投げ釣り 8月5・6日遠征地獄の蒲苅群島釣行
ここ数年、年中行事の広島在住のN氏との遠征です。
当初は倉橋島鹿島の浜より浜投げで真鯛釣り計画しておりましたが、潮位やそ
の他の関係で2転3転し最終的に蒲刈群島の岡村島に落ち着きました。
蒲刈群島は呉市より下蒲刈島、上蒲刈島、豊島、大崎下島と7回の橋を渡り、岡
村島に着くのですが、最後の岡村島は愛媛県になります。
関西の方には余りなじみのない島ですが、私はこれでN氏と3度目。
余り良い思い出は無く、ポイントを聞いた時は、正直よりによってと・・・・
しかし今回は、「釣り画報」の取材を兼ねておりますので、ポイントの選択に
は、N氏以外も関わっており、いつももより期待のできる釣行となります。
まぁ夜釣りは釣果が出なくとも、翌朝のサーフのキス釣りはそれなりに、記事の
ネタには事欠かないだろうと安心しておりました。
金曜日の午後3時から広島市内で2時間程度の仕事がありましたので、中途半
端な時間に出発し、高速道路の渋滞に掛かるより、釣りに備えて高速のサービ
スエリアで、仮眠をとるため、早朝4時に出発。スムーズに西へ向かいました。
途中予定通り、仮眠・仕事を終え午後6時広島市より1時間半位東に位置する岡
村島へ向かいます。
途中お魚ちゃんのエサと我々のエサを購入した事もありまして、釣場に到着した
のは午後8時半、最初の釣り座は岡村島「正月鼻」
すでに「釣り画報」の記者村上さんは、到着し場所をキープしていただいておりました。
陽が落ちた中、夜釣りの準備に掛かります。
私は何時も通り置き竿で、N氏は遠投うきで大物を狙います。
鼻先端の空き地からの釣りになり、車横付の大荷物を持っての移動もなしの楽
ちん釣りです。
先端の両横は砂利浜で、早朝引き釣りでキスも狙いそうです。
タックル
竿&リール
トーナメントサーフT27-405+サーフベーシア2セット
トーナメントサーフTⅡ27-405+サーフ真鯛1セット
キャスティズム振り出し27-385+キャスティズム1セット
シマノプロサーフ+パワーエアロ1セット
仕掛け
真鯛用1本針仕掛け
モトス:6~8号(ササメ投魂ライン)
ハリス:4~5号(拙者ケイムラハリス)
針:ササメサーフ真鯛(M~L)がまかつコウジマダイ14~16号
大キス用2本針仕掛け
モトス:4号(フロロカーボン)
ハリス:2号(拙者ケイムラハリス)
針:ササメ大キス(M)
真鯛用にはユ虫、大キス用にはチロリ、マムシ(本虫)
午後9時を回ったところで釣りを開始します。
潮回り中潮
干潮17:11→5:36
満潮23:32→11:36
潮位の変化は宮津湾では考えれない270cm、
瀬戸内海での釣りを実感。加えて島間が狭い鼻先での釣りですので、N氏の浮
きは右へと大きく流れていきます。
虫エサにはエサ取りがいるのか、頻繁にエサの交換が必要。
コウジは大丈夫の様子
暫く置き竿には何の反応もなく、退屈なので引き釣りで大型キスを狙おうと、
引き釣りの準備、東側の浜は水深があり、海底は少し荒いのですが、何とか引
き釣りは可能、西側の浜は砂利浜まで行けば大丈夫なのでしょうが、鼻付近か
らでは根掛がひどくて釣りになりません。
30分ほど探りましたが、キスのアタリは無く、海底が荒くやはり引き釣りは無理
かと、道具を片付けようと仕掛けを回収しようとしたところに、西側に投げ込んだ
キス用の竿にアタリが、少し離れていた私は大急ぎで、釣り竿に駆け寄ると、
N氏も村上さんもアタリに気が付き竿へ寄ってきます。
ググッ、ググッと竿先が沈み込み、さらにグィーンと曲がり込んだところで合わせ
を入れるとしっかりとした重量感
「乗ったぁー!!」仕掛けを回収している時も、グイグイ引き込みます。
真鯛や!!
N氏はタモを村上さんはカメラを構えております。
両者に挟まれて
バ・ラ・シたら・・・
しかも当たった竿にはキス用の枝ス2号の2本針
遠投した竿なので、回収まで遠い・・・
とネガティブな思考が頭によぎった瞬間・・・・
急にお魚ちゃんの抵抗がなくなり、針はずれ、枝スは大丈夫だったのですが、
キス針の狭いふところでは、掛かりが悪かったみたいです。
一同沈黙・・・
「悪いのは私です」
しかし選りによって、キス用の仕掛けに掛からんでも・・・・・(;д;)
その後N氏は遠投うきを止め明日のためにと車で就寝
暫くデッキチェアーに座っていた村上さんも、勝負は夜明けだと思ったのか車に
戻り、
釣り座には私一人
村上さんは別にして、
釣行終了後350kmを車で大阪に戻らなくてはならず、さらに一回り以上も年上
で、しかも心臓に持病を抱えた私を残して、
堂々と車でいびきをかいて寝るN氏・・・・「どないやねん!」
とその時、今度は東側の真鯛用仕掛けを付けたトーナメントサーフにアタリが、
竿に近寄るといきなり竿尻が浮き大きく竿がしなります。
今度は強めに合わせを入れ、巻き取ると前回よりもさらに重い抵抗感
これはでかいぞ!
釣り座の下は捨て石が入っており、タモなしでは回収不能
タモを探しますが、遠い・・・
「おーーーーい!!!」
「起きろ!!」
と叫びますが、返事は無し、
さらに巻き取りますが、重量感はあるのですが、なんか真鯛と違うような・・
それでも魚は魚だと、汗をかきながらリーリング、
そのうち魚が海面から姿を現しました。
んんっ?
ヒラメ?
いやエイや・・・(;ω;)
良かった皆さんの睡眠を妨げないで・・・・(^-^;
海面よりぶっこ抜く、さすがダイワの振り出し竿のフラグシップだけあって、いとも
簡単に上がってきました。
完全に針を飲み込んでおり、外そうとすると猛烈に暴れ、尻尾の針が怖いので、
なるべく根元からハリスを切り海にお帰り頂きました。
数分後今後はシマノプロサーフに竿尻が上がる大きな当たりが、合わせを入れ
ると先ほどと同様にグイグイと抵抗を見せます。
「おーーーーい!」
「起きてくれ!」返事は無し、
しかし今度はタモはすぐそばにあるので、取り込みは何とかなりそう・・・・
巻き取りの最中に時々強い抵抗を見せてくれます。
「絶対真鯛じゃぁ!!!」これで良い記事を書いていただける。
んっ!でも誰が写真撮るの?
パワーエアロでゴリゴリ巻き取るとり、近くに寄せると海面でバシャバシャ暴れて
おります。
スズキ?・・・・・
ライトで照らすと・・・んっサメでした。(;ω;)
再度良かった皆さんの睡眠を妨げないで・・・・(^-^;
これもぶっこ抜き仕掛けを外し海へお帰り願うと、時間はすでに1時半を回ってお
ります。
5分後またまた今度はキャスティズムにアタリが、「今度はなんだよ!」
・・・・・・エイでした。
さらに30分後再度キャスティズムの竿先が反応、今度は重量感無し、釣りあげ
てみると、メイチダイ?
よく判らないので、リリース。
その後アタリは止まり、夜が明けかけた4時半位に、エサの交換で上げた竿が、
少し重い巻き上げるとコツコツと生体反応、「おっなんかついとる」
少し大きめの25cmカサゴ
本日初めてのクーラーイン・・・
さらにもう一本の竿に小ぶりの15cmカサゴ
これはリリース
午前4時半ようやくN氏が御起床・・・
置き竿は任せて、西側の砂利浜にキスの様子を見に行くことに・・・・
しかしこれから、猛暑の中地獄の釣りが始まります。
翌日の様子は次回に・・・・果たして今回の釣行記事になるのか、ならないのか
は早朝からのキス釣りにかかって「おります。
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コメント
瀬戸ダイでっせ!
投稿: きまま | 2016年8月 8日 (月) 13時06分
瀬戸ダイだったんですね。
ありがとうございます。
投稿: 釣りバカ | 2016年8月 9日 (火) 10時11分