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2010年6月 1日 (火)

SHIMANO JapanCup投げ 四国香川大会 参戦♪

拙者ブログを読んで頂いている皆さん、こんばんは。

九州ブロガーのBOZUです。

今回はSHIMANO JapanCup投げ四国予選大会の参戦レポートです。

前週のSBCで準優勝してしまったため、少し気持ちにゆとりを持つことが出来てます。
だって、22日はSBC福岡予選の日ですから。
四国でブロック権利を取ってなかったら、22日、23日と連戦になります。これはちときつい。

SBC福岡の日を國さんと一緒に有明浜の下見にあてることができました。

SBCの時に良かった浜の奥から下見を行いましたが、近場でムラ無く釣れます。
満潮時刻からの竿出しでしたが、潮が引き始めてからは20cmオーバーも混じり、明日はここに入ろうと勝負のポイントを決めていきます。
下げも半分くらいになってからは全くアタリ無しになりましたが、完全に干潮となってからは遠投でアタリが拾えました。

その後、名物たこ判を食べ、岩盤浴に入って仮眠を取ります。
SBC福岡に参戦したteam SESSYAメンバーでnogさんが準優勝! 拙者さんがブロック権利ゲットと良い情報が入ってきてます。
夜に九州からのメンバーと合流して夕食、明日のために乾杯です。

明日のために調達したチロリなんですが、自分が鹿児島で無理言って調達してもらったチロリは讃岐うどん位の太いサイズ(笑)。
置き竿で尺キスでも狙うと思われたんでしょうか・・(汗)
自分はチロリを使うのが初めてで、通常サイズを知らなかったんです。國さんの持ってきたチロリを見て、自分のは太すぎって知りました。アハハなのか、トホホなのか・・。

JC当日、コンビニで朝食を揃え、有明浜に向かいます。
受付を済ませ、ゼッケンを引くと「76」。今回からの新ルールで試合は2試合制。
この番号は前後どっちからでも真ん中だなぁー。アドバンテージ無いぞー。と思ってしまいます。

そして、今回の最大の衝撃が!!
柱に貼られたルール案内に以下の記述が!

「本大会はゼッケン奇数番号が奥の浜に、偶数番号が手前の浜に入って第1試合を行います。
 第2試合は浜を入れ替えて、第1試合と逆のスタート順で行います。
 第1試合と第2試合の総重量で順位を決定します。」

えぇーーーーーー!!!!????

下見で釣れてるエリアは奥の浜。第1試合開始時は満潮から下げの潮。
SBCの時、手前の浜は1匹釣れたら良い方だった場所。
第2試合になって奥に入っても、第1試合で叩かれてるし釣れない時間帯だし、望みは薄い。
そして、自分の番号は・・・・偶数・・・。

SHIMANOさんを批判するワケじゃありませんが、これってどうなんでしょ?
ルールブックに記載していないルールが存在するってトーナメントじゃあり得ないのでは。

そして、エリア分けの意味も分かりません。
分けられたエリアで2試合行って勝ち上がりとするなら話はわかります。
第1試合で釣れるエリアに入った組が有利に決まってますよね。普通に考えれば。

大会挨拶で「皆さんに少しでも長く釣りを楽しんで欲しくて2試合制にしました」との話がありましたが、完全に今回の有明浜はハンデ戦ですよ~。
釣りを楽しむなら、トーナメントに出ませんって~。
対等な条件で、釣りの技術を競うのがトーナメントでしょ?ゼッケンの順番は運の世界で納得できますけど、釣れるエリアに入れずに総重量で戦うのはちょっと・・・。

と、まぁ、すっごい不満タラタラな心境になってしまいました。
もうセミ権利取る人は奇数ゼッケンに決まってるヤン! なんて。

國さんとなお姫旦那さん、奇数ゼッケンだ! 頑張ってください!きっと勝てますよっ!!

Nec_0132  

 

 

 

 

 

降りしきる雨の中、第1試合スタートです。
少しでも釣れるエリアに近づきたいので、一番奥側を目指して走ります。
ゼッケンは早くなかったですが、なんとか奥側を取れました。

しかし、心境って釣果にも釣り自体にも影響するんですね。
第1試合、キャストがめちゃくちゃでした。初心者のように、手前に「ドボンッ!!!」って落としこんでしまったり、キャストが乱れて隣の選手から「まっすぐ投げんか!」と怒られたり。

全く情けない次第です。ご迷惑お掛けした選手の方にお詫びします。m(_ _)m
(多分、G社テスターの方だと思います。その後横に来て色々お話してくれました。怒られた時は怖いなぁと思ったのですが、実は優しい方でした。)

キスはぽつぽつとしか、しかも小型しか釣れません。
隣で釣っていた拙者さんは早々に移動、一緒に釣っているK・ハンターさんも全然ダメみたいです。
アタリはあっても、殆どちっちゃいハゼ。

終了30分前になって、ちょっと手前側に開けたスペースがあることに気付きました。
なんであそこに誰も入ってないんだろう?釣れない何かがあるのかな? と。
トーナメントでは普段考えられない位の錘が投げ込まれますから、キスはきっと少しでも静かな場所に逃げてるはず。
あそこ、実は狙い目では??? と考え、移動します。

潮は引き始めて、わずかながら流れが出てきました。
きっと手前にいたキスが2~3色に動くはず。そう考えてキャストしたその竿先が「ガン!ガン!!」と今までに無い引き込まれ方をします。動揺して竿の送り込みが出来ませんでした。
しかし、その後に「プルプルッ」とアタリが続きます。読みが当たった!?

仕掛け回収に入ると、かなりな重さを感じます。しかも、フグみたいに首を振ることもありません。
もしかしたら、望みを繋ぐ1匹かも。かなり期待して回収した仕掛けが波打ち際で真横に走ります。
そして・・・・、軽くなりました(泣)。ピン1匹しか付いてません。
小針すぎたんでしょうね、きっと。

すぐに第1試合終了の時刻が迫ってきます。
急いでタックルをまとめ、帰着場所へ向かいます。
自分が走り始めた時が終了2分前でしたが、自分の後ろには少なく見ても30人以上はゆっくり歩いて帰ってきてます。間に合うのかなぁ???

30分のインターバル後に第2試合スタートです。
が、偶数番号のみスタートを行ってます。自分の前に何人も整列していない人たちがいたのですが、その人達は飛び抜かされて並んでる人だけスタートです。
(第2試合スタート時間は決まってるし、整列するのはルールだから並んで無い人が悪いのですが)

が、実はここで大問題が起きていたんです。

ルールブックには第1試合帰着遅れの場合は第1試合の釣果無効と書かれてます。
でも、本大会の競技説明では「帰着遅れは最後尾からのスタートです」とアナウンスがあったとのこと。
つまり、ここでも現地でルール変更が行われていたんです。

そして帰着遅れの選手達の釣果没収は無し。スタッフが「今回は大目に見ます」と言ったために、ルールを守って帰着した選手からクレームが続出したそうです。
そして、分かる範囲で遅れた選手の釣果が没収されたそうです。
(自分はスタートした後だったので、そんなことになってるなんて知りませんでした。
 でも、没収された選手は20名程度だったと。いやー、もっと多かったと思うんですけど・・)

そして奇数組スタートがその混乱で遅れたため、試合時間の変更が伝わってきます。
スタートを遅らせるとのことです。

せっかく下見した場所に飛び込めたのに見る見る、目の前の潮位が下がっていきます。
つまり、いるはずのキスも沖に逃げて行ってるってことです。
釣る気持ちが今までに無いくらい萎えていくのが自分でもはっきりわかります。

そんな気持ちで戦えるはず無いです。第2試合で釣ったキスはわずかピン2匹。
そんな気分に追い打ちをかけるように、風雨は強まります。
極めつけにリールの故障。ベールのロック機構が機能しなくなりました。
・・・・・・。

検量結果は220gでした。
結果論ですが、第1試合は200g釣っていたんです。第2試合も同じ釣果を出せばセミが取れていた。
そこまでエリアの釣果に差は無かったってことです。
(と言っても、1位~6位までは奇数ゼッケンの選手でしたけど)

Nec_0135  

 

 

 

 

 

これが今までの形式で、第1試合の重量がオープンになっていたならまだ望みは持てていたでしょう。
でも、たられば、は止めましょう。
自分のメンタル部分が弱かった。敗因は自分にあります。

今後の抱負!! 宣言します!!
釣れないエリアになっても、そのエリアでトップを取る!!

もうメンタル面でくじけません。
今回のJC、良い薬になりました。

team SESSYAの結果は國さんが6位でセミ出場決定。3年連続でセミゲットです。なんか、凄い人としか言えません。

Nec_0133  

 

 

 

 

 
でも、まだJCは九州予選が残ってます。
今回の反省を活かし、九州では2試合とも完全燃焼したいと思います。

ちなみに、関西大会でも競技中のルール変更で混乱があったそうです。
この2試合ルール、選手側にはメリット無い気がします。
炎天下の7月に試合間30分のインターバルのみ、休憩無しで車に水分補給や着替えにも行けない九州大会、と考えただけでも危険な気がするんだけどなぁ。

と、今回のレポートは結構ネガティブな内容ですみませんでした。

ではでは、皆さん、良い釣りを~。

 

5月23日   雨   釣行時間 : 5時 ~ 10時

タックル   ランドキャスター 33-405 + サーフベーシア35 極細

        道糸 PE0.8号 + サーフセンサーハイパー力糸

仕掛け    海草天秤20号 + 袖3号10連

餌       岩デコ、チロリ

結果     シロギス 220g(総計) 順位無し 敗退

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コメント

まずは四国三連戦、お疲れさまでした
トーナメント初心者の私としては『そんなこともあるんだ』とゆうのが率直な感想です。
競技というくくりで皆さん集まってくるわけだから、皆さん勝ちたいし有利な条件で戦いたい。
けど、環境はできるだけ公平に平等であってもらいたいと思います
JC弓は基本的に事前に定義された競技規定通りに運営されたから、結果はどうあれ気持ちよく競技に参加できたように思います。
そうゆう状況下で戦った結果、反省として『自分の弱さ』を挙げられたBOZUさんに共感し、尊敬します
いかなる状況下においても最善を尽くしてっぺんを目指す…私もそんなトーナメンターになりたい
PS…JC新松、エントリーしましたもし召集令状が届いたら下見釣りから付き合って下さいね

投稿: 投人ボビー | 2010年6月 1日 (火) 22時18分

こんばんわモコモコです☆四国3連戦お疲れ様でした!!
JC当日のルール変更いかがな物かと思います。。。
その辺はきっちり取決めをして頂きたいですよね。。。
影ながらBOZUさん、拙者さん、國さん、拙者メンバーの快進撃を期待しています★

投稿: ★モコモコ★ | 2010年6月 2日 (水) 18時55分

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