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2010年6月

2010年6月23日 (水)

ささめアスリートカップ 参戦♪

拙者ブログを読んで頂いている皆さん、こんばんは。

九州ブロガーのBOZUです。

今回はささめアスリートカップ West大会の参戦レポートです。

土曜日開催の大会は結構つらいんですよ、サラリーマントーナメンターには。
鹿児島と言う南方最果ての地から新松原(九州の大会場所)に向かうだけでも4時間弱の移動時間がかかるんですが、今回のアスリートカップは京都、京丹後市の葛野浜。
移動距離は約1,000kmぐはぁ! 鹿児島を午後5時に出発して、ノンストップで到着は午前3時ってとこでしょうか。寝るヒマ無しです。

今回はトーナメント必携のエサ「いきいきゴカイ マスオくん」をお取り寄せで鹿児島まで配送してもらいました。エサは一級品ですので、後はBOZUの腕次第です。

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移動中、15分程度の仮眠をSAで取りながらで現地着は午前3時30分。奇跡的に道に迷うことなく到着しました。
受付が午前5時からで、まだ夜が明けてないのであまり駐車場も混んでません。海に近い場所に駐車して海を散歩すると、なんとなくどこかに似てるな~って印象が・・。
あ! ここ、新松原にそっくり!!

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左右の端が岩場や漁港になっている事を除けば、海岸線の感じや雰囲気がかなり似ています。
と言うことは、釣り方もアレか!? と作戦を考えます。

明るくなってきたので、受付に並び東海ブロガーのイストさんに電話します。
イストさんは10人位前に並んでました。
体格が良くて迷彩のズボン、雰囲気が赤竿☆のぎたんサンと似てました。

BOZUはくじ運が悪く、ゼッケン番号で良い番号を引いたことが滅多にありません。
今回はいつも右手で引いていたゼッケンを、気持ちを切り替えて左手で引いてみました。
その結果は・・・!!

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258番・・(撃沈!)

自分の後ろには260番を引いた人しかいません。259番は欠番とのこと。
スタート順でいきなりブービーです。自分のスタート時間には1番スタートの人はもう釣り始めてるんじゃ?
こうなりゃ開き直るしかありません。
スタート前のクーラーチェック。なんと隣の人とお互いにチェックして下さいとのこと。確かに、スタッフが回ってたんじゃ時間がいくらあっても足りないですね。

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開会式が終わり、選手がスタートし始めました。Shimanoのインストラクター、横山さんも参加されてます。キャスティング大会でお会いした下野さん、いつも上位常連の方達が一杯です。

とにかく、イストさんと一緒に釣りたかったのでイストさんを探します。
5分程走ったところでイストさん発見。隣の選手との間隔は結構開いています。良かった~。
イストさんの隣に入ることができました。場所は浜のちょうど真ん中辺りです。

しかし、ブービースタートのためゆっくり話してる余裕がありません。急いで準備にかかります。
数勝負と考えたため、アスリートキスの4号11本針を選択します。
(アスリートキスって号数の割に針大きい気がします。と言うか、小さい針使ってるからそう感じるのかな?)

6時になり、試合開始のホーンが鳴ります。
第一投、2色に投げキスのいるエリアを探ります。アタリがあったのは波口、予想通りです。新松原に似てる!!
最初はピンギスの2連。イストさんが遠くを探っていたようなので「めちゃ近場にいましたよ」と伝えます。

しかし、アタリはあっても針掛かりしません。キスのサイズに比べ、針が大きい感じです。
仕方無しに、小針の仕掛けに変更します。うーん、まぁ、一番下の針がささめ針使ってるから勘弁してね(笑)

キスの群れもさすがに250人が釣れば散ってしまうようで、素バリを2回連続で引きました。
素バリ2連で移動と決めていたので、奥の方に移動します。

波口にいるとわかっているので、参加者の間に入れてもらいチョイ投げで2~3匹のピンを稼いでいきます。
潮が引いてきて、ちょっと岬状に飛び出ている場所が空いていたのでそのエリアに入ると4連で釣れたのでそのエリアで留まります。イストさんも移動してきたのですが、まだ1匹しか釣れていないようです。どうもこの釣り方(波口釣り)は今までに経験無いそうで、戸惑っている様子でした。

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8時を過ぎた頃、近場でアタリが無くなったので遠投を試みます。6色まで投げるとなんか嫌な感触・・。
「ゴツゴツ、ガツン!」と岩にでも引っかかった感じです。そしてすごく仕掛けが重くなりました。ゴミが引っかかったようです。上がってきたのは座布団級の土嚢袋。とほほ・・・。

範囲を中距離に切り替えて、4色程投げた仕掛けを1色までさびいた時「グゥイーーーーン!!」と竿を引くアタリ!
キターーーー!! こりゃ、セイゴやろ(笑) と思って回収に入ります。ゴンゴン首振ってます。
しかし、予想に反して上がってきたのはなんとキス。計ってみると24.5cmあります。やった、重量は結構あるぞ!
このサイズが回遊してきたか?! と連続ヒットを期待しますが、単発のようです。でも群れは回遊しているようで、その後6連も釣りましたし、素バリはあまり引きませんでした。
なにより、フグがいないのが良いですね。釣れればキスなので、仕掛け交換に時間を取られなくて済みました。

試合終了が9時30分でその時間までに帰着なので、9時過ぎに引き上げです。
ふと、「勝ててないな」との思いが脳裏をよぎりました。
初めての場所なので、自分の勘を頼りに釣り場に入る。それは良しとしても、スタートが遅すぎたので良い場所は取られているな、とのネガティブな考えがありました。
そして、自分の気持ちの甘さが。トーナメントでは究極を言えば参加者全員が敵です。
イストさんと釣りができるのに、無視したりは出来ないなー。楽しく釣れたらいいなー。 との気持ちがありました。
知ってる人がいるといつも自分はそうなんです。反省、と言うより克服しなきゃいけない弱点です。

検量場所に戻り、匹数→重量、と検量が進みます。自分は23匹で約400gの釣果でした。
ふと後ろを見ると、大型のキスをたくさん持っている選手がいます。すごいなー、と思って顔を見てみるとなんと!ABE組の浜ちゃん(吉浜さん)ではないですか!
九州にいるときは全然お話する機会が無かったのですが、私の顔を知っていてくれました。ジャパンカップファイナリストの実力、さすがです。
(浜ちゃん、5位入賞でした。クライマックスステージ出場権ゲット おめでとうございます)

そして、検量を終えて戻る途中でこれまた見たことのある人が!!
関西ブロガーのアラビギさんじゃないですか!! 出場されてたんですね!!
しかもかなりな重量を釣っているようです。うーん、すごい。完全にアラヒフビギナーじゃなく、アラヒフプロです(笑)

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(アラビギさん、9位入賞でした。おめでとうございます)

イストさんはあまり釣れなかった、と言うよりイストさんの釣りスタイルに今回の大会が合致しなかった感じでした。
黙々と仕掛けを打ち返すイストさんの姿を隣で見ていて、きっと遠中距離の勝負だったら勝てないなー、と思っていました。

BOZUの釣った24.5cmのキス、検量後に採寸したら23.7cmに縮んでました(笑)
大物賞があるとのことを知らなくて、しかも自分より大きいサイズなんてみんな釣ってきてるやろ、と思ってましたが・・ なんとまぁ、大物賞は23.8cm。
しまった、キスストレッチをのぎたんさんに習っておけば良かった(笑)

今回の大会での気付きは、

近場で素バリの3投より、遠くのエリアまで移動しての1投。

でした。

来年も参加するかな?負けっぱなしは悔しいから。
(って、年中負けてる気が・・ 汗)

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 ささめ針HPから拝借。BOZUの後ろはイストさん。

潮が引いて海を見てみると、5色辺りに横一列にテトラが入っていました。これは遠投できない!これを知っているのと知らないのとではだいぶ違うな! と感じました。

イストさん、今回は一緒に釣りが出来て楽しかったです。ただ、トーナメントじゃなくプライベートでのんびり釣りが出来たら良かったですね。
次の日が九州で大会だったもので、ろくにお礼も言わず移動してしまった非礼、済みませんでした。
次回はきっと、バコバコ釣りましょう!!

移動時間は9時間、釣りは3時間。 やっぱ、おバカですよねー。
うん、どう考えても釣り「バカ」です。

ではでは、皆さん、良い釣りを~。

6月19日   曇   釣行時間 : 6時 ~ 9時

タックル   ランドキャスター 33-405 + サーフベーシア35 極細

        道糸 PE0.8号 + サーフセンサーハイパー力糸

仕掛け    海草天秤20号 + 袖3号12連

餌       いきいきゴカイ マスオくん

結果     シロギス 394g(総計) 23匹 順位無し 敗退

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2010年6月 3日 (木)

鹿児島Now♪

拙者ブログを読んで頂いている皆さん、こんばんは。

九州ブロガーのBOZUです。

すでにニュース等でご存知かも知れませんが・・・。

鳩山さん辞めちゃいましたね。鹿児島の桜島、大噴火してくれました。
鹿児島で仕事してるu-chanさん、車大変なことになってるでしょう。

BOZUも車も、ほらこの通り。

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今日は仕事先から帰宅を心配されて早上がりさせられたので、ちょっと状況を伝えようと思いまして。

めっちゃ、硫黄の匂いが漂ってます。温泉地みたい。
そして、細かい粒子の火山灰が巻き上げられて目が痛い

参った、参った。

 
とまぁ、これだけではちょっとネタが少ないので・・。

BOZUは以前(と言ってももう十数年前)はバストーナメンターでした。
その名残で車がランクルなんです。バスボート牽引してましたから。

仕事の関係で関東に二年程いたことがあるのですが、その時に千葉幕張で開催されたフィッシングショーに行った時の写真がありました。

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T中さん、いいでしょ~(笑)
村越正海さんと2ショット。

BOZUもまだ若いなぁ。

 
それから、BOZUの地元、大分県宇佐市。
SBC有明浜の比較にならないくらい、潮の干満の差が激しいのです。
これがその証拠。

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これ、BOZUが釣りエサを掘ってるとこなんですが、はるか向こうに見える堤防や集落のところまで満潮時は潮が満ちてくるんです。
振り返るとこんな感じ。まだまだ先まで潮は引いてます。

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あー、懐かしい。ここでトーナメントやったら、どんだけ歩くんでしょうねー

と感傷に浸ったところで・・(笑)

あ、そうそう、昨日、鹿児島の某釣具屋さんで投げ釣りアイテムを物色していたら、「投げ釣り好きなんですか?」と聞かれたので「好きですよ」と答えたところ、なんだか意気投合しちゃったスタッフがいたんです。

んで、「これ良いですよ、知り合いの方が出してるんです」って話したら記事にしてくれてました。

ここ

貢献、貢献(爆笑

ではでは、皆さん、良い釣りを~。

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2010年6月 2日 (水)

第31回がまかつG杯争奪全日本がま投げキス選手権 四国香川大会 参戦♪

拙者ブログを読んで頂いている皆さん、こんばんは。

九州ブロガーのBOZUです。

今回はG杯争奪全日本がま投げキス選手権 四国香川大会の参戦レポートです。

前週のJCは下見まで行ったのに惨敗、悔しい思いを引きずっての一週間でした。
29日の土曜日開催のため、金曜日の仕事が終了してから移動をしなきゃいけないのですが、その週の仕事がまた終わらない、終わらない。
仕掛けの準備もままならない始末。
JCで故障した愛機SB35を釣具店に持っていくと、メーカー修理となるとのこと。
オーバーホールキャンペーンで出した直後の故障のため、クレーム対応をお願いしました。
この時点で、使い慣れたリールがOUT! 予備スプールも使用不可!
今後、慣れていこうと思っていたSAフリーゲンでの参戦となりました。
(BOZUは予備タックルが少ないのです・・。経済状況が・・、(汗))

金曜日の夜に拙者さん、國さんから激励の連絡をもらいました。
気持ちだけは強気です(笑) 「真ん中狙ってきます!!」と、豪語。

福岡を21時に出発し、現地着が4時前でした。
福岡からはteam SESSYAのライバル(!?)、ABE組から最強メンバーが参戦されていました。
team SESSYAからは単独参戦のため少し寂しい(笑)気がしますが、逆に代表として来てると考えると無様な試合をしないようにしなきゃ! と気合いが入ります。

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 気合抜けてる

受付を行い引いたゼッケンはB25。G杯もエリア分けするようです。
JCと同じようなエリア分けでしたが、今週は前週と逆の潮です。
干潮時から満ち込みが一回戦。釣れるエリアが限定される事は無いと思います。
JCと違うのは各エリアから上位10名が二回戦に進むという部分。そして総重量ではなく、キスの匹数勝負ということ。

G杯の帽子をもらえると思ってたら、Tシャツが参加賞でした。
帽子は各自、自分の物を被るようです。皆、以前のG杯の帽子を持っています。
BOZUは今回が初のG杯なので、G杯帽子はありません。SESSYAキャップで参戦です。

一回戦のエリアは各エリアの1番を引いた人がジャンケンして勝った方が好きなエリアを選択出来るというルール。是非ともB1の方に奥側エリアを取ってもらいたいです。
B1の方は気さくな方で、センターエリアまでの移動中に干潮時の釣り方を教えてくれました。
自分のブログも読んでくれているとのことで、「あー、ブロガーになって良かった~。」と思いました。

エリア選択のジャンケンの結果、残念ながらBは手前側エリアになりました。
(結局、四国三連戦で釣れる奥エリアで釣り出来たのはSBC一回戦の時だけ!(爆笑))
大潮の干潮なので、かなり潮は引いてます。少しでも地形に変化のある場所を目指して、ダッシュでポイントへ向かいます。

入った場所は沖のブロックの切れ間の正面。それに海中に柱が立っている場所が斜め前にあります。
きっと、カケアガリがあるはずです。
試合開始と共にまずは3色から引いてきます。全員が近場狙いのようです。

自分はリールさびきが出来ない(超苦手)なので、竿さびきで釣ってます。
これには別の面もあって、手返しが早く出来る事が竿さびきの利点と思ってます。
キスのアタリがあるまでは比較的高速にさびき、アタリを捉えてからはステイを行う。
そして回収からアタリのあったポイントへの投入-ステイ-回収 と言う方法で釣ってます。

リールさびきの方を見ていると、仕掛け投入後にすごくスローにさびいている気がしてます。
キスの居場所がわかっていれば良いのですが、居場所サーチの段階でスローさびきは時間のロスになる気がしてしまうのです。
(これはBOZUの稚拙な考えです。リールさびきにはBOZUの知らない利点が多数あると思います。)

比較的手前で微細な「プルッ」がありました。
かなり小さいキスです。もう完璧リリースサイズ。
トーナメントなのでキープしますが気持ちは「ゴメンね」です。
周囲もあまり釣れていません。
1時間程度でちょっと離れた岬状に飛び出ている場所へ移動です。
潮が満ち始めて来たので、それに乗って移動してくるキスを狙ってみんな遠投しています。

じゃ、それに倣ってBOZUも遠投。10本針なので6色手前までしか飛びません。
でも、5色で明確なアタリが数回! 回収すると嬉しい4連でした。
が、それを見た参加者がもうお構い無しに自分の前に入って投げていきます。これには唖然。
(一回戦終了後、ABE組CIMAさんに「それこそがG杯の戦い方だよ」と教わりました。)

潮が満ちてきて、中洲が完全に島状態になったので大会スタッフから陸への移動指示が出されました。
陸から波打ち際までは距離にして3色程度。で、釣れているのは波打ち際から5色程度。
つまり、陸に上がったら9色投げて8色をさびかないと釣れましぇん(泣)

移動後から一回戦終了の1時間は完全に消化時間になっちゃいました。
誰一人釣ってないんじゃないでしょうか。(Aエリアの状況はわかりませんが、同じだと思います)

一回戦通過のボーダーは6匹位?! と話を聞いたので、なんとか通過できるかな?と思います。
7匹釣ったと思って検量に行くとなぜか8匹いました(笑)。数え間違えてたようです。

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一回戦はBエリア6位通過でしたが、Aエリアはボーダーが9匹。
やっぱり奥のエリアが釣れるんだなーと改めて思いました。

で、二回戦は全く釣ったことの無い山側のエリア。
小砂利のような地形で、湾のようになっています。
一般の釣り人が入ってる横に入り、その人の状況を見ながら作戦を考えます。
その人は見ている間にちょい投げで15cm級を2匹、釣ってました。
作戦決定です。

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風も正面から吹いてきて、投げにくい状況の中、試合開始です。
と、まさにキャストしようとした時に携帯Call!!
(BOZUの仕事は結構クリティカルな内容で、いつ何時呼び出しがかかるかわからないのです)
「うわ、やべぇ!」と思いキャストを止めた瞬間、仕掛けが竿に絡みます。
携帯を見て呼び出し元を確認すると・・・、仕事先からじゃありませんでした。
(かけた人、そこのあなたですよ!(笑) わかってるでしょ!)

竿にもつれた仕掛けをほどき、投げ直しますがアタリがありません。出遅れた!?
素バリを2連続で引きます。
(3位に入ったK-1さんは一投目で6連だったとか。)

3色辺りで初のアタリ、移動するか迷いますがどこも同じ状況のようです。
回遊を待つしか無いのか・・。
手前に見切りを付け、沖を打とうと5色程度を狙ってキャストした時、感触がフッ、と軽くなりました。
道糸の途中から切れていました。キャスト切れです。

予備スプールを出そうとして、顔が青ざめます
「SB35の予備スプールが入っている・・・。」
徹夜移動で寝ぼけていたのか、スプールを完全に間違えてサイドボックスに入れていました。
ここから我を見失います。自分が何をしているのかわからなくなってました。
道糸をガイドに通さずに天秤を結んでしまって、「あ、投げられない」となったり。
急ぐあまり考えがまとまらず、力糸を結ばずに0.8号PEに直接天秤を結んで釣り再開したり。
そしてキャスト後、通常ならなんの問題も無い海中の段差に引っかかり天秤から先をロスト。

天を仰ぎました。「ここまでか・・・
が、後ろで観戦してくれていたABE組長から「あきらめんな!」と喝を入れてもらえました。
後30分も無い競技時間だけど、とにかく戦う。
力糸はもう結べれば何でも良い。天秤にも直結びで取り付けます。とにかく釣りを続行する。
仕掛けもおまつりやキャスト切れでストックがありません。がまの針で残るは秋田狐2号の極小仕掛け。

その後、キスは釣れませんでした。
今回も結局、自分の情けない姿を再認識することになりました。
準備不足はもうミス以外の何でもありません。情けなくて、自己嫌悪感さえ感じました。
みんなの期待に応えられなかった・・・。何より、勝負の土台に上がる前のチョンボですから・・・。

整理整頓、入念な確認。今後の課題と教訓にします。

そして、今回は何があっても諦めない、あがく! と言うハングリー精神を学習させてもらいました。
よくよく考えれば、自分の仕事も同様なんです。
何があっても、最善の策をその場で考え、実行し、その時に出来る最高の結果を出す。
そう考えると、そこに気が付くと、何か少し気が楽になりました。日頃の延長なんだ、と。

検量結果は7匹。入賞は8匹以上でした。
トップは20匹超。一番端のエリアだったようです。
G社テスターの方とTVにも一緒に出てる人とのことだったので、釣り方は熟知されていたんでしょう。

回遊する魚を待つ場合、投擲されない端っこから魚は入って来る確立が高いですよね。
端のエリアを取る。それは戦略の基本だと思いました。

戦略戦術
どちらが欠けても、戦いには敗れます。
釣りってこんなに難しい世界だったっけー?(苦笑) うーむ、奥が深い・・・。

なんだかこうして改めて自分の釣りを振り返ると、いかに自分がまだまだ未熟かがわかりますね。
自分より腕も経験も上の人に、運で勝ってるとしか思えない。
逆の立場になったら「なんであいつに負けるんだ?」と思うに違いありません。

せめて、自分のミスだけでも無くすようにしないと。
反省点ばかりです。

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ではでは、皆さん、良い釣りを~。

 

5月23日   雨   釣行時間 : 6時 ~ 12時

タックル   ジーシスX 30-405 + スーパーエアロ フリーゲン 極細

        道糸 PE0.8号 + 拙者の黒糸 力糸

仕掛け    拙者オリジナルスリム天秤+TOPGUN25号 + 秋田狐4号10連

餌       岩デコ

結果     シロギス 一回戦8匹(6位) 二回戦7匹(敗退)

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2010年6月 1日 (火)

SHIMANO JapanCup投げ 四国香川大会 参戦♪

拙者ブログを読んで頂いている皆さん、こんばんは。

九州ブロガーのBOZUです。

今回はSHIMANO JapanCup投げ四国予選大会の参戦レポートです。

前週のSBCで準優勝してしまったため、少し気持ちにゆとりを持つことが出来てます。
だって、22日はSBC福岡予選の日ですから。
四国でブロック権利を取ってなかったら、22日、23日と連戦になります。これはちときつい。

SBC福岡の日を國さんと一緒に有明浜の下見にあてることができました。

SBCの時に良かった浜の奥から下見を行いましたが、近場でムラ無く釣れます。
満潮時刻からの竿出しでしたが、潮が引き始めてからは20cmオーバーも混じり、明日はここに入ろうと勝負のポイントを決めていきます。
下げも半分くらいになってからは全くアタリ無しになりましたが、完全に干潮となってからは遠投でアタリが拾えました。

その後、名物たこ判を食べ、岩盤浴に入って仮眠を取ります。
SBC福岡に参戦したteam SESSYAメンバーでnogさんが準優勝! 拙者さんがブロック権利ゲットと良い情報が入ってきてます。
夜に九州からのメンバーと合流して夕食、明日のために乾杯です。

明日のために調達したチロリなんですが、自分が鹿児島で無理言って調達してもらったチロリは讃岐うどん位の太いサイズ(笑)。
置き竿で尺キスでも狙うと思われたんでしょうか・・(汗)
自分はチロリを使うのが初めてで、通常サイズを知らなかったんです。國さんの持ってきたチロリを見て、自分のは太すぎって知りました。アハハなのか、トホホなのか・・。

JC当日、コンビニで朝食を揃え、有明浜に向かいます。
受付を済ませ、ゼッケンを引くと「76」。今回からの新ルールで試合は2試合制。
この番号は前後どっちからでも真ん中だなぁー。アドバンテージ無いぞー。と思ってしまいます。

そして、今回の最大の衝撃が!!
柱に貼られたルール案内に以下の記述が!

「本大会はゼッケン奇数番号が奥の浜に、偶数番号が手前の浜に入って第1試合を行います。
 第2試合は浜を入れ替えて、第1試合と逆のスタート順で行います。
 第1試合と第2試合の総重量で順位を決定します。」

えぇーーーーーー!!!!????

下見で釣れてるエリアは奥の浜。第1試合開始時は満潮から下げの潮。
SBCの時、手前の浜は1匹釣れたら良い方だった場所。
第2試合になって奥に入っても、第1試合で叩かれてるし釣れない時間帯だし、望みは薄い。
そして、自分の番号は・・・・偶数・・・。

SHIMANOさんを批判するワケじゃありませんが、これってどうなんでしょ?
ルールブックに記載していないルールが存在するってトーナメントじゃあり得ないのでは。

そして、エリア分けの意味も分かりません。
分けられたエリアで2試合行って勝ち上がりとするなら話はわかります。
第1試合で釣れるエリアに入った組が有利に決まってますよね。普通に考えれば。

大会挨拶で「皆さんに少しでも長く釣りを楽しんで欲しくて2試合制にしました」との話がありましたが、完全に今回の有明浜はハンデ戦ですよ~。
釣りを楽しむなら、トーナメントに出ませんって~。
対等な条件で、釣りの技術を競うのがトーナメントでしょ?ゼッケンの順番は運の世界で納得できますけど、釣れるエリアに入れずに総重量で戦うのはちょっと・・・。

と、まぁ、すっごい不満タラタラな心境になってしまいました。
もうセミ権利取る人は奇数ゼッケンに決まってるヤン! なんて。

國さんとなお姫旦那さん、奇数ゼッケンだ! 頑張ってください!きっと勝てますよっ!!

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降りしきる雨の中、第1試合スタートです。
少しでも釣れるエリアに近づきたいので、一番奥側を目指して走ります。
ゼッケンは早くなかったですが、なんとか奥側を取れました。

しかし、心境って釣果にも釣り自体にも影響するんですね。
第1試合、キャストがめちゃくちゃでした。初心者のように、手前に「ドボンッ!!!」って落としこんでしまったり、キャストが乱れて隣の選手から「まっすぐ投げんか!」と怒られたり。

全く情けない次第です。ご迷惑お掛けした選手の方にお詫びします。m(_ _)m
(多分、G社テスターの方だと思います。その後横に来て色々お話してくれました。怒られた時は怖いなぁと思ったのですが、実は優しい方でした。)

キスはぽつぽつとしか、しかも小型しか釣れません。
隣で釣っていた拙者さんは早々に移動、一緒に釣っているK・ハンターさんも全然ダメみたいです。
アタリはあっても、殆どちっちゃいハゼ。

終了30分前になって、ちょっと手前側に開けたスペースがあることに気付きました。
なんであそこに誰も入ってないんだろう?釣れない何かがあるのかな? と。
トーナメントでは普段考えられない位の錘が投げ込まれますから、キスはきっと少しでも静かな場所に逃げてるはず。
あそこ、実は狙い目では??? と考え、移動します。

潮は引き始めて、わずかながら流れが出てきました。
きっと手前にいたキスが2~3色に動くはず。そう考えてキャストしたその竿先が「ガン!ガン!!」と今までに無い引き込まれ方をします。動揺して竿の送り込みが出来ませんでした。
しかし、その後に「プルプルッ」とアタリが続きます。読みが当たった!?

仕掛け回収に入ると、かなりな重さを感じます。しかも、フグみたいに首を振ることもありません。
もしかしたら、望みを繋ぐ1匹かも。かなり期待して回収した仕掛けが波打ち際で真横に走ります。
そして・・・・、軽くなりました(泣)。ピン1匹しか付いてません。
小針すぎたんでしょうね、きっと。

すぐに第1試合終了の時刻が迫ってきます。
急いでタックルをまとめ、帰着場所へ向かいます。
自分が走り始めた時が終了2分前でしたが、自分の後ろには少なく見ても30人以上はゆっくり歩いて帰ってきてます。間に合うのかなぁ???

30分のインターバル後に第2試合スタートです。
が、偶数番号のみスタートを行ってます。自分の前に何人も整列していない人たちがいたのですが、その人達は飛び抜かされて並んでる人だけスタートです。
(第2試合スタート時間は決まってるし、整列するのはルールだから並んで無い人が悪いのですが)

が、実はここで大問題が起きていたんです。

ルールブックには第1試合帰着遅れの場合は第1試合の釣果無効と書かれてます。
でも、本大会の競技説明では「帰着遅れは最後尾からのスタートです」とアナウンスがあったとのこと。
つまり、ここでも現地でルール変更が行われていたんです。

そして帰着遅れの選手達の釣果没収は無し。スタッフが「今回は大目に見ます」と言ったために、ルールを守って帰着した選手からクレームが続出したそうです。
そして、分かる範囲で遅れた選手の釣果が没収されたそうです。
(自分はスタートした後だったので、そんなことになってるなんて知りませんでした。
 でも、没収された選手は20名程度だったと。いやー、もっと多かったと思うんですけど・・)

そして奇数組スタートがその混乱で遅れたため、試合時間の変更が伝わってきます。
スタートを遅らせるとのことです。

せっかく下見した場所に飛び込めたのに見る見る、目の前の潮位が下がっていきます。
つまり、いるはずのキスも沖に逃げて行ってるってことです。
釣る気持ちが今までに無いくらい萎えていくのが自分でもはっきりわかります。

そんな気持ちで戦えるはず無いです。第2試合で釣ったキスはわずかピン2匹。
そんな気分に追い打ちをかけるように、風雨は強まります。
極めつけにリールの故障。ベールのロック機構が機能しなくなりました。
・・・・・・。

検量結果は220gでした。
結果論ですが、第1試合は200g釣っていたんです。第2試合も同じ釣果を出せばセミが取れていた。
そこまでエリアの釣果に差は無かったってことです。
(と言っても、1位~6位までは奇数ゼッケンの選手でしたけど)

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これが今までの形式で、第1試合の重量がオープンになっていたならまだ望みは持てていたでしょう。
でも、たられば、は止めましょう。
自分のメンタル部分が弱かった。敗因は自分にあります。

今後の抱負!! 宣言します!!
釣れないエリアになっても、そのエリアでトップを取る!!

もうメンタル面でくじけません。
今回のJC、良い薬になりました。

team SESSYAの結果は國さんが6位でセミ出場決定。3年連続でセミゲットです。なんか、凄い人としか言えません。

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でも、まだJCは九州予選が残ってます。
今回の反省を活かし、九州では2試合とも完全燃焼したいと思います。

ちなみに、関西大会でも競技中のルール変更で混乱があったそうです。
この2試合ルール、選手側にはメリット無い気がします。
炎天下の7月に試合間30分のインターバルのみ、休憩無しで車に水分補給や着替えにも行けない九州大会、と考えただけでも危険な気がするんだけどなぁ。

と、今回のレポートは結構ネガティブな内容ですみませんでした。

ではでは、皆さん、良い釣りを~。

 

5月23日   雨   釣行時間 : 5時 ~ 10時

タックル   ランドキャスター 33-405 + サーフベーシア35 極細

        道糸 PE0.8号 + サーフセンサーハイパー力糸

仕掛け    海草天秤20号 + 袖3号10連

餌       岩デコ、チロリ

結果     シロギス 220g(総計) 順位無し 敗退

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