匹、もしかするんじゃない?」と言われます。
とりあえず、昨年逃した入賞が目標なので、入賞出来たら良いなって気持ちだけでした。
表彰式の広場に行くと、すでにボードに結果が書かれてました。
ボード見る前に、知ってる方々から「やったね!」と声を掛けて頂きました。
なんとまぁ、一番上に自分の名前が書いてあります。
それに二番目には國さんの名前が。10位入賞には拙者さん。team SESSYA全員入賞です。
G杯四国香川予選でなんと優勝することができました。賞状、トロフィー、副賞の竿ともらうことになり、恐縮することこの上なしです。
9月の全国大会で弓ヶ浜に行くことになりました。
弓ヶ浜はまだ釣ったことの無い場所です。でも、JCやSBCの結果を見ると、かなり浜の機嫌に左右される場所と言う感じがします。
当たって砕けろ、ってことでキス釣りを楽しませてもらいに行ってきます。
ではでは、皆さん、良い釣りを~。
6月5日 曇り 釣行時間 : 8時30分 ~ 14時10分
タックル ジーシスX 30-405 + スーパーエアロ フリーゲン 極細
道糸 PE0.8号 + 拙者の黒糸 力糸
仕掛け 拙者オリジナルスリム天秤+TOPGUN25号 + 赤袖3号9連、秋田狐4号13連
餌 マスオくん、アオ虫、チロリ
結果 シロギス 一回戦10匹(5位) 二回戦23匹(1位)
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コメント
BOZUさん
やりますねえ…パチパチパチ!!
もはやそのハンドルネームは返上したらいかがです?
ボクもブログに書いてるように最近は浜のキス釣りもやりますがとても忍耐が続きませんわぁ。
是非こっちの大会にも来てくださいよ、応援いってみたいな。
投稿: nz | 2011年6月16日 (木) 19時59分
nz号さん:ありがとうございます。今年は運が良いようです。
ハンドルネームはボーズでちょうどイイ位の腕なので(笑)
湘南の大会、お邪魔してみたいですね。
國さんが転勤でそちらに行かれます。是非、応援よろしくお願いします。
投稿: BOZU | 2011年6月17日 (金) 23時21分