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2010年8月

2010年8月25日 (水)

作ってみました♪

拙者ブログを読んで頂いている皆さん、こんばんは。

九州ブロガーのBOZUです。

今回は釣り道具の自作に挑戦してみたので、その顛末をお送りします。

最近トーナメントに出ている方々を見ていると、殆どの方が「発砲錘」を使用されています。
水中で比重が軽くなるためさびく抵抗が減ることと、キスのアタリが明確に伝わることと、メリットが多いから使用している人が多いんでしょうね。

BOZUはFUJI海草天秤かデルナー天秤のみ、おまけで付けてもサーフキーパーでした。
みんなから「発砲錘使ったら?」とか「釣りが変わるよ」と言われていたのですが、使用していなかったのは大きなワケがあったのです。

そのワケとは、「不器用なのでそんなアイテム作れない」です。

しかし、仕掛けを自作して不器用なりにも工夫していることを考えて、いっちょ挑戦してみるか、と一念発起しました。
が、こだわるととことんやってしまう性格のようで、こんだけのアイテムを揃えちゃいました・・・。

Nec_0164  

 

 

 

 

 

どうせなら、天秤も自作してみようとステンレス鋼も入手。
拙者さんとこで入手したループプライヤを使って曲げ曲げと試行錯誤を繰り返し・・。
作った天秤第一号がこれ。
小さすぎるヤン・・(笑)

Nec_0165  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁ、それなりに形になるもんだぁーとの感じが正直な気持ちです。

さて、発砲錘の方はと言うと・・。
問題と考えてた点が

・天秤を分解できるのか?
・鉛とアームを固定できるのか?
・発砲素材と錘、キャップをうまく接合できるのか?

ってとこですね。

使用済み海草天秤でまずは分解の練習をします。
パイプカッターをキャップと鉛の接合部に当てて、キコキコと締め付けていくと以外に簡単に分離できました。
(そしてキャップ内の砂が床にザザァ~とこぼれたのは内緒です・・)

次にアームと鉛の分離ですが、使用済みであったためこの作業が一苦労でした。
錘のお尻部分にアームの出口がありますが、そこが潰れちゃってるので千枚通しでホジホジしてアームを取り出しました。
新品の海草天秤だとすんなり簡単に取り出せます。
タングステンデルナーは簡単には外れません。かなり苦労しました。

取り出したアームを切って、スイベル取り付け部を下にして鉛に通します。
で、ペンチで鉛を潰してアームを固定します。結構力がいる作業です。

発砲素材のくり抜きには、家にあった電動ドリルを使いました。ドリル径は丁度良いサイズを買ってきました。
実はこの作業が一番楽しい作業でした。勢い余ってくり抜き過ぎてしまいそうで(笑)

反対側のキャップ接合はカッターで鉛筆削りのようにして先を細くしてキャップを被せます。
ここでも勢い余って、指まで削っちゃいました。やはり不器用・・。

錘とキャップを発泡素材にはめ込んでみると、それなりに発泡錘の形になったので一安心しました。
シリコンシーラントで接着して固定します。

Nec_0167  

 

 

 

 

 

タングステンデルナーの発泡錘で~す

で、ここからが自分の試行錯誤と言うか悪い癖と言うか・・。
人と同じじゃちょっとね・・・、と。

力糸の色によってキスの食いが変わるって言うでしょ?
じゃ、錘の色はどうなの? と。
力糸より針に近い錘が真っ白じゃいけないかも、と考えて黒いテープを発砲素材に巻いてみました。
(実は、昨年から天秤をマジックで黒く塗って釣っていたんです。理由は上記と同じです。
 釣りで使用して色が剥げた天秤を見て「イカスミ付いてんの?」って言われたこともありました。)

真っ黒だとアピール足りないか? とも考え(一体どうしたいのやら(笑))、こいつを塗ることに。

Chokimura99_2  

 

 

 

 

 

 

 

 

仕上げに擦れ傷から保護するために、収縮ビニールで発砲素材を包みます。

そして最後にアームを円形に加工切断して、自作発砲錘の完成です。
BOZUオリジナル天秤にセットです。これであなたもBOZU確定。

Nec_0166  

 

 

 

 

 

いや~、なんとかなるものですね。まだ使って無いですが(爆)
次回釣行時に試してみます。キャスト時に壊れなきゃ良いけど・・・。

調子に乗って、こんなものまで作っちゃいました。
完全にお遊び用です。

Nec_0168  

 

 

 

 

 

工作って楽しいですね。

今度は拙者トーナメント背負子のカスタマイズが待ってます。
使い勝手良く仕上げることができるかなー?

ではでは、皆さん、良い釣りを~。

8月24日(火) 晴   作成時間 : 20時 ~ 24時

仕掛け    自作発砲錘 海草天秤20号、23号、15号

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2010年8月18日 (水)

第14回フレンドリーカップキス投げ釣り大会 参戦♪

拙者ブログを読んで頂いている皆さん、こんばんは。

九州ブロガーのBOZUです。

今回は兵庫のドン様こと松尾会長率いるレインボーキャスターズ主催のフレンドリーカップの参戦レポートです。

去年は同じ九州ブロガーのT中さんと一緒に参戦しました。
T中さんはその前年に好成績だったためシード選手として参戦でしたが、BOZUは初の遠征でしかもかなり遠い淡路島。
なんとか一回戦は突破したものの(それでも4匹)、二回戦は0申告でした。

今年は拙者さん、國さんと参戦です。
松尾会長のおかげで(百人の会での拙者さん、國さんのおかげ!?)今年はteam SESSYAメンバーは招待選手扱い。
なんと一回戦は免除です。これは嬉しい!!

昨年の優勝賞品は発売されたばっかりのマスタライズ キスでした。
今年の優勝賞品は40型液晶アクオス。またまたすごい賞品です。

金曜日の夜、22時に福岡を出発。國さん、拙者さんと合流して一路、淡路島を目指します。
本番のエサは当然、マスオくん。下見のエサは釣具店で買った岩デコを持参です。

途中、SAで休憩しながら約7時間の行程で淡路島吹上浜に到着です。
早速下見に入りますが、前情報では3時間で60匹とか。結構キスが濃いようです。

Nec_0224  

 

 

 

 

 

1色、5色、と単発ではありますがキスが釣れます。
浜の真ん中から左側の砂地を勝負の場所と決め、調査していきます。
結構な水深があるようで、錘が着水してからしばらくは着底しません。それに、場所によっては岩がゴロゴロしているようで錘がはまりこんで動かなくなることも。

レインボーキャスターズの岡野さん、JC優勝の伊藤さん、上位常連の小町さん、すごい方々が下見をされていました。
他の方からすると、拙者さんと國さんもすごい方なんですよね。BOZUは金魚のフン状態(笑))

ここでも「拙者トーナメント背負子」は注目の的。超軽量サイドボックスも好評でした。
もしかしたら、S社さんから新製品が出るかも?!

下見の最後に國さんが持ってきたマスオくんで「マスオくんでキス3匹早掛けプチバトル」をやりました。
キスが単発でしか掛からないので、BOZUは2本バリ。これが勝負の分かれ目でした(涙)
勝負の結果は拙者さん、國さん、BOZUの順。
バトルの前は拙者さんの10本バリにもBOZUの2本バリにも1投1匹ずつしか掛かって無い状況だったのになぁ。
いつもバトル始めると、とたんに釣れなくなる気がしますが・・。殺気が伝わるのかな!?

昼食後(もちろん、支払いは敗者のBOZU)に拙者さんの提案で渦潮クルーズに行くことにしました。
しかし、前日からの運転で寝てないBOZUとナビをしてくれた國さんは心地良い揺れと潮風のおかげで睡魔に・・(笑)。
しかし、渦潮は目の前で見ましたよ。太平洋と瀬戸内海で海面に高低差ができるなんて知りませんでした。
はっきりと海面の高さが違うんです。そこで発生する激しい流れが渦になって出来るのが渦潮です。

クルーズを堪能して、宿泊先のホテルに向かいます。
温泉が施設内にあるので、まずは汗を流してさっぱりします。
そこから部屋で拙者さんと國さんの新商品開発会議が始まりました。
内容は書けませんが、1つの商品についてここまでやる?!ってくらい論議されてました。
拙者の投げ釣り専門釣具店のクオリティはここで産まれてるんだなー、と感じました。

しばし、明日の準備を行っているとマスオくんがホテルに到着しました。
マスオ社長の応援メッセージ入りです。なんとしても頑張らねば!!

夕食は部屋で食べましたが、美味しくて量も多く、お腹いっぱいになりました~。
やばい!太ってしまう!(笑)

ここでプチ問題が!
なんと3人とも明日の受付時間を覚えていません(爆笑)
急遽、team SESSYAのなお姫旦那さんにメール! 即座に時間を調べて返信してくれました。
なお姫旦那さん、ご迷惑お掛けしました&ありがとうございました。
受付が4時だったので、3時に起床として就寝します。

で、あっという間に3時になりました。
会場に向かうとすでに全国からトップキャスターの皆さんが集結してます。
松尾会長に挨拶して受付を済ませます。

関西ブロガーのアラビギさんも参戦されてました。
アラビギさんとは行く場所でほぼ、顔を合わせてるような気が・・(笑)

大会挨拶の後に、一回戦が開始されました。
前日に見なかった右側の岩場を偵察に向かいましたが、あまり釣れていない様子です。
石積の堤防まで来てみて、その先が砂地になっていることがわかりました。
しかも、キスが釣れてます。
「ここだ!(キラリ~ン!)」と、二回戦の勝負場所の候補に決めました。

Nec_0223  

 

 

 

 

 

砂地の方に偵察に行った拙者さん、國さんも「あまり釣れてない」とのことでした。
吹上浜、難しいですねー。
一回戦は4匹以上釣った人が二回戦進出でした。
アラビギさんも二回戦進出を決めました!さすが!!

二回戦のスタート順は再度くじで決めることになっているようで、結構終わりの方で引いた番号は「1」(笑)。
1番スタートです。
これはもう、突っ走るしかないでしょう。石積まで。

スタートと同時に右端までダッシュ!
拙者さん、國さんは砂浜で釣るようです。
右端エリアをゲット。エリアは石積までで、岩場になっている手前にいるキスを狙います。

が! 1色辺りにはかなりきつい根があるようです。

一投目:根掛かり 回収 0匹
二投目:1色~力糸で2匹
三投目:根掛かり 回収 仕掛け全ロスト
四投目:1色~力糸で1匹
五投目:根掛かり 回収 仕掛け全ロスト
六投目:根掛かり 回収 仕掛け上2本残しロスト

と、釣れるのですがキスがいるところまで仕掛けを持っていくのが容易でない状況。

このままじゃ仕掛けが無くなってしまうと考えて移動します。
50mも移動すれば左右がかなり広く使えるエリアがあるので、そこで沖を狙います。

しかし、アタリがあっても磯ベラ、チャリコ、メゴチ・・・でキスが釣れません。
松尾会長が状況確認に来たときに「3匹なら今トップやで~」と言われて、うわ~、去年と同じ状況かぁ と感じました。

よ~し、ならあと3匹釣ればなんとかなるんじゃないか? と思って広く使えるエリアを遠投、近投と探りますが全くアタリがありません。
いや、正確に言うと微小なアタリはあるのですがハリに掛かりません
小刻みに左右に移動して広範囲に探ってみるのですが、全然釣れません。小砂利の浜部分は薄いのか? と思ったのですが移動するには時間がありませんでした。
結局最初の3匹のみでフィニッシュ。

拙者さん、國さんが砂浜エリアから帰着してきたので釣果を確認させてもらうと拙者さん3匹、國さん2匹とのことでした。
國さんは波口でバレたりして、全部取れていたら7匹はあった~ とかなり悔しい様子でした。
やっぱり砂浜エリアの方がキスは濃かったのかも。2年連続で小砂利エリアで戦ったことをちょっぴり後悔・・。

優勝は8匹で小町さん。さすが、昨日の下見でキスの動きの把握や仕掛けの選択をばっちり行っていたのでしょうね。
トップトーナメンターの強さを見せ付けられました。
また、徳島の瀬尾さんを初めて直接拝見しました。4位と言う好成績。やはり強い、と思いました。
投げ北の佐織さんも入賞されていました。まだ佐織さんと面識が無いので結果と投げ北のHPで知った次第です。
JC優勝の伊藤さんも入賞されていました。
磯ノ浦の武之森さん、徳島の石川さん(キス釣りおやじさん)が同数(3匹)でした。

4匹以上の人は入賞確定、3匹釣果の人はじゃんけんで順位を決めました。
拙者さんとBOZUは見事! 負け(爆)。と言うことで、拙者さん15位、BOZU16位、國さん21位との結果になりました。
アラビギさんも2匹釣られていたので21位でした。

松尾会長が最後に言われた「ここで勝とうとしても、そうは勝てんで~」との言葉、全くその通りだと思います。
ただ、全然通用しないって感じでも無いんです。なにか、あとちょっとのきっかけと言うか、コツを掴めば って感触はあるんです。
3匹以上の釣果をあげた人が来年のシード権獲得です。やった~!シード権獲った!

また来年、第15回フレンドリーカップキス投げ釣り大会に向けて頑張りまっす!!

で、試合終了して昼食を取り、福岡に向けて帰路に着いたのは良いのですが山陽道が事故渋滞中。
事故の発生していない中国道に抜けようとしたのですが、ナビの付いていないBOZUのランクルでは一般道に下りてからが大混乱(笑)
だって、九州のマップルしか持ってませんもん。
奇跡的に中国道に乗ることが出来て、無事福岡に着きました。

いや~、疲れた~。

ではでは、皆さん、良い釣りを~。

8月 8日(日) 曇   釣行時間 : 9時 ~ 11時

タックル   スピンパワー 365CX + SAフリーゲン 極細

        道糸 PE0.8号 + 拙者の黒糸 力糸

仕掛け    海草天秤20号 + 袖3号10連

餌       いきいきゴカイ マスオくん

結果     シロギス 3匹 16位

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