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2009年2月

2009年2月15日 (日)

地獄から天国へ!

 拙者杯カレイ大会1週間前、直前状況の調査と、勿論大漁釣果を期待しての出撃です!

1日目(2/14)★

 前日の金曜日、春一番が吹き荒れ暖かい雨も降りましたが、現地へ着くと、晴れのほぼ無風、絶好のコンディションでのスタートです。

 最初に入ったポイントは昨年、一昨年と大会の時に拙者さんが入った潮通し良いポイント、確か昨年は良型4枚釣られて上位入賞、一昨年は優勝した所ですよね、此処の特徴は好釣果が期待で来る反面、漁船や小型タンカーが目の前を通るので常時緊張していなければならない、ハイリスクハイリターンのポイントです、今シーズン殆んど竿出ししていないので興味津々でしたが、エサ取りが多少居た程度で1時間半で撤収、粘れば釣れていたかも知れませんが、早めに見切りをつけました。

唐津魚市場事務所に行き、来週の拙者杯の打ち合わせをした後、昨年愛宕浜漁協さんが入ったポイントへ入釣、此処は中投げで釣果が出る所、エサをタップリ付けて投げ込みますがアタリ無し、u-chanさんが来られしばし談笑しますが2時間半で限界、昨年鱚太郎さん親子が入釣した場所へ移動、昨年この時期に爆釣したにも所に拘らず竿先に変化なし、予想していない貧果に焦りが募ります。

向かい風の北風が強く吹き出し、風裏の昨年てらさんが入釣した場所へ、遠中近に投げ分けて狙いますが・・途方に暮れた夕マズメ、まさかのBz! 痛恨の極みでした。

(昨年の拙者杯カレイに出られなかった方は、何処のポイントかさっぱりさっぱり分からない表現になってしまいました、スミマセンです)

2日目(2/15)★

 しらさぎ荘で朝飯を食らって、いつものコンビニ前で風チェック、無風、どのポイントに入ろうか全然決めていなかった自分、せめて風でも吹いていたら、ポイントが限定できるのにと思いつつ、ある場所に向かいました、すでに2人ほど入られていて、その左に入ります、並継の13号をセットし、3本とも目イッパイの遠投、振出のⅠ、Ⅱ号をその左に三脚を立て遠近に投げ分けます、全て揃ったところで椅子に腰掛けコーヒータイム、今日釣らなければシャレにならないなと思っていたら、一番左のkengakunin3号からドラッグ音が・・・やけに長い音なのでカレイではなくメゴチかなと思って一服していると、またもドラッグが鳴りアワセ、リーリング、グイグイ刺さりこみタモ入れして上がってきたのは39cmマコちゃん、これで肩の荷が下りました、ストリンガーに獲物を掛け、エサを付け直し打ち返します。

 先日顔見知りになった地元釣り師がやって来てしばしの情報交換タイム、1時間ばかり話し込みましたが、知っている情報、知らなかった情報をタップリ教えてもらいました、カレイ釣りは情報が重要!勉強になります! 話しながら全ての竿のエサ換えをしていると、3号に27cmのマコちゃんが付いていました、針掛も良かったので「ご両親を連れてきてね!」と願いを込めながらリリース、元気良く泳いでいきました。

 Dsc02393_2 サビキ&マッタリを繰り返していると、またも3号に竿先が押さえ込まれて、ドラックがジー! 一服の後にリーリングするとやけに重い、途中横目で右隣の釣り師とオマツリしているのが分かりましたが、それにしても重いしグイグイ引っ張られる感じが強く“巨サイズ”の予感、力糸に入っても一向に浮いて来ず、最後は真下からユラユラ・・・慎重にタモ入れをして現れたのは、「ここは室蘭か?」と思わせる魚体、早速メジャーをあてると46cmのマコちゃん自己記録更新でした!

 思い起こせば5年前の秋、往年の爆釣漁港で43cm釣って以来、長らく待ち続けた記録更新でした、長かった~!!

 Dsc02394 3枚ピンポイントで上がり、「来週の大会に温存しよう」とのセコイ考えに移動準備に入ります、途中でラパンさんが偵察に来られて、話しながら片づけをしていると、Ⅱ号に良型のナマコ、調子が良い時には色々なモノが上がります。

 偵察しながら釣り場を巡回すると、やはり今日は程々釣れているようですね、次の釣り座を決め、また5本体制で満潮前後のゴールデンタイムに備えます。

 wataさんが遅いご出勤で来られ、u-chanさんはKTR帰りで偵察、久々にOPA!さんともお話をしながら時合いが過ぎていきます。

Dsc02397 何時もならばこれで終了となりますが、納竿前の15時過ぎ、本日のアタリ竿kengakunin3号に小さな糸フケ、36cmをタモ入れ無しでブリ上げました、調子の良い時はこんなもんでしょうね。

2日間の違いは何かを考えましたが、表面海水温が14日は15.5℃と高め、前日の暖かい雨の影響でしょうか、15日は12.5℃とこの時期の標準的な水温、この差だったのかもしれません(あくまで私的推測)

昨年もそうでしたが、拙者杯前週には何か良いことが起こります、来週もこの勢いで頑張るぞ~!!

<釣行データ>

 場所:佐賀県唐津港湾部 日時:200921415日(土~日) 中潮:満12時半頃 天気:14日曇り、15日晴れ 風:無→西→北(中)

 釣果:(1日目)完全Bz、(2日目)マコガレイ39274636cm ナマコ28cm

<タックル>

 竿:シマノSP405CXSP425CX-T() リール:ダイワトーナメントベイシアQDⅡ、PS4000QD 計5SET、 道糸:フロロ2号 錘:弾丸27号 仕掛け:固定天秤段差仕掛け1本仕掛け ハリス:拙者ハリス カムフラージュブラウン4号、黒ハリス4号、針:丸セイゴ14号 エサ:岩虫、青虫(生、塩)

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2009年2月12日 (木)

マコちゃんシーズンはピーク直前!

 先週末、お天気のいい状況でしたが出撃出来ず、欲求が溜まりましたが、夜勤シフトの今週、祝日前日からの足掛け2日間釣行を決行しました。

1日目(2/10)★

 定時で会社からダッシュで部屋へ戻り、タックルを積み込み、いざ唐津へ!途中ホクト釣具でエサを仕入れた際、「良い話ある?」の問いかけに「全然」との答え、「それじゃ、良い話を作ってきましょう!」と言い放ち、目指すポイントへ・・・

 平日なのでガラ空きかと思ったら、ナント目指す場所には先客が・・・年金釣り師の皆様には平日は関係ないのですね~、しょうがないので少し離れたポイントに入りタックルの準備です、いつもは3本出しが基本の私ですが、エサ取りの少ないこの時期、予備竿も出動して5本出しです、エサをタップリと付け全部投げ終わったのが14時過ぎでした。

 Dsc02383_2 10分位おきに少しサビキを入れつつ待つこと1時間、一番左の振出kengakuninⅡ号に小さな糸フケ、待ってましたとばかりアワセ、リーリング、途中抵抗感があまり無く30m手前で浮き上がり、リリースサイズかと思いきや、計測してみると32cm、キープじゃないですか、引きが弱いのもその筈で、産卵後の魚体はペラペラの身薄でした。

干潮の16時を挟んでnext oneを期待しつつサビキを続けると、サビキ終わったkengakunin1号を三脚に載せた直後にダラ~ンと糸フケ、まさかと思いつつも回収してみると、途中で結構な刺さり具合で33cm身厚のマコちゃんでした。

3時間チョットの竿出しで2GET!明日は大漁するぞと意気込み、定宿しらさぎ荘に向かいました。

2日目(2/11)★

 Dsc02385調査も兼ねているので、前日に入った場所ではなく、少し離れたポイントに日の出から入釣、本日も5本出しで大漁釣果を狙います、エサ取りが少ないと思っていたこの場所でしたが、結構エサが取られます、ハリスにキズが無いのでたぶんキスかカワハギと思われます。  周りに何人か投げ釣り師が居りましたが上がった気配なし、こうなるとヤッパリ昨日の場所が気になり、竿出し2時間半で移動しましたが、その場所は満員御礼、入る隙間もありませんでした。

 仕方なく、遠投でその場所を狙えるポイントに釣り座を決め再び実釣を再開しました、満潮の11時を挟んで前後2時間、気合を入れますがエサ取りのアタリも無し、微かなアタリで上がってきたのは今年の初キス23cmでした、満潮時間も過ぎ「本日Bz・・」の懸念が頭を過ぎります。

 正午過ぎ、祈りが通じたのか2号に竿先が抑えられる「前アタリ」の後に糸フケ、思わず「ありがとう!」と叫んでタバコを一服、期待をこめてアワセを入れますが、ナント軽い・・・上がってきたのはエサがそのまま付いた仕掛けのみ、100%カレイを確信していただけにショックは大きかった・・・

 Dsc02386 天気予報に反して雨が降り出し、軒下で椅子に腰掛け思いを巡らせます、アワセるのが早かったか、イヤそんなことは無い、たぶん小型のカレイがエサの尻尾を咥えただけで外れたのだ、と自分に言い聞かせていたら、塩虫遠投1本仕掛けのⅠ号に大きな糸フケ、雨が大粒になった事もあり放置プレイ約15分、小降りになった頃合いを見計らって、アワセ、リーリング、今度は確実に重い!グイグイと下に潜られる感触を味わいながら慎重に引き寄せます(遠投で掛かるとこの時間が長くてユックリ楽しめます)、 岸壁真下まで浮いて来ず一人タモ入れをして上がってきたのは、34cmマコちゃん、40cm近いイメージをしていたので少しガッカリでしたが、産卵後の荒食いも進んでいたのか体高のある身厚の魚体でした。

 Dsc02387 13時半過ぎ、残りのエサを全部付け打ち返していると、福島帰りの愛宕浜漁協さんと國さんが偵察に来てくれました、談笑しながらもカレイ釣りをあまりされないお二人に、良い所を見せようとしましたが上がってくるのはハゼのみ、まぁカレイ釣りはこんなモンです。 北からの風も強くなり、夜勤もあるので15時過ぎに撤収となりました。

 2月に入り産卵後の個体しか居なくなりましたが、体力が回復して身厚のマコちゃんも増えてきました、唐津方面はこれからがピークと思われます!!

<釣行データ>

場所:佐賀県唐津港湾部 日時:200921011日(火~水) 大潮:満11時頃 天気:10日曇り、11日晴れ一時雨 風:西→南→北(中)

釣果:(1日目)マコガレイ3233cm、(2日目)シロギス23cm、マコガレイ34cm

<タックル>

竿:シマノSP405CXSP425CX-T() リール:ダイワトーナメントベイシアQDⅡ、PS4000QD 計5SET、 道糸:フロロ2号 錘:弾丸27号 仕掛け:固定天秤段差仕掛け1本仕掛け ハリス:拙者ハリス カムフラージュブラウン4号、黒ハリス4号、針:丸セイゴ14号 エサ:岩虫、青虫(生、塩)

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