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2008年9月

2008年9月23日 (火)

もこみち狂想曲

先週末の日記を見ると、もこみち方面のシロギスが未だに好釣のようで、久々の「束」釣り目指して出撃してきました。

前日の天気予報によると、午前中曇りで昼から雨とのこと、日の出から釣れば問題ないと考え4時半に家を出ました、途中の都市高速でフロントガラスに水滴が付き始め、途中のコンビニでは結構な雨、携帯で天気予報を確認すると「早朝から所により一時雨、昼から晴れるでしょう・・・」ということでガッカリ、此処まで来て出直す訳には行かないので、とりあえず何時もの釣具屋でデコを購入していたらスーさん1号さんにバッタリ、情報によると、もこみちの駐車場が既に満車近いとの事、外は未だ暗いのに一体如何した事でしょうか。

Dsc01862 何とか空いているスペースに車を止め、いつもの竿&クーラーに小型の予備クーラーを持参、小雨が降っているためビニール傘を差して東方面に向かいます、ポイント近くには既に数多くの釣り師が入釣されており、人気の高さが伺えます、たぶん半分以上の方々はこのHPをご覧になって来ているのではないでしょうか。

普段より軽めの25号タングステン天秤に、7号針7本仕掛けにデコを刺し4色へ第1投、2色まで何にもアタリが無かったのですが、1色に入ると賑やかなアタリが出て、力糸範囲まで続き中型の6連、マズマズのスタートです、前回釣行時は殆ど力糸範囲でしたが、15m位沖まで散らばったようです。

Dsc01864 暫くしてXTさんが来られて、「お隣いいですか~?」「どうぞどうぞ」ということで二人並んで連掛けお楽しみタイム、ピンサイズは殆ど来ず1320cmが中心で20cm超もしばしば、50匹を越えたところで10本針に変更し効率UP、開始約2時間半でjust100匹となりました、同じところに繰り返し投げてもまた掛かって来るシロギス、海の中は一体どうなっているのか不思議なくらいです。

天候が完全に回復し青空が見え始めた9時前、自分より200m先に國さんが居るのが見えていたので偵察訪問しました、國さんのところも同じような状況で、小型はリリースして良型のみkeepされて居られる模様、クーラーの中には見事なサイズばかりギッシリ詰まっていました。

Dsc01867 自分のクーラーは未だ少しだけ余裕があったので、元の場所へ戻り実釣再開、ペースが落ちることも無くシロギスが上がってきて、アッと言う間にクーラーがギュウギュウ満タン、納竿と相成りました。

この調子でいくと、今シーズンのもこみちは3年前の爆釣以上かもしれません、暫くは楽しめそうで嬉しい限りですね!

<釣行データ>

場所:福岡県海の中道 日時:2008923日(火)6:1510:15 小潮:干10時半過ぎ 天気:小雨のち晴れ 風:ほぼ無風 

釣果:シロギス23cm以下141

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2008年9月21日 (日)

コロダイ初挑戦!

先週の連休でシロギスは大量に釣ったので、今週末は一発大物狙い、コロダイ初挑戦で長崎まで遠征してきました。

 この手の釣りは情報が一番重要、長崎在住のコロダイ全日本サーフ記録保持者T中さんに連絡を取り、最近好釣果が出ている長崎市某所に場所を決定、長崎市内のタニザキ漁具に岩虫の予約を入れて出発しました。

 Dsc01857_4 16時過ぎ、タニザキ漁具でT中さんからポイントの詳細レクチャーを受け現地に向かいます、まだ日が高かったのですが、すでに夜釣りのタチウオ狙いの方がベストポイントを抑えており、その横に入釣、のんびりとタックルを準備し日が沈むのを待ちました。

 18時半実釣スタート、第一投目で小型のエソが釣れ、程なくしてドラックが鳴りましたが、正体は良型のシロギス、その後チャリコ(小型のマダイ)やウミケムシまで上がってきます、エサ取りが多いとは聞いていましたが、手返しが頻繁で忙しく時間が過ぎていきます。

 Dsc01858_3 日が変わっても本命が来ないので場所を少し移動し再び集中していると、T中さんが偵察に来てくれました、ダベリングに花が咲いているところで、3本出していた真ん中の竿に抑え込み&ドラッグジー!!・・・T中さんから「ハイ!コロダイです!」の一言! 慎重に巻き上げ、タモ入れまでしてもらって上がってきたのは、やや小ぶり50.5cmのコロダイ、自分としては十分満足のサイズです!

 早朝から青物を狙いに行かれるT中さんが帰られた後、追加の良型を狙っていると、「如何ですか~」と声を掛けて来られたのは、ナントDONさん! 横が空いていたので二人並んで気合を入れてコロを狙います。

Dsc01859_2 その後も上がって来るのは外道のみ、夜明け前に遠くで雷が鳴り始め、ポツポツ雨も降ってきたので、粘られているDONさんよりも一足先に納竿しました。

 初挑戦のコロダイ釣りで運良く結果を残せましたが、すべてはT中さんのレクチャーのお陰、感謝感激の遠征夜釣行でございました。

<釣行データ>

場所:長崎県長崎市某所 日時:200892021日(土~日)18:305:45 中~小潮:満潮0時頃 天気:晴れのち曇りのち雨 風:無→南

釣果:コロダイ50.5cm×1匹、他外道多数

Dsc01860_3

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2008年9月13日 (土)

ポイントは0色!?

3週間ぶりの九州での釣り、入釣場所に迷いましたが好釣が続いている奈多付近に決め5時半に家を出ました。

Dsc01806 いつもの釣具店でエサを仕込んでいると、偶然u-chanさんに遭遇、奈多に行かれるとの事で、自分は少し手前の三苫海岸に入りました、藪に覆われている急な階段を下りると、結構な投げ釣り師で賑わっておりました、そそくさとタックルを準備し6色から引いて見ますがゴミが引っかかり素針、場所移動をして2投するも素針の回収で、即場所移動です。

奈多近辺を車でウロウロしていると、u-chanさんから無線、奈多西方面は波打ち際にピン少々との事、そうなるとこの辺りでは中道に移動するしかありません、すぐに志賀島方面へハンドルを切りました。

Dsc01807_2 外海側は波がほとんど無く、タックルを担いで20分ほど移動、数年前の爆釣場所で実釣再開しです、6色から引いてきますがアタリが出るのは1色以内、大きく斜めに投げて引いてみると2色でひったくられる様なアタリ、慎重に回収すると2724cm3連!久々の巨キスの登場に興奮してきました!!

同じところに投げ返すと2色でアタリが出るも乗らずでしたが、波打ち際までゆっくりとサビくと力糸が見えてから激しいアタリ!中~小型のシロギスが針数付いて来るではありませんか!

それからは3色投げて2色を慎重にサビキ、アタリがなかったら力糸範囲まで持ってきてスピードダウン、錘が見えてからでも激しくアタリます、超近距離での釣りは面白みは半減ですが、激しいアタリで針数付くと何故か嬉しくなってきます(^^

Dsc01814 u-chanさん、スーさん1号さんと3人並んで力糸爆釣モードでしたが、小さめのクーラーが早くも満タンになり、お先に納竿させてもらいました。

投げて釣るという釣りではなかったですが、結果オーライ、本日は十分楽しめた釣行でした。

<釣行データ>

場所:福岡県三苫海岸、海ノ中道 日時:2008913日(土)6:4510:45大潮:満8時頃 天気:曇り 風:北東弱 表面海水温:27℃(10:00) 釣果:シロギス27cm以下42Dsc01816

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2008年9月 5日 (金)

北限のシロギス釣り

北海道にはシロギスは居ない」というのが、以前の定説でしたが、最近は「夏の一時期には釣れる」という情報が飛び交い、真偽を確かめるべく道南、津軽海峡方面を調査してまいりました。

Photo 札幌から南下すること320km4時間半掛けて到着したポイントは知内町中の川漁港右岸の砂浜、左手奥に函館山、正面右に下北半島と、まさに津軽海峡のど真ん中を思わせる最高のロケーションですが、重く垂れ込めた雲は問題ないとして、海岸に向かって真正面からのキツイ強風、辛い調査になりそうです。

タックルは北海道での遠投カレイ用のSPSF405CXLR仕様)+Z45CPE0.6に仕掛けは市販の無限仕掛け6号、エサは福岡から持ってきた塩デコとサンドワームです。

6本針に塩デコを付けての第1投、5色からサビキ開始です、途中でアタリが何度か出ますが、そのまま2色までサビいて回収すると、小さなフグ×3、残る3本もハリスから切られていました。

とりあえず何も考えず3投しましたが、すべてフグだらけ、強風の為アタリがハッキリとは分かりませんでしたが32色でフグのアタリが多かった様なので、4色で回収したり、5色に置き竿したり、エサをサンドワームに変えてみたりと色々試みましたが、結果はすべて同じ・・・このままではお昼前に持ってきた50本無限仕掛けが底をつきそうです。

Photo_2 試行錯誤を繰り返し2時間が経過、次の1投でダメだったら一時撤収しよう決意し、ボロボロの2本針仕掛けを5色から引いていると今までと少し違うアタリ、荒れている波打ち際から現れた仕掛けには小型のフグと、一番下にシロギス!14cmの小型でしたが、頬擦りしたくなる位の嬉しさでした!!

その後、またフグの猛攻が続きウンザリしているところで、地元の釣り師が声を掛けてくれて、しばしの情報交換タイム、写真も撮ってもらいました。

Photo_5   少しずつ場所を移動して打ち返していましたが、お昼前の11時半頃、4色をサビいていた時にハッキリと分かるシロギスのアタリ、実釣開始4時間でようやく2匹目です、同じポイントに打ち返してみると、今度はナント小型フグ交じりの2連キス!!「ツ抜けするぞォ~」と気合を入れたのもつかの間、またまたフグしか釣れて来ません。

遠征の為、帰りの時間が気になり始めた14時過ぎに1匹追加し納竿となりました。

4_3 釣り場の近くに小さな釣具屋があったので帰り道に話を聞いてみると、この場所は昨年位からキスが釣れ始めた様子で「10年前はキスなんて居なかった」とのことです、地球規模の海水温の上昇が原因かもしれませんね。

釣れなかったら「調査」という事にしてレポートを書こうと思っていましたが、小型ながら5匹の釣果を得て、とりあえず「釣り」ということにホッとしています。

<釣行データ>

日時:2008957:3014:30 場所:北海道知内町中の川漁港右岸海岸 

釣果:シロギス1513cm5

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2008年9月 4日 (木)

08年知床カラフトマス釣行

毎年9月の初旬は遅い夏休みを取り札幌に帰省いたします、この時期の帰省の目的はヤッパリ?釣りなんですね(^^) 北海道の東端、世界遺産の知床でルアーのカラフトマス狙い、23日の単独釣行です。

1日目(9/1)★

Photo 早朝に札幌の家を出て一気に400kmチョット走り、一昨年から嵌っている知床中部の遠音別(オンネベツ)川河口駐車場に正午justに到着しました、先ずはPから上流100mにある堰堤で遡上状況のcheckです、昨年は川底が見えないくらいカラフトマスが遡上していましたが、今年は1匹探すのも容易ではない程数が少なく、昂ぶって来た気持ちが萎んでしまいました。

とりあえずウェーダーを履きタックルを持って河口を目指します、この川はサケ・マス釣りの規制があり51日~831日まで河口の左右500mは釣りが出来ません、という事は河口での釣りは今日が解禁日、10名近くの釣り師がルアーやフライで狙っておりました、早速自分もルアーロッドを継ぎタックルの準備をします、最初の仕掛けは昨年ヒット率が高かったフロート+タコベイト+紅イカです。

Photo_2 実は河口付近のサケ・マスはエサをほとんど捕食しないと言われています、では何故釣りが成立するのか?自分が信じている一説をご紹介しますと・・・何か興味があるものを目の前に持ってくると、人間ならば「これ何だろう?」などと思って手に取って見ますよね、魚の場合、「手」は当然ありませんから「口」に咥えてみて確認している・・・説得力ありませんか?

釣り方はpointの少し遠めに仕掛けを投入、超スローリトリーブでお魚さんの目の前をユラユラと誘ってあげる方法です、昨年なんかは海面をよく目を凝らしてみていると、マスの背ビレが集団で目の前に現れて、入れ掛りした時もありましたが、今年は殆んど群れが見当たらず、周りの釣り師も気合が入っておりません、たまにヒットする人がいると一気に全員が集中しますが、後が続かずマッタリタイム、やはり今年は厳しいようです。

日が傾きかけてきて、小雨に加えて北からの向かい風が吹き荒れ始め、仕掛けが思うように飛んでくれません、夕マズメの絶好のチャンスの目前でしたが撤収を決意しました、初日は思ってもみないBzでのスタートとなりました。

2日目(9/2)★

4時半過ぎ、少し寝坊して遠音別川P到着すると既に満車、少し離れた山側に駐車し、河口に向かいます、昨年などは朝マズメ時には45人しか居なかったのですが、今日は20人近い釣り師で賑わっています、後で聞いた話ですが、ウトロ市街地の東にある人気釣り場の幌別川河口がヒグマの出没騒ぎで釣り禁止になったとのことでした。

Photo_3 全体の釣果状況は小さな群れがウロウロしているらしく、ポツリポツリですが上がっています、自分の朝一の仕掛けはアピール度を高める為、フロート+ルアー(オレンジ、アワビ貼り10g+タコベイト+紅イカに決め河口脇に入れてもらいました。

霧雨ながら無風のコンディションで朝マズメを集中していると、波打ち際から15m程まで引いてきたフロートに微かなアタリ、大きくアワセを入れてフッキング、竿が一気に曲がりグイグイと引っ張られます、待ちに待った初ヒットをバラさないように慎重にドラックを調整して浜に引きずり上げました、背中が少し盛り上がったオスでした!

2 1匹釣ると気持ちが楽になり、余裕を持って周りの状況を判断しながら釣りが出来ます、6時半過ぎに小さな群れが漂っていた25mラインに仕掛けを持っていき2匹目のオスをゲット、Bzで朝マズメを終了する釣り師も多い中、8時過ぎに朝釣行終了しました。

温泉地であるウトロは日帰り風呂もイッパイ在り、朝風呂浴びて缶ビールで一人祝杯、車中で仮眠した後に港の傍の市場へ出かけました、店のオッチャンによると知床方面のマス網には例年の2割程度しか魚が入っておらず近年まれに見る不漁とのこと、地球温暖化と関係あるかもしれませんね。

Photo_4 ラーメンの昼食を取り釣り場に移動、天候が回復し少し暑いくらいの13時頃から実釣再開です、海面を注視しますが群れの気配は皆無で、とりあえずあちらこちらを探ってみますがダメ、沖目の深場狙いに決め、川の流れに仕掛けを乗せて狙います。

何度か流したところでフロート沈んで浮き上がってこないので、空アワセを入れると何とヒット!釣り師も少ないし沖目で掛かったので、ドラッグを少し緩めジックリと駆け引きを楽しみ、またまたオスが現れました。(デジカメをお隣さんに渡す余裕もありました) そのまま夕マズメまで狙いましたが追加は出来ず終了です。

3日目(9/3)★

1 4時過ぎに現地到着、昨日とは違い釣り師も自分も含め6人、魚っ気の無い海に向かって薄暗い時間から責め続けます、誰にもヒットの無いまま時間が過ぎていきますが、5時前に待望のアタリ、メスが1匹欲しかったのですが、登場したのは釣り味が楽しいオスでした。

昨年は16匹の大量釣果、今年は4匹のみと数で言えば不満足でしたが、なぜか十分満足して帰路に着きました、今年の知床の海は魚影こそ薄かったですが、その大自然の中で日常を忘れて釣りに没頭する、最高の時間を過ごす事ができたからだと思います。

<釣行データ>

日時:2008913日 場所:北海道斜里町遠音別川河口 タックル:シマノCARDIFF83ML、リョービZAUBER VS2000Zi 表面海水温2123

釣果:カラフトマス4匹(すべて♂)

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